日常生活でよく使う基本的な英語が すぐに 出てこない――。そんなじれったい思いをしたことがある方におすすめ。『する英語 感じる英語』(ジャパンタイムズ)を紹介します。
- 作者: 光藤京子、tama
- 出版社: ジャパンタイムズ
- 発売日: 2019/07/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
日常の英語は、言いたくても言えないことがたくさん
学校で英語をしっかり学んでも、TOEIC対策を万全に立てても、少しも磨かれないカテゴリーの英語があります。それは「日常の英語」です。
「身支度を整える」「目玉焼きを焼く」「バターとジャムを塗る」。普段、毎日のようにやっていることなのに、いざ英語にしようとすると、スキッと英語が出てこないことばかり。
その理由はカンタンで、学校英語にもTOEIC英語にも、普段の生活を表現する場面がほとんどないからです。
でも、新たな英語表現を仕込むとしても、英語の勉強はやっぱり嫌――。そんな気持ちも分かります。楽しくなければやりたくない。
そんな方におすすめなのが『する英語 感じる英語』です。
What you do と What you feel を時系列で紹介
本書は、日常生活、イベントや年中行事、ビジネスなどの場面で使える「する英語」(What you do)と「感じる英語」(What you feel)の表現を1080収録。
特に日常生活は「朝の支度」から「明日の準備」まで、時系列に現代人がやりそうなことを英語フレーズで紹介していて、ああなるほど、そういえばよかったのか!とスッキリできる表現がたくさんあります。
Unit 1 朝の支度、What you do(する英語)のページ
Unit 1 朝の支度、What you feel(感じる英語)のページ
オノマトペを英語で表現するのも楽しい
「目覚ましがジリジリ鳴ってうるさい」や「髪を洗う水がジーンと冷たい」など、擬音語や擬態語(オノマトペ)を多く紹介しているのも、本書の特長の一つです。「ジリジリ」「ジーン」といったオノマトペを含む日本文を読み、それを英語でなんと言うのか考え、最後に英語の例文に目を通して確認する、といった使い方も楽しそうです。
ネコのイラストも和めます
実は本書には、かわいくて和めるネコのイラストが満載。その数540もあるそうです。イラストレーターは『キツネまわりみち』(ブックマン社)などのイラストブック、グッズや LINE スタンプなどを通じて人気の tama さん。英語表現に触れながら、 同時に ネコに癒やされてしまいましょう。
ところで最後になりましたが、記事のタイトルにある「頭がパンクしそう」は I’ll go crazy.。「 Unit 1 朝の支度」の What you feel のページで紹介されています。
- 作者: 光藤京子、tama
- 出版社: ジャパンタイムズ
- 発売日: 2019/07/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
文:GOTCHA!編集部
GOTCHA(ガチャ、g?t??)は、I GOT YOU から生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。
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