アルクの新刊情報(2024年8月版)をお届けします。今回は大学受験対策の強い味方となる2冊。大学入試に頻出の言い回しを“極限まで”覚えられるフレーズ本と、英文をスラスラ読むための英文法対策本です。
目次
『大学入試 飛躍のフレーズ IDIOMATIC 300』
あの『PINNACLE』の著者が贈る入試対策第2弾
『大学入試 無敵の難単語PINNACLE 420』の続編となる本書。
IDIOMATICとは、一言で言えば「母語話者にとって自然だと感じられる」という意味です。本書は、まさにそのIDIOMATICな言い回しを徹底的に学習するための本です。
私たちが見聞きする英文の多くは、「よくある言い回し」でできています。それは大学入試問題でも同じです。本書は、そうした言い回しのうち、英文を速く正確に理解する上で重要なもの、入試でよく問われるもの、書けるようにしておきたいものを中心に集め、関連表現なども含めた膨大なフレーズを効率良く覚えていけるようになっています。
頭を使って「考えればなんとか分かる」状態から、見ただけで「感じとれる」レベルを目指しましょう。
本書の特長
(1)300問の問題集付き
空所補充問題200問、並び替え問題100問、計300問の別冊問題集付き。まず問題集に取り組み、その後本冊の解説をしっかり読みましょう。
(2)書き下ろしの英文と詳しい解説!
英文はすべて本書のために書き下ろされたもので、1つの問題文に数多くの頻出フレーズが含まれるようになっています。そして、それぞれについて意味やニュアンスを解説するだけでなく、用法のバリエーションや関連表現も数多く紹介しています。
(3)上級者向けのコラム
複雑な構文、辞書や参考書であまり取り上げられない表現については、実際の入試などの英文を例により詳しく解説しています。
難単語を究極まで覚える第1弾はこちら
『1カ月で攻略! 大学入試読むための英文法【標準編】』
スラスラ英文が読める「型」を短期間でインストール!
近年の大学入試では英語長文の読解力が問われる問題が増えてきました。長文といえども、1文をきちんと読めなかったら全体を理解することはできません。
そこで、本書では、文型やまとまって意味をなす英語のカタマリを「型」ととらえ、さまざまな構文を「動詞の型」「句・節の型」「特殊な型」の3つに整理し直して解説しています。
共通の型を持つグループごとにまとめて学ぶことで、さまざまな英文への応用力を効率よく身に付けることができます。共通テスト英語レベルの長文を読みこなすための英文法を1カ月でマスターできるように構成してあります。
例文は、ポイント理解をチェックする英文で、覚えるべき熟語表現などが盛り込まれています。解説は、カタマリごとに色分けしたり、矢印を用いたりして、英文の「型」を視覚的にとらえやすくしています。
英語は理解して終わり、ではありません。「型」を理解したら、最後は「練習問題」と「チャレンジ問題」に挑戦。自分の頭に確実にインストールするための、音読をもとにした「型トレ」を用意しました。
さらに別冊付録に本冊の基本英文と文法項目に関連する暗記事項をまとめました。別冊付録と本冊を行き来しながら、英文解釈のための英文法をしっかり身に付けてください!
SERIES連載
思わず笑っちゃうような英会話フレーズを、気取らず、ぬるく楽しくお届けする連載。講師は藤代あゆみさん。国際唎酒師として日本酒の魅力を広めたり、日本の漫画の海外への翻訳出版に携わったり。シンガポールでの勤務経験もある国際派の藤代さんと学びましょう!
現役の高校英語教師で、書籍『子どもに聞かれて困らない 英文法のキソ』の著者、大竹保幹さんが、「英文法が苦手!」という方を、英語が楽しくてしょうがなくなるパラダイスに案内します。
英語学習を1000時間も続けるのは大変!でも工夫をすれば無理だと思っていたことも楽しみに変わります。そのための秘訣を、「1000時間ヒアリングマラソン」の主任コーチ、松岡昇さんに教えていただきます。