『ENGLISH JOURNAL』1月号では「世界の新しいライフスタイル」と題し、コロナ禍の現状について、アメリカやイギリスなど4カ国からのリポートを紹介。また、現地に暮らす家族やカップルの声も音声と併せて掲載しています。本記事ではアメリカ、オレゴン州に暮らすカップルのインタビューの一部を、テキストと音声でご紹介します。
聞き手:Rika Higashi
話し手: Bill (50代、IT関連会社勤務)、Jen(40代、マーケティング関連会社勤務)
大きな変化、小さな変化
この1 年の生活はどんな感じでしたか?仕事生活はどんな影響を受けてきましたか?
Bill : Well, my life changed significantly. I was, uh, working full time and spending all my time in the office. I’m now still working full time, but I work from home full time. I don’t, I have not been into the office in almost two years now.
ビル:そうですね、私の生活は大きく変わりました。(以前は)フルタイムで仕事をして時間のほとんどをオフィスで過ごしていました。今もフルタイムで働いていますが、家でフルタイム勤務をしています。もう2年近くオフィスに行っていません。
良かったこと、悪かったこと
新型コロナウイルス感染症への、これまでの政府の対処の仕方をどう思いますか?
Jen: Well , I think that things would ’ve been a lot better in this country if it, it hadn’t been positioned as a political issue . If our leaders had done what they knew to be the right thing from the beginning and had brought their constituents on board early, I feel like we would be in a much different place . And as it stands right now, the virus is such a political and ideological dividing line . That makes it very difficult to talk to people.
ジェン:そうですね、政治問題として位置付けられていなければ、この国の状況はずっとましだった気がします。国の指導者が初期から正しいと分かっていたことを実行し、早くに有権者を巻き込んでいたら、現状は全く異なっていただろうと感じます。今の状況はというと、ウイルスは政治的、思想的な分断を作り出しています。それで、国民に語り掛けることすら困難になっています。
これからの楽しみ
状況が改善したら、2022年にどんなことをやってみたいですか?
Bill : I want to travel internationally, most of all, um, and, yeah, I don’t, I actually don’t think that’s going to happen in 2022. I think it’ll be possible ? even now, it’ll be possible to go to Europe, it’ll be possible to go to Japan, it’ll be possible to go to probably even China. But if you’re going to any country that isn’t fairly wealthy and fairly developed, penetration of the vaccine is gonna be low, I think, for several more years.
ビル:何より国外に旅行したいですね、でも2022年にそれが可能になるとは実のところ考えていません。可能にはなると思います―現在でも、ヨーロッパに行くことも可能でしょうし、日本にも行けます、多分中国にも行けると思います。しかし、あまり豊かではなく発展していない国に行くとしたら、ワクチンの接種率は低いままでしょうし、この先数年は。
1月号の特集は「世界の新しいライフスタイル」
やりたいことが思うようにできないコロナ禍。誰もが我慢し続けたそんな状況から抜け出しつつある2022年に、皆さんはどんなことをしてみたいですか?『ENGLISH JOURNAL』1月号の特集では、アメリカやイギリスなど、世界の人たちの生の声をたっぷりお届けしています。
1月号特集コンテンツ
エッセー:その後には、きっと虹も出るだろう。(茂木健一郎)/現地リポート&英語音声付きインタビュー:世界の新しいライフスタイル(from アメリカ、イギリス、香港、南アフリカ)/コラム:2022年が明るくなる英語ライフ~「得意」を生かして始めよう~(上原絵美)
取材:東リカ、取材 協力 : 海外書き人クラブ【トーキングマラソン】話したいなら、話すトレーニング。
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