日本人の英語スピーキング力が低い大きな原因は「ネイティブらしい発音で、速いスピードで話す力がない」こと。文法力や語彙力はあるのに、「発音」「スピード」がボトルネックになってしまっているのです。それを克服する秘訣として、「スピーキング強化プログラム」をご紹介します。
「スピーキング強化プログラム」Smart Habit Speaking for VERSANT
※VERSANT(R) Speaking Test 2回付
日本人の最大の弱点「発音」「話すスピード」を3カ月で底上げ!
英語スピーキング力を測るテストとして今話題の「VERSANT(R) Speaking Test」。本テストは、英語を聴いて理解して、応答する力を「文章構文」「語彙」「発音」「流暢さ」の4つの指標で測定します。そこで今回は、「VERSANT(R) Speaking Test」のテスト対策トレーニング「Smart Habit Speaking for VERSANT※」を通じて、「発音」「話すスピード」を強化し、スピーキング力を底上げする秘訣を紹介します。
※VERSANTはピアソンの登録商標です。本トレーニングはピアソンによる推奨ならびに承認を受けておりません。
今回、お話をうかがったのはこのお2人です。
開発者・江藤友佳さん(Y.E.Dインターナショナル合同会社CEO)
コロンビア大学大学院Teachers College修士号取得(英語教授法)。研修業界で多くの教材作成や企業研修、教員研修を担当。楽天で社内公用語英語化に向けた社員教育に従事したのちに独立。現在は教材制作、企業研修、アドバイザリーサービスを提供する。
株式会社WizWe代表・森谷幸平さん
早稲田大学卒業後、オハイオ大学大学院で修士号取得(社会学)。大手小売を経て語学ベンチャーにて海外法人立ち上げ。その後株式会社WEICにて教育・営業テック事業に従事後、バイアウトを実行。株式会社WizWeを設立し、人とデジタルのサポートで学習をやり抜く習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開発、事業展開する。
お2人は日本人の英語について、こう話します。
「スピーキング力を上げたいのに、なんで文字ばっかり書いているんですか?」と学習者に質問することが、少なくないんですよ。日本人はスピーキング力を伸ばそうと、正しい文法できちんと文を作るところを頑張るのですが、文を作って満足してしまう悪い癖(!)があります。当たり前のことですが、話せるようになりたいなら、話す練習をしてください。
どんなトレーニングをするの?
「Speaking Practice for VERSANT」はスマホでもPCでも使えるVERSANT(R)対策練習アプリ。アプリには1700問もの模擬問題が搭載されていて、回答するごとに「発音」「ピッチ」「リズム」「強勢」が0点〜100点で容赦なくスコア化されます。カラオケの採点で高得点を狙うのと同じ感覚で、とにかく「お手本をまねすること」に集中して繰り返し取り組みます。
スピーキング力アップのための3つの秘訣
「Speaking Practice for VERSANT」がスピーキング力アップの秘訣と考えているのは次の3つのポイントです。
- 圧倒的な練習量、VERSANT模試20回分+α=1700問!
- アプリが瞬時に発音判定。どこでもトレーニングできる
- メンターの学習サポートがあるから挫折しない
レベルとしては、TOEIC500点程度の基礎力があって、VERSANT(R)47点〜57点(CEFRのB1※)を狙う人に向いています。メンターが学習をサポートするので、独学だと挫折が心配な人にもおすすめです。
※CEFR(ヨーロッパ共通言語参照枠)はヨーロッパ全体で外国語の学習者の習得状況を示す際に用いられるガイドライン。A1からC2まで7分類され、B1は「身近な事柄において伝えたいことの要点を包括的に述べることができる」レベル。
VERSANT模試20回分+α、1700問でとにかく慣れる!
