「だよね~(共感)」は英語でなんて言う?

「だよね」という言葉は、日常会話でよく使われる共感を示すフレーズです。それでは、この「だよね」を英語でどのように表現するのでしょうか。さまざまな表現を、例文と併せて紹介します。

「だよね」は英語で?

「だよね」というフレーズは、相手の意見や感情に賛成や共感を示す際に使われます。以下は、その英語での表現を紹介します。

I know.

このフレーズは「知っている」という意味ですが、何かに同意するときにも使えます。特に共感や強く同意するときに使われます。

A: I’m so tired of this traffic.
B: I know. We should take the train next time.
A: この渋滞にはうんざりだ。
B: だよね。次回は電車に乗ろう。

I feel you.

このフレーズは、相手の気持ちや立場を深く理解していることを示すときに使います。

A: I just can’t handle these early morning meetings anymore.
B: I feel you. I’m not a morning person either.
A: もう早朝のミーティングには耐えられない。
B: だよね。私も朝型じゃないから。

「だよね」と似た意味を持つその他の表現

その他、「だよね」のニュアンスに近い英語をまとめて紹介します。

I agree.

同意する」という意味で、他の人が言ったことに同調するときに使います。

A: This movie is way better than I expected.
B: I agree – I didn’t think it would be this good.
A: この映画、予想以上に良かった。
B: だよね、こんなに良いとは思ってなかった。

I hear you.

「聞こえているよ」と、相手の意見や感情を理解していることを示すときに使います。

A: I need a vacation, I’ve been working non-stop.
B: I hear you – let’s plan something soon.
A: 休暇が必要だ、休む間もなく働いてる。
B: だよね、早く何か計画しよう。

Right?

直訳すると「正しい?」となりますが、相手の意見に賛成するときに使います。

A: The concert was amazing!
B: Right? I loved every moment of it.
A: コンサートは素晴らしかったね!
B: だよね?私も全ての瞬間が大好きだった。

You’re telling me.

「あなたの言うとおりだ」という意味です。相手の意見に強く同意する際や、既にその事実を知っていることを示すときに使います。

A: It’s incredibly hot today.
B: You’re telling me! I can’t even step outside.
A: 今日は本当に暑い。
B: だよね!外に出ることすらできないよ。

I understand.

「分かっているよ」と、ある状況や話への理解を示します。

A: My cat has been sick, so I’ve been worried.
B: I understand. Pets are like family.
A: 私の猫が病気で、心配していたんだ。
B: だよね。ペットは家族のようなものだから。

I get it.

このフレーズは、I understand.よりもカジュアルな言い方として、相手の意見や状況を理解していることを示す際に使います。

A: I can’t come to the party tonight. I have a lot to do.
B: I get it. Maybe next time.
A: 今夜のパーティーには行けない。やることがたくさんある。
B: だよね。また次回に。

Me neither.

相手が「~ではない」と否定な意見を言ったときに、「私も」と同意する意味で使います。

A: I don’t like sushi.
B: Me neither. I prefer ramen.
A: 寿司は好きじゃない。
B: だよね。ラーメンの方が好きだな。

まとめ

「だよね」という日常会話で頻繁に使われる共感のフレーズを英語で表現する方法を紹介しました。これらのフレーズを使って、英語でのコミュニケーションをよりスムーズにしましょう!

ENGLISH JOURNAL編集部
ENGLISH JOURNAL編集部

「英語を学び、英語で学ぶ」学習情報誌『ENGLISH JOURNAL』が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。 単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう!

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