
写真を描写したりそこから連想できたりする、ちょっと笑えて考えさせられる英文でフレーズを学びましょう。同時通訳者の横山カズ先生が解説します。英文を音読するだけでも、スピーキング力が上がりますよ!今回は、「お酒を飲む人」の写真です。
なんだか今日は酔いやすいかも?

トップ画像の女性もこちらの男性も、お酒に酔っているようですね。
It goes right up to my head.
お酒がよく回るなあ。
仕事で長い1日や1週間を過ごした後は、疲れやリラックスした気持ちと相まって、お酒がよく回るものです。
こんなちょっとした日常にも英語の発想をつかみ取る手掛かりが隠されています。
「お酒が“よく回る”」の「回る」と言えば、 go around 、 circulate 、 blood circulation といった言葉が思い浮かびがちですが、今回はもっと カジュアルにさらっと言える表現 を身に付けましょう。
それは、It goes right up to my head .で、日本語ではお酒により血が巡り、「回る」と言います。でも英語では神経を通って真っすぐダイレクトに頭に届くイメージです。 ここでは、 right(一気に、完全に) を追加して意味を強調しています。
また、「お酒」もわざわざdrinkやalcoholなどと言わずに、itで済ますのが気軽にさらっとしゃべれるコツです。
この表現を乾杯した1分後くらいに使うと、ネイティブスピーカーが相手でもリアリティーに満ちた会話を演出できると思います!
ほかの場面でも使ってみよう
キーフレーズ
- it:それ(日本語で無主語になる文)
- go:行く、進行する、 言われる、行われる
It's going smoothly.
万事うまくいってるな。つつがない。
It shouldn't (can't) go on like this forever!
このままでいいはずがない!
I saw a quote somewhere which goes something like this: The virus is not going anywhere; we are just becoming complacent about it*.
こんなことを言ってる人がいたんだ:ウイルスは消えたなんてことはまったくなくて、私たちが慣れていくだけだってね。
●画像素材:from Canva
●更新:2024年2月20日
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