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プロスポーツ選手の「体当たり」英語学習【勝手にEJ!】

プロスポーツ選手の「体当たり」英語学習【勝手にEJ!】

英会話教室「スパルタ英会話」広報・SNS運用担当者Yukoさんが、多くの英語学習者が抱える悩みに答えるほか、英語学習について鋭く深く論考します。今回は、Yukoさんがアイスホッケープレーヤー、平野裕志朗選手から聞いた英語習得法をご紹介します。

プロスポーツ選手の「体当たり」英語学習

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世界的なアイスホッケープレーヤー、平野裕志朗選手にお会いする機会があった。スポーツマンの海外進出を応援する新プロジェクトに賛同いただき、インタビューが実現したのだ。

彼は高校卒業後、まったく英語ができない状態でスウェーデンとアメリカへ。初めの2年間は思うように話せないせいでスムーズに練習できず、日本人は自分だけという環境で非常に苦しい思いをしたそうだ。

しかし今では、現地でまったく困らないくらい英語ペラペラ。事前の英語学習ナシ、体当たりの海外進出でどうやって英語力を上げていったのかを尋ねると、「チームメートと仲良くなって、英語を間違ったら必ず訂正してもらうように頼んでいた」とのこと。

英語の習得には、外国人の友達をつくるのがいちばん早いという説はある。とはいえ、引っ込み思案な私のような人間はまず仲良くなるまでが大変なのだけど。聞けば、英語を話せない状態で仲良くなるのにはコツがあり、ドアを開けてあげる、コーヒーをついでに買ってきてあげるといった、外国人はあまりしない「おもてなし」をうまく活用したとのこと。言葉が通じなくても、細かな気遣いは相手との距離を近づけてくれる。意外な日本人の強みに気付かされた。

つらい環境の中でも折れなかったのは「アイスホッケーをメジャーなスポーツにしたいという目標があったから」と語る平野さんが大志を抱いたのは、なんと高校生のとき。そんな立派な高校生、います?いや、若いうちから立派だからこそ、世界で活躍しているのか。現在25歳。とにかく畏れ多いほどすてきな人で、純粋に今後も応援したい。

英語習得に成功した人に共通しているのは、英語を話すのが目的なのではなく、英語をツールとして成し遂げたい夢があるということ。夢をかなえるためには、まず夢を持たないといけない。2021年に向けて、自分の大志についてもう一度考えてみるとよさそうですね!

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※本記事は『ENGLISH JOURNAL』2021年1号に掲載した記事を再編集したものです。