Thailand タイ【世界の英語】

世界の英語

英語を話すのは「英語圏の人」だけではありません。「ノン・ネイティブ」の多種多様な英語を、世界を旅するように楽しみましょう!

今回のスピーカー

Wuthiさん

40代/建設会社の見積スタッフ

アメリカ滞在歴 17年

聞き取りの難易度(1:易→5:難) 3

音声を聞いてみよう!

※音声には、インタビュアーの声も含まれています。

※発言されるべき部分で抜けている箇所を( ) で、言い間違えている部分で本来の正しい表現を[ ] で、英文中に補足しています。

Q. 出身地について教えてください。

I came[come] from (1)Bangkok, (2)Thailand. In Bangkok, it’s very wellknown for the tourist city, because of the (3)historic, uh, old Thailand, uh, (4)architectural style, and (5)Thai food, and Thai people.

タイのバンコク出身です。バンコクはとても有名な観光都市です。歴史的に重要な、昔のタイの建築様式やタイの食べ物、そしてタイの人々で知られています。

語注

(1)Bangkok バンコク ★タイ王国の首都で、世界中から観光客が訪れる。(2)Thailand タイ王国 ★東南アジアの中心に位置する、立憲君主国。 (3)historic 歴史上重要な (4)architectural style 建築様式 (5)Thai タイの、タイ人の

Q. 時間があるときは何をしますか?

And my hobby; I like to, uh, play tennis or, uh, do some sport(s), or anything outside. Uh, on the weekend And my hobby; I like to, uh, play tennis or, uh, do some sport(s), or anything outside. Uh, on the weekend I (6)normally, uh, sleep a lot or, and then I go, uh, eat with my friend, and, uh, play some tennis or some sports.

それで私の趣味は、テニスをしたりスポーツをすることで、外でするのは何でも好きです。たいていの週末はたくさん寝て、友達と食事に行き、それからテニスやスポーツをします。

語注

(6)normally 普通は

Q. 英語学習について教えてください。

I first learn(ed) English when I was in school in Thailand — since, like, uh, Grade 1, and then continue(d) until I finish(ed) and graduate(d), uh, (7)undergrad school in Thailand. And then I came to the U.S. to learn English and then, uh, (8)follow with the (9)master(’s) degree here.

初めて英語を習ったのはタイの学校で、1年生のときです。そして、タイで大学の学部を卒業するまで学習を続けました。それから英語を勉強するためにアメリカに来て、こちらで修士課程に進みました。 

語注

(7)undergrad ★=undergraduate(学部生、学部課程)。 (8)follow (~に沿って)進む、~の方向へ行く ★ここではfollow withではなくfollowedが適切。 (9)master’s degree 修士号

Q. 仕事について教えてください。

Right now I am a (10)construction estimator, working for a Japanese, uh, (11)general contractor. And I like my job a lot. It’s very different from the previous company, which is[was] the American general contractor.

I came to the U.S. to (go to) school, and after that I start working here, uh, for several companies. 

現在は建設会社の見積スタッフとして、日本の総合建設会社(ゼネコン)で働いています。この仕事が大好きです。前職のアメリカの建設会社とは全然違います。

私は(英語の)学校に行くためにアメリカに来て、その後こちらで働き始め、いくつかの会社で仕事をしています。

語注

(10)construction estimator 建設会社の見積スタッフ ★建物の建設に必要な材料の単価を用いて、総額費用の概算を算出する職業。 (11)general contractor  総合建設請負業者、ゼネコン

Q. 日本に来たことはありますか?

I have been to Japan, but it’s not really like a visit. I (have) been through Japan to, uh, travel. Like, I like to say (12)transit, but one time, the plane (13)broke down and I had to stay in, uh, Tokyo for one night. Anyway, next year, I might get marry[married], and I plan to go, uh, to (14)honeymoon in Japan. 

日本へ行ったことはありますが、ちゃんとした滞在とは言えないんです。旅行で行ったことはあります。ええと、通過したというべきで、あるとき、飛行機の故障で東京に一晩泊まることになりました。いずれにしても、来年結婚するかもしれないので、そうしたら新婚旅行で日本に行くつもりです。

語注

(12)transit 通過、乗り継ぎ (13)break down 故障する (14)honeymoon 新婚旅行、ハネムーン

解説:聞き取りやすいが、母語の影響も見られる英語

ゆっくりと聞き取りやすいですが、いくつか特徴的な発音があります。多くの語で、最後の音節に強勢が置かれると同時にピッチ(音の高さ)も高くなり、そこから語末にかけてピッチが下がるという、音調上の特徴が見られます。 例えば、city、hobby、 estimator、contractor、working、marryなどです。子音では、Japanese、companiesなどの語尾の/z/は、 ほとんどが無声音の/s/で発音されており、特に visitでは語頭の/v/も/w/に変化しています。 また、Englishの語尾の音と whichの語尾の音とが入れ替わった発音になったり、throughはtrueと同じ発音になっていたりして注意が必要ですね。母音では、followなどの二重母音が長母音になる特徴があります。

音声解説:里井久輝(さといひさき)

龍谷大学教授。イギリス、リーズ大学大学院修士課程修了。大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了、博士(言語文化学)。専門は音声学、言語学、英語教育。著書に『英語で歌おう! スタンダード・ジャズ』『「世界の英語」リスニング』(いずれもアルク)がある。

取材:平戸りら
翻訳:吉田章子

本記事は『ENGLISH JOURNAL』2018年4月号に掲載された記事を再編集したものです。