英語の日常的なコミュニケーションにうまくなりたい?それなら、ネイティブスピーカーがどんな単語をどんな組み合わせで使っているのかを知るのが一番の早道かもしれません。
最もよく使われている動詞は何か、その動詞がどういう単語と組み合わされて使われるかを知るため、現代のアメリカで使用されている、延べ5億語以上の単語が掲載されたデータベースを調査。『英会話最強の動詞30』は、その調査結果を分かりやすくランキング形式にまとめた本です。
英会話最強の動詞30
- 作者: 投野由紀夫
- 出版社: アルク
- 発売日: 2018/12/20
- メディア: 単行本
knowは全米で最も使われている動詞ランキング第6位
何やら思わせぶりな書き方をしてしまいました。know といえば「~を知っている」という意味の動詞。それはいろんな場面で使われるでしょうね。
know where ~(どこに~かを知っている、know の使い方ランキング第8位)や、know how ~(どのように~かを知っている、同4位)など、使い方はいくつでも思いつそうです。
知っていても、知らなかったとしても、know。
know の使われ方ナンバーワンは…ええと、あれです!
パンパカパーン♪ お待たせしました。know の使い方ランキング、栄えある第1位はというと「ええと…」。
そうなんです、「ええと」とか「でしょ?」という意味の you know なんだそうです。
本が紹介している you know の使い方を見てみましょう。
Well , you know, I couldn’t keep on dieting.うーん、ええと、ダイエットは続けられませんでした。
Tomorrow is your father’s birthday, you know.明日はあなたのお父さんの誕生日でしょ?こんな風に使います。
本書での解説を見てみましょう。
(you know は)文頭で注意を促す「あのね」、文中で言葉に詰まったときの「ええと」、文末で相手の同意や共感を求める[~でしょ?」と、大きく3つに分けることができます。いずれも親しい間柄で使うカジュアルな表現ですので、フォーマルな場では注意が必要です。
ネイティブスピーカーっぽく聞こえるけれども、使うタイミングが大事。使いすぎは禁物ということですね。出る順に効率的に学んで英会話の達人を目指しましょう
アメリカで最もよく使われる動詞ベスト30を紹介し、さらにそれぞれの動詞の使われ方もランキング形式で紹介する本『英会話最強の動詞30』。
例文と会話に便利なロールプレイ例も付いており、使い方までしっかり身に付きます(下のイメージ参照)。
無料ダウンロードの音声も用意されていて、声出し練習もばっちりこなせる一冊です。
英会話最強の動詞30
- 作者: 投野由紀夫
- 出版社: アルク
- 発売日: 2018/12/20
- メディア: 単行本
文:山本高裕(GOTCHA! 編集部)
高校の英語教師を経て、今は編集者として、ときに写真家として活動中。
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