食事中の方、ごめんなさい!要注意の「事故」に関する英語表現

間違いを気にせず、英語でどんどん話そう!それは大変いいことですが、ネイティブ・スピーカーから見て「これだけはやめたほうがいい!」という表現も存在します。書籍『英語表現まちがいさがし 日本人のちょっとズレた英語50』から紹介します。

英語表現まちがいさがし ー日本人のちょっとズレた英語50
  • 作者: フォーンクルック幹治
  • 出版社/メーカー: ディーエイチシー
  • 発売日: 2017/11/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

accident の使い方で二次災害に!?

事故にあってけがをしてしまった。こんなとき、あなたなら英語で何と言いますか?

事故= accident、と考えると割と簡単そうですね。でも、I had an accident. と言ったら、ネイティブ・スピーカーはぎょっとしてしまうかも。

I had an accident. はなんと、「(おしっこやうんちを)漏らしてしまいました」と受け取られる 可能性 もある のです!

正しくは、次のように表現します。

I was in an accident.

事故にあってしまいました。

いざ事故にあったときには、きっと混乱しているはず。すらっと口から出てくるように、ぜひ、ひとまとまりで覚えておきましょう。

ベッドを濡らしたときも要注意!

ついでにもうひとつ。

海外旅行先のホテルで、ベッドに飲み物をこぼしてしまったとします。このままでは寝られないので、新しいシーツを持ってきてもらわなければなりませんね。

そんなとき、どう言えばいいのでしょう。I'm sorry, I wet the bed. はNG。これだと、ネイティブ・スピーカーには、「ごめんなさい、おねしょをしてしまいました」という意味に受け取られてしまいます。

結果としてシーツは交換してもらえるかもしれませんが、フロントの人もルームサービス係の人もぎょっとしてしまうでしょう。

この場合、次のように言うのが正解です。

I'm sorry, I spilled my drink on the bed .

Can you change the sheets?

すみません、飲み物をベッドにこぼしてしまいました。

シーツを替えていただけますか?

まとめ

wet the bed (おねしょしちゃった)も、had an accident (おもらししちゃった)も、子どもがよく使う表現で、英語として間違っているわけではありません。直接的な表現は恥ずかしいので、こういう言い方をするようにしつけるのだとか。

そういえば、日本でもトイレトレーニング中の子どもに、「おしり、ぬれてない?」「パンツ、きれい?」と声をかけたりしますね。

英語でも日本語でも、幼児やその保護者が使う分にはほほえましいのですが、大人が使うのは赤面もの。

「事故にあってしまいました」は、 I was in an accident. 、「飲み物をベッドにこぼしてしまいました」は、  I spilled my drink on the bed.  です。

しっかり覚えておきましょう!

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構成・文:GOTCHA!編集部
GOTCHA(ガチャ、g?t??)は、I GOT YOUから生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。

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