朝の通勤時間やスキマ時間にもサクっと1分で読める、ライトでクスっと笑えるコラム。思わず「へぇ~」と言ってしまうような英語の豆知識を、ハーフでバイリンガルのヘンリーおじさんに教えてもらいます。今回は「ring」の話です。
「エンゲージリング」は和製英語
女性なら一度は憧れる婚約指輪や結婚指輪。
それもダイヤモンドが大きければ大きいほど素敵なのだそうですが、贈る男性側からすれば大きければ大きいほど、ため息も深くなります(笑)。
婚約指輪は英語で、
engagement ring
と言います。 「engage ring」 ではないのでご注意ください。「エンゲージリング」は、和製英語だということになりますね。
ついでに結婚指輪は、
wedding ring
または
wedding band
と言いますよ。
今日はringを題材に、「指輪」以外の意味を幾つか紹介しましょう。
いろいろな意味があるring
では、ringを使った例文を参考に意味を見てみましょう。
Big bells start ringing on New Year’s Day.
元旦には大きな鐘が鳴らされる。
鐘がキンコンと鳴ることを、英語ではringと言います。
We ring migrating birds every year.
私たちは、毎年渡り鳥にバンドをつけます。
渡り鳥に付ける足輪自体もringですが、「足輪を付ける」という動詞にもなります。
Can you give me a ring sometimes?
たまには電話してくれる?
このringは「電話する」という意味です。「電話して!」と短く言いたいときは、
Give me a ring!
と言ってもOKですよ。
最後は少し意外な使い方です。
Your words have a ring of sincerity.
あなたの言葉に真剣さを感じたわ。
この場合の ring は、日本語で「印象」「響き」「感じ」などの意味に近いと思います。
今回はリングを取り上げて考えてみましたが、いかがでしたか?
婚約指輪のつもりで 「リングちょうだい!」と言ったら、足輪をつけられちゃったりして(笑)。
いろいろな意味がある単語はおもしろいですね!
それでは、See you next time ! Bye-bye!
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