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あなたの英語はネイティブの何歳レベル?80パターン覚えて12歳に追い付こう!【ブックレビュー】

あなたの英語はネイティブの何歳レベル?80パターン覚えて12歳に追い付こう!【ブックレビュー】

英語圏で撮影された動画を見ていると、3歳くらいの幼児でも英語で意思表示していますよね。「それに引き換え私の英語レベルは・・・」などと思ったときに手に取りたい本をご紹介。その名も『ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!』。早速チェックしましょう!

子どもの英語もなかなかスゴイ

お子さんがいる方は覚えがあると思いますが、子どもでもかなり小さいうちから「これ食べたい」「これは嫌い」などと意思表示をしますよね。10歳くらいになると、うっかりするとこちらが言い負かされてしまうことも。

英語圏でも同じこと。「子どもが話す英語」といってもあなどれません。本書によれば、ネイティブスピーカーの12歳が話す英語は日本の高校修了レベル。ビジネスシーンでも使えるくらいの表現を身に付けているそう。なかなかのものですね!

誌面1

本書では、この図にもあるとおり、年齢別に4段階に分けて計80の英語表現を習得します。

ネイティブスピーカーの子どもが覚える順に取り上げるので、とても自然。無理なくマスターしていけるというわけです。

各年代でどんな英語を話してる?

それでは、各年代でどんな表現が登場するのか見てみましょう。

まずは「6歳までに覚える表現」。小学校に入学する前の子どもでも、しっかり世間というものがあります。許可を取ったり、お礼を言ったりするのは、人間関係の基本のキ。こんなフレーズが登場します。

Can I have this?

(これ、もらってもいい?)

Thank you for the present.

(プレゼントありがとう。)

相手がサンタさんでもおじいちゃんおばあちゃんでも、ちゃんとお礼を言うに越したことはありません。

続いて「8歳までに覚える表現」。女子などはそろそろ派閥ができるお年頃ですね。そこで使われるのが、同意を求める表現です。

Don’t you think so?

(そうだと思わない?)

「〇〇君てイケてると思わない?」とか「あの子、生意気だと思わない?」とか。これ、同意してもしなくても大体面倒なことになります。

そうかと思えば、まだまだ無邪気な面もある年頃です。「・・・が楽しみです」という素直な表現がこちら。

I’m looking forward to Sunday!

(日曜日が楽しみ!)

続く「12歳までに覚える表現」を使えば、断定的に言い切りたくないときなど、かなり複雑な心情表現も可能になります。

As far as I know, he is honest.

(僕の知っている限り、彼は正直だよ。)

謝るときも、単に「ごめんね」というのではなく、意図を説明することもできます。

I didn't mean to lie.

(嘘をつくつもりじゃなかったんだ。)

ちゃんと気持ちを伝えられれば、トラブルが起こってもかえって深い信頼関係を築けることもありますからね。

「ティーンまでに覚える表現」ともなれば、こんな感じ。

I’m afraid I can't.

(残念ながらできません。)

先輩から仕事を丸投げされそうなとき、ちょっとめんどくさい飲み会の幹事が回ってきたときなど、大人になってからもよく使う表現ですね。ぜひ覚えておきたいもの。

どちらでもいい場合に使える表現もありました。

I’d rather eat Italian food.

(どちらかと言うと、イタリアンが食べたい。)

世の中には「どっちがいい?」と聞いてきたくせに、こちらの意見を求めているわけではない人が結構います。「イタリアンがいい」と言えば「やっぱりフレンチかな」、「フレンチ」といえば「イタリアン」。そんな人には、I’d rather~.で返しましょう。

こうして見ると、ティーンまでの表現をマスターすれば、かなりこみ入ったことまで伝えられますね!

英語表現が身に付く工夫がいっぱい!

本書には、英語表現が身に付く工夫がいっぱいあります。

まず、学習の要となる80の表現は豊富なイラストや図解で解説。記憶に定着しやすいようまとめられています。

誌面2

アメリカ英語とイギリス英語の発音の違いまで取り上げているのも、かゆい所に手が届くといった感じでいいですよね。

また、エクササイズのコーナーにもひと工夫が。見開きの右ページに穴埋め問題があり・・・。

誌面3

ページをめくるとこの通り。裏側に解答が載っているんです。

誌面4

まずは問題のページを見て「なんて言うんだろう?」と一度考えることで、記憶に残りやすくなるのだとか。

取り組んでみると、確かに単に英語フレーズを読んだり音読したりするよりも覚えやすい気がします。それに何より、できたときに「おっ、やった!」という喜びがあるんですよね。この「うれしい」「楽しい」という感じ、大人が英語学習を続けていく上ではとても大切だと思います。

エクササイズは400題!音声ダウンロードも

80パターンと聞くと「ちょっと少ないかも」と思うかもしれませんが、先ほど紹介したエクササイズは400題。なかなかのボリュームがあり、手ごたえは十分です。

お手本となる英語音声はダウンロードして聞くことができるので、発音が気になる方も安心。まずは、ティーンのレベルを目指してスタートしてみませんか?

ENGLISH JOURNAL ONLINE 編集部

尾野七青子都内某所で働く初老のOL兼ライター。