「アホ毛」って英語でなんて言う?「枝毛」「寝癖」の表現も一緒にチェック!

まとめたはずの髪の表面から、ピョコンと飛び出すアイツ・・・そう、アホ毛!なで付けても濡らしても、しぶとくピョコンと出てくるアイツは、英語ではなんて言うのでしょうか?例文と一緒に見てみましょう。さらに、「枝毛」「寝癖」の英語表現も併せて紹介します。

「アホ毛」を英語で言うと?

服装やメイクをキメても、アホ毛が1本あるだけで台無し・・・。そんな困った存在「アホ毛」は、英語ではa stray hairflyaway (hair)a cowlickなどのように表現できます。

a stray hair
flyaway (hair)
a cowlick

a stray hair

strayは「道に迷った、それた、はぐれた」という意味。はみ出た毛、ということで「アホ毛」として使うことができます。「ほつれ毛、後れ毛」とも訳します。

flyaway (hair)

flyawayには「風になびく、ひらひらする」という意味があり、髪の毛について言う場合は「細くて柔らかい、乱れやすい」という意味になります。

a cowlick

cowlickは「逆毛」という意味。頭頂部や分け目あたりのツンツンした髪の毛のことを指します。cow()+lick(舐める)で、牛に舐められたかのように見えることに由来しているそうです。

「アホ毛」を使った英語の例文

I need to check for stray hairs before my date!
デート前にアホ毛がないかチェックしないと!

She tried to fix the stray hair that was sticking up from her head.
彼女は、頭に立っているアホ毛を直そうとしました。

Look in the mirror before you go to school. You’ve got some stray hairs.
学校に行く前に鏡を見て。アホ毛が立ってるよ。

I can’t get my hair to stay put today. This flyaway hair is driving me crazy.
今日は髪がまとまらない。アホ毛にイライラするよ。

He couldn't help but laugh when he saw her flyaway hair.
彼は彼女のアホ毛を見て笑わずにはいられなかった。

Don’t worry, your cowlick gives you a unique look.
心配しないで、そのアホ毛はあなたを個性的に見せてくれるよ。

日本のアニメでは、くるんとカールしていたり、ピョコンと立っているなど、特徴的なアホ毛を持ったキャラクターがたくさんいます。そうしたキャラクターに対しては、cowlickを使うことが多いようです。

I like characters with a cowlick.
アホ毛のあるキャラクターが好きです。

髪の悩みに関連した表現

アホ毛も困りものですが、それ以外にも髪の悩みや問題はいろいろありますよね。髪にまつわるそんな英単語やフレーズ、例文も見ていきましょう。

split ends(枝毛)

髪の毛の先端が分かれて切れた状態を指す「枝毛」はsplit endsと言います。「枝毛1本」と特定して言いたい場合を除き、大抵は複数形のsplit endsで使われます。

Using a good conditioner can help prevent split ends.
良いコンディショナーを使うことで、枝毛を予防できます。

bed hair/bedhead(寝癖)

寝ている間に付いてしまう髪の毛の癖(くせ)はbed hair、もしくはbedheadで表せます。bedheadは「寝癖(の付いた頭)」という意味です。

I overslept this morning, and I had the worst bed hair.
今朝は寝坊してしまって、最悪の寝癖ができていました。

A: Why are you wearing a hat indoors?
B: I’ve got some serious bedhead going on today. I need to hide it until I can fix it.

A:なんで室内で帽子をかぶってんの?
B:今日はかなりの寝癖ができてしまったんだ。直すまで隠さないと。

まとめ

アニメの世界においてはアホ毛が個性となることもあるようです。とはいえ、日常生活ではなるべくアホ毛に出会いたくないですよね・・・。枝毛にも寝癖にも気を付けつつ、日々の洗髪とケアに勤しみましょう!

ENGLISH JOURNAL編集部
ENGLISH JOURNAL編集部

英語を学び、英語で学ぶための語学情報ウェブサイト「ENGLISH JOURNAL」が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。 単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう!

英文校正:Peter Branscombe

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