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群雄割拠の英文添削サービスを比較!
全国放送のテレビ番組でも取り上げられるなど、話題の英文添削サービス。同種のサービスは以前から存在するものですが、最近はさまざまな特徴をもつものが安価で利用できるようになりました。
オンラインでの英文添削では、時短もさることながら受験、ビジネス、論文、コミュニケーションといった目的や内容に合わせてきめ細かいサービスが受けられるようになっています。
必要なのは勉強?それとも正しい文章?
英作文を行う人の目的はさまざま。英文添削サービスも、英作文を行う「能力」を磨くための工夫に強みをもつものから、スピーディーに「正しい英文」を納品することに長けたものまでいろいろあります。
価格やメニューもいろいろ!
月額制だったりチケット制だったり、英文添削サービスの料金体系はいろいろ。初めの数回は無料で利用できる場合もあるので、試せるものはしっかり試しましょう。
ビジネスにも便利な[総合的]英文添削
まずはビジネスマンや学生などの一般的な英語学習者に人気が高い英文添削サービスをご紹介しましょう。各サービスのそれぞれ特徴をピックアップして記載しています。
アイディー
- レベル:初級・中級・上級
- 金額:1回166円~(業界最安値)
- 特徴:英検など資格試験対策も充実、公式アプリもあり
受験からビジネス英作文まで幅広く対応
アイディー(IDIY)は翻訳家や通訳・教員・校正者など世界中のプロフェッショナルが運営する「オンライン英文添削」サービスです。時差を利用して24時間スピーディに添削を受けられます。 アイディーでは英文添削はもちろん、約3,000を超えるオリジナル課題で英作文学習もサポートしており、大手の英語スクールと同様のマンツーマン指導を10分の1以下の価格で受けられます。
コースは「学べる英語添削」と「お手軽英語添削」の大きく2つあります。前者は英文法・スペル、表現のチェックのみ行う低価格な添削サービスで、後者のサービスは解説と質問などがセットになったもの。自分の英作文の弱点をしっかりカバーしてもらえます。
フルーツフルイングリッシュ
- レベル:初級・中級・上級
- 金額:2750円(チケット5枚)など。コースによって異なる
- 特徴:120万件以上の英文添削・指導経験を持つプロ講師が、英語の悩みを解決
テストも充実した英作文学習サービス
フルーツフルイングリッシュ( Fruitful English)は「英語を書く」のコンセプトに特化したオンライン学習サービスです。「書く練習」と「添削指導」を通じて、間違いに気づかせることで英語力をアップさせ、自信をもって英語を使えるようにします。
「コース選択」→「英文を書く」→「添削してもらう」→「復習」の効率的な学習サイクルの継続で着実にスキルアップができます。
講師が理由を挙げて細かく添削内容を説明してくれるので苦手な分野もどんどんクリアに。ミスがなくなり、正しい英語が自然と身につきます。正しい英文だけでなく、英作文の力を磨きたい方におすすめ。
中上級者、プロ向けの[本格]英文添削
プロに対応したハイレベルなカリキュラムを含む英語添削サービス。実は、日本人の英語講師にも広く利用されているようです。
英語便
- レベル:中級・上級
- 金額:6カ月19,800円(スタンダードコース)
- 特徴:プロのネイティブスピーカーによる英文添削
中上級者向けの本格派サービス
英語便では、3コース全てのコースの講師が英文ライティングのプロフェッショナル。プロのライターや英字新聞のジャーナリスト、海外・国内の大学教授、大手企業のビジネス専門講師などが所属しています。専門スキルを持つネイティブスピーカーによる本格的な英文添削を受けられるのが英語便の大きな特徴です。
チケット制で自由英文を提出するスタンダードコースと、カリキュラム制のビジネスメールコース、TOEFL iBT対応のアカデミックライティングコースの3コースがあります。3コースとも教材や追加注文できるオプション教材が充実しており、バラエティに富んだカリキュラムとなっています。
ポリゴ
- レベル:中級・上級
- 金額:1文字2円(入会金・会費費なし)
- 特徴:24時間以内に返信ができない場合は無料
ニュージーランド発の英文添削サービス
ポリゴ(Poligo)は日本人英語講師も愛用する英語のプロ向けサービス。返信はとてもスピーディで通常8時間以内、遅くても24時間以内に添削および返信があります。もし24時間以内に返信ができない場合は無料になります。
講師は校正するだけではなく、英文ライティング力を徹底 分析 し、弱点や 改善 点をきめ細やかに解説します。さらに文法、言葉遣い、自然な英語の使い方も教えてくれます。たくさんのテキスト教材から、あなたにどの教材が相応しいかもアドバイスしてくれて、質問には追加料金ゼロで回答してくれます。
英検やTOEICなど[資格試験]に強い英文添削
英検のライティング対策、TOEICのSW対策に強い英文添削サービスもあります。ここでは、英語の資格試験に強い英文添削サービスをご紹介します。
英語試験ライティングセンター
- レベル:中級・上級
- 金額:英検1級ライティング対策(添削)・1級スタンダードプラン13,200円/月など
- 特徴:英検のライティング(英作文)対策に特化
英検専門の英作文添削サービス
英語試験ライティングセンターは英検1級と英検準1級のライティング対策を専門としたサービスです。英文添削のプロの講師陣による非常に高いクオリティのサービスを提供しています。
英検合格を目指すには英作文セクションで高得点を獲得する事を避けては通れません。自分が作った英作の構成や文法に自信のない人はぜひ試してみてください。
アイディー
- レベル:初級・中級・上級
- 金額:1回166円~(業界最安値)
- 特徴:オリジナル課題で資格対策
英検・TOEIC・TOEFL・IELTSに対応
最初にご紹介したアイディーは、英検やTOEICなどの資格試験のライティング対策講座も大変充実しています。オリジナル課題はさまざまな資格試験で共通する重要度の高い出題パターンを反復できるように設計されています。
もちろん、添削指導も充実しており、英検一級・TOEIC900超えの専門家がマンツーマンで徹底的に合格をサポートしてくれます。
▼詳細はこちら▼
[論文]に強い英文添削サービス
学術論文のジャーナル受理率を高めるには、内容はもちろんのこと、高度な英文作成能力も必要です。ここでは分野別に専門家チームがきめ細かく対応しているサービスをご紹介します。
エディテージ
- レベル:中級・上級
- 金額:スタンダード英文校正1単語5.5円
- 特徴:論文経験の浅い若手研究者にも対応
日本人研究者の活躍をサポート
エディテージは、学術論文の英文校閲に必要な英語力と、医学・医療分野、物理科学・工学、生命科学、人文社会科学、ビジネス・経済学の5つのカテゴリー、1300以上の分野にわたる専門性が持ち味。日本人研究者の論文ジャーナル受理率を高めることを目指しています。
論文投稿、英語論文経験の浅い若手研究者に人気のプレミアムコースでは、英文はもちろん論文としての論理構成や、掲載までのメールのやり取りまでサポートしてもらえます。逆に、論文の英語チェックだけを依頼するスタンダードコースもあります。
エダンズ
- レベル:中級・上級
- 金額:原稿1本の平均価格は34,500円
- ポイント:累計16万本以上の英語論文を校正、5,000誌以上のジャーナルに投稿
博士号をもつ校正者も
さきほど紹介したエディテージと同じく、誤字・脱字や文法チェックを行うスタンダード英文添削と、適切な科学的表現となるよう論文をより深く構成するエキスパート英文添削の2コースがあります。
エキスパートコースの校正者は専門分野のPh.D. 取得者ですので、学術論文を内容までしっかり校正してほしい方には大変おすすめです。
[無料]で使える英文添削サービス
実は、英文を無料で添削してくれるサービスもあります。その中でもオリジナリティあふれる添削サイトをご紹介します。
Lang-8(ランゲート)
- レベル:初級?中級
- 金額:無料
- ポイント:海外の人と知り合いになれる
無料で気軽に相互添削
Lang-8(ランゲート)は自分が書いた外国語の文章を世界中のネイティブスピーカーに添削してもらったり、逆に海外の方が書いた日本語のセンテンスをこちら側が添削してあげたりする相互コミュニケーション型のSNSサイトです。
このサービスのメリットはなんといっても無料であること。もちろん、校正や英語指導の「プロ」による添削ではない場合も多いので、その点はわりきりが必要です。
PhrasePhraseMe(フレーズフレーズミー)
- レベル:初級?中級
- 金額:無料(制限あり。有料会員は無制限)
- ポイント:瞬間添削を採用
英作文力を鍛える無料講座
PhrasePhraseMe(フレーズフレーズミー)は、瞬間添削、文法理解、反復練習の3ステップで、英語アウトプット力を劇的に高めるサービスです。あなたが入力した英文をウェブ上で「瞬間的に」添削してくれます。
書きたいことを英語で正確にかけるようになるだけでなく、英語で瞬時に言いたいことを言える、話された英語の内容を聞き取れる英語力を身につけることを目標としています。
まとめ
さて、ご自身の目的にあった英文添削サービスは見つかりましたでしょうか? それぞれ無料またはとても安価で試せますので、ビビッと来たサービスはサクッと気軽に受けてみて、自分に合う講師や内容のレッスンを見つけてくださいね!
個人的には、値段とサービスのバランスがよく、目的に応じて多岐にわたるコースが受講できるアイディーが一押しです。
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構成:GOTCHA! 編集部
GOTCHA(ガチャ、g?t??)は、I GOT YOUから生まれた英語の日常表現。「わかった!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテーマで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。
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本書の構成
Chapter 1 AI翻訳の進化の核心を掴む
Chapter 2 AI翻訳を駆使する「言語力」を身につける
Chapter 3 ChatGPTで翻訳する
Chapter 4 実践で学ぶChatGPT翻訳術
Chapter 5 AIと英語学習の未来予測
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