「VERSANT(R)に慣れるための教材がない」という声に応えて開発されたのがアプリ「Speaking Practice for VERSANT」です。試験に慣れることができるように、20回分もの模試を搭載しました。VERSANT(R)では単語で回答すればよい問題に関しても、文で話す力をつけるため、文での回答例も搭載しています。それが+αの問題です。
実は、VERSANT(R)で求められる文法力はTOEICと比べても高くありません。しかし、TOEICなら考える時間がありますが、瞬時に考えて口に出さなければならないのがVERSANT(R)です。瞬発力を鍛える必要があるのです。
「聞こえた通りにまねる」のがトレーニングのコツ
最大の特長は、VERSANT(R)と同様に機械が瞬時に発音判定するところ。VERSANT(R)は「ネイティブらしい発音で、速いスピードで話す力があるか」も重要な指標で、いかにネイティブの発話と近いかでスコアが加算されます。発音、音の高低、リズム、音の強弱を聞こえた通りにまねて再現する練習をしてください。
ナレーターはVERSANT(R)と同様にアメリカ人の男性と女性、さらに発音が微妙に異なる米国東寄りの地区出身者と西寄りの地区出身者を採用しています。
回答すると瞬時に「総合点」「発音」「ピッチ」「リズム」「強勢」のスコアが表示される。1つのパートが終わると、テストスコアと、英語発音診断が表示され、各発音記号をタップすると、発音の秘訣や方法が動画付きで学べる
実際のVERSANT(R)受験は20分程度で終わりますが、本アプリは一定スコアに到達しないと先に進めないため、1回の模試にかかる目安は30分かそれ以上。平日は1日30分程度、3カ月間で20回分の模試を2回ずつ解くことを目標にしてみてください。
ある程度話すことに慣れてきたら、音声認識をしてくれるSiriやGoogleドキュメントなどに、本当に自分が言いたいことを英語で話して、正確に文字起こしされるか試してみるといいですよ。英語で話す相手がいない場合でも、スピーキング力の伸びを簡単にチェックできるおすすめの学習方法です。
メンターサポートを活用して学習を習慣化
「Speaking Practice for VERSANT」は、日経LissN、AI英語教材abceed、VERSANT (R)の受験がセットになっている「Smart Habit Speaking for VERSANT」に組み込まれています。
このプログラムには、ヒューマン×テクノロジーで習慣化を促し、三日坊主を防止する「Smart Habit Self Study(スマートハビット セルフスタディ)」がセットになっているので、学習者はスマートハビットのアプリで学習の進捗を確認できます。
Smart Habit のアプリではメンターとのやりとりや学習進捗の確認などが可能
また、担当メンターチームが学習者の状況を細かくチェックし、学習が止まってしまっているなどの「危険な兆候」があればメールや電話で適切なコミュニケーションを取って挫折を未然に防ぎます。学習者の勉強方法に関する相談にも乗り、3カ月のトレーニングをやり遂げられるよう導きます。
メンターがチャットや電話で学習サポートするのでトレーニングをやり遂げられる
メンターサポートを付けた場合と付けない場合で3カ月の学習状況を比較したところ、メンターサポートなしの場合は「目標をほぼ達成できた人」が20%弱だった一方、メンターサポートを付けた場合は70%以上という結果が出ています。
メンターによる学習サポートを付けた場合は7割以上の学習者が目標をほぼ達成できた一方、付けない場合は2割弱に留まった
スパルタ式ではなく、「学習が習慣化するよう、温かく最後まで見守る」のがメンターのスタンスです。学習のなかで疑問や悩みが出てきたら、積極的にメンターサポートを活用して、3カ月でVERSANT(R)スコアアップを実現してください。
「Speaking Practice for VERSANT」とVERSANT(R)を組み合わせて学習
「Speaking Practice for VERSANT」には20回分のVERSANT模試が搭載されています。コース開始前と終了後にぜひ実際のVERSANT(R)を受験して、実力の伸びを確認してください。
プログラム情報
▼料金プラン ※価格は税込です。
Smart Habit Speaking for VERSANT
3カ月54,780円
▼含まれる内容
- 日経LissN
- AI英語教材abceed
- VERSANT対策アプリ「Speaking Practice for VERSANT」
- VERSANT(R)Speaking Test 2回
- メンターによる学習サポートSmart Habit
※VERSANTはピアソンの登録商標です。本トレーニングはピアソンによる推奨ならびに承認を受けておりません。
運営会社:株式会社WizWe
Smart Habit Speaking for VERSANTは、多くの企業研修で採用されているプログラムです。
ビジネス英語力を日経LissN、総合力アップAI英語教材abceedでインプット、スピーキングテストのVERSANT(R)対策の音声認識AIアプリで会話反射力を徹底トレーニング。効果測定として本番のVERSANTの受験、期間を通じてメンターサポートSmartHabitで学習完走を実現するスペシャルプランです。
今注目のVERSANT(R)のスコアアップを目指して、あなたもスピーキング力を磨いてみませんか。
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取材・執筆:株式会社REGION
ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部「英語を学び、英語で学ぶ」学習情報誌『ENGLISH JOURNAL』が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう!