Nigeria ナイジェリア【世界の英語】

Nigeria ナイジェリア【世界の英語】

英語を話すのは「英語圏の人」だけではありません。「ノン・ネイティブ」の多種多様な英語を、世界を旅するように楽しみましょう!

今回のスピーカー

Annie Coleさん

30代/税理士

イギリス滞在歴 22年

聞き取りの難易度(1:易→5:難) 2

音声を聞いてみよう!

※音声には、インタビュアーの声も含まれています。

※発言されるべき部分で抜けている箇所を( ) で、言い間違えている部分で本来の正しい表現を[ ] で、英文中に補足しています。

Q. 出身地について教えてください。

I’m from (1)Lagos, (2)Nigeria, which is in the west of Africa. And, um, that’s where most of my family come from. And, um, I spent most of my (3)formative years in Lagos.

西アフリカにあるナイジェリアのラゴス出身です。ここは私の家族の大半の故郷です。私は成長期のほとんどをラゴスで過ごしました。

語注

(1)Lagos ラゴス ★ナイジェリア南西部の港湾都市で、国内最大の都市。 (2)Nigeria ナイジェリア ★西アフリカの連邦制共和国。首都はアブジャ。イギリス連邦に加盟しており、人口はアフリカ最大の約1億9千万人。ハウサ語など各民族の言語もあるが、公用語は英語である。 (3)formative years (人格の)形成期、発育期 

Q. 時間があるときは何をしますか?

Um, I’m a big (4)foodie. So, I love, um, cooking, particularly for l—family (5)gatherings. And I like to bake, but I definitely love cooking (6)Nigerian meals. So, um, if you meet a Nigerian, um, you would probably (7)get an opportunity to eat (8)jollof rice, which is a type of, um, red rice, but it’s, um, known quite (9)universally.

私はかなりの食オタクなんです。それで料理が好きで、特に家族の集まりのために作るのが大好きです。私は(オーブンなどで)焼く料理が好きですが、ナイジェリア料理を作るのが本当に大好きです。もし皆さんがナイジェリア人と知り合ったら、たぶんジョロフライスを食べる機会があると思います。それは赤い色をしたご飯で、とても広く知られている料理です。

語注

(4)foodie 食べ物に関心の強い人、食通 (5)gathering 集まり、会合 (6)Nigerian ナイジェリアの、ナイジェリア人 (7)get an opportunity to do ~する機会を得る (8)jollof rice ジョロフライス ★トマト味のピラフのような料理で、西アフリカの米料理の定番としてよく知られている。 (9)universally 広く、普遍的に 

Q. 家族について教えてください

I’ve got three children — a boy aged 11, another boy aged 8 and a daughter aged 3. And they, somehow, they (10)convinced us to get a dog, so we now have a dog, ha-ha, that is 9 months old. We love the country lifestyle, and, um, we have really (11)embraced, um, (12)living out in the country. We like the woods and the (13)open air. And, um, I used to be a city girl, but now I can say I’m (14)officially very country.

子どもが3人います―11歳の男の子、次は8歳の男の子で、あと3歳の女の子です。それで子どもたちに犬を飼おうとなんとか説得されて、今は犬を飼っています、ハハハ、この犬は9カ月です。私たちは田舎のライフスタイルをとても気に入っていて、田舎で暮らすことを喜んで受け入れています。私たちは森や屋外が好きです。私は以前シティーガール(都会風の女の子)でしたが、今は完全に田舎の人間だと言い切れます。

語注

(10)convince A to do A を説得して~させる (11)embrace ~を受容する (12)live out 過ごす、暮らす (13)open air 戸外、野外 (14)officially 明確に、はっきり言って 

Q. 日本についてどう思いますか?

I would love to go to, and visit Japan. I like the culture — I think it’s quite interesting. Um, they (15)come across as being very (16)respectful, and, um, they have a beautiful culture. But particularly I like Japanese food. It seems quite healthy and, um, fresh. So, any opportunity that I do have, I will eat Japanese food. I don’t think I’ve ever eaten Japanese food and not enjoyed it, ha-ha.

ぜひ日本に行って、滞在してみたいです。(日本の)文化が好きで、とても興味深いと思っています。日本人はとても礼儀正しいことで知られていますし、美しい文化を持っています。中でも私は日本の食べ物が好きです。とても体によくて、新鮮な感じがします。ですから機会があれば、日本食を食べますね。これまで日本食を食べてがっかりしたことはないと思います、ハハハ。

語注

(15)come across as ~ ~として受け入れられている、~のような印象を与える (16)respectful 丁寧な、礼儀正しい

解説:癖がほとんどない、きれいなイギリス英語

Annieさんは、20年以上もイギリスで暮らしているだけあって、とても聞き取りやすい流暢(りゅうちょう)なイギリス英語を話しています。例えば、west、most、spent、formative、particularly、to、eat(en)、daughter、city、itなど、ほとんどの/t/がはっきりと発音されていること、gotの短母音やopportunityの発音、universallyやdaughter の後にアメリカ式の発音で聞かれる/r/の音色が入らないところなどに、典型的なイギリス英語の特徴を聞くことができます。また、years、mealsなどの語末の/z/が/s/気味であったりするといった特徴も見られます。

音声解説:里井久輝(さといひさき)

龍谷大学教授。イギリス、リーズ大学大学院修士課程修了。大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了、博士(言語文化学)。専門は音声学、言語学、英語教育。著書に『英語で歌おう! スタンダード・ジャズ』『「世界の英語」リスニング』(いずれもアルク)がある。

取材:ボッティング大田朋子
翻訳:吉田章子

本記事は『ENGLISH JOURNAL』2019年1月号に掲載された記事を再編集したものです。