
「空気が読めないって英語でどう言えばいいの?」そんな疑問を持ったことはありませんか?日本語の「空気を読む」は、その場の雰囲気を察して適切にふるまうという繊細な概念ですが、英語ではややストレートな言い回しが使われます。この記事では、ネイティブが実際に使う「空気読めない」の英語表現を4パターンに分けて紹介。SNSや日常会話でそのまま使える、こなれ英語を例文つきでチェックしましょう!
※この記事はInstagram「 英語のアルク 」のコンテンツと連動しています。ぜひこちらも見てください!
「空気読めない」って英語でどう言う?シーン別に使い分けよう!
「空気が読めない」は、大きく分けて次の4パターンで使い分けられます。
- SNSや日常会話で使える“KY”系スラング
- 場の雰囲気を壊すタイプ
- やりすぎて浮いているタイプ
- 微妙なタイミングやズレを指摘したいとき
それぞれに合った英語表現を、以下で見ていきましょう!
① SNSで使いたいこなれ英語:no chill
相手が空気を読まずにガンガン来すぎるとき、「He has no chill.(空気読めなさすぎ)」と突っ込むのがネイティブ流。あえて軽めに突っ込む感じが今っぽい!
例文でチェック!
He has no chill during meetings.
彼、会議中に全然空気読めないんだよね。I know, it’s kinda stressful.
わかる、ちょっとストレスだよね。
ネイティブ講師、ぶりちゃんの一言英語メモ
「chill」はもともと「落ち着いた」「リラックスした」って意味だけど、"no chill" になると「やりすぎ」「配慮がない」って感じ!空気が読めない行動をした人へのライトなツッコミにぴったり。
② 場の空気を壊す人には:kill the vibe / ruin the mood
英語表現 | ニュアンス | 使用シーン |
---|---|---|
kill the vibe | 場の空気を壊す | カジュアル |
ruin the mood | ムードを壊す | 会話・恋愛系にも使える |
例文でチェック!
みんな楽しんでたのに、あの発言で空気一気に変わったよね。
He totally killed the vibe with that comment.いい雰囲気だったのに…空気読めよ〜。
Don’t ruin the mood!
ネイティブ講師、ぶりちゃんの一言英語メモ
vibe は「雰囲気」のこと。kill the vibe は「その空気を壊す」って意味で、まさに「KY」な人に言いたくなる表現!ムード系の話なら ruin the mood もおすすめ!
③ やりすぎて浮いてるタイプには:so extra
英語表現 | ニュアンス | 使用シーン |
---|---|---|
so extra | やりすぎ/浮いてる | ファッション・発言などに |
例文でチェック!
彼女、誕生日ディナーに花火持ってきたの。
She brought fireworks to a birthday dinner.
やりすぎでしょ!
So extra!
ネイティブ講師、ぶりちゃんの一言英語メモ
extra は「余分な」って意味だけど、スラングでは「頑張りすぎて逆にKY」「浮いてる」ってニュアンス。やりすぎな人にちょっと笑いながら使ってみて!
④ タイミングやノリがズレてるときは:read the room / tone-deaf
英語表現 | ニュアンス | 使用シーン |
---|---|---|
can’t read the room | 空気が読めず場違い | 軽いツッコミから幅広く使える |
tone-deaf | 空気・感情を察せない | やや辛口評価 |
例文でチェック!
あのタイミングでジョークはないわ。
He clearly didn’t read the room.あの発言、マジで空気読めてなかった。
That was so tone-deaf.
ネイティブ講師、ぶりちゃんの一言英語メモ
read the room は「空気を読む」そのまま!でも逆に “You should read the room.” と言えば、やんわり注意できるよ。tone-deaf はもっと鋭く「配慮ゼロ」のニュアンス!