英語女子が「お出かけ気分」を英語で表現。さらにその英語を、アルクの英文校正スタッフ、マーガレットが添削して一段上のネイティブ表現に仕立てます。どんな英語が出てくるんでしょう??インスタグラムなどSNSで使いたい英語を、現地レポートと織り交ぜてお届けします。
英語女子、最新デジタルアートにドキドキ
こんにちは!しおた あやのです。大学で英語などの言語や文化について学んでいます。
この連載を通して、自分だけでなく読者の皆さんの英語学習に役立てればと思います。よろしくお願いします!
第1回となる今回は、今人気の「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」に行ってきます!デジタル技術を駆使した、新感覚アート展で、InstagramをはじめとするSNSでも話題なので、本当に楽しみです!それから、私の英語とネイティブスピーカーの英語がどう違うかを知るのも楽しみ!
1.ここ、行きたいねってずっと友だちと話していたんです。
Ayano: I had talked about wanting to come here with my friends.
↓
Margaret: My friends and I had been talking about how much we wanted to check this place out .
check ~ out: ~に行ってみる
でも、最新のデジタルアートの世界ってどんな場所なんでしょうか? ボーダレス、境界のないアートってどういうことだろう?
2.どんなところなのかまったく想像がつかない!
Ayano: I can’t imagine what it is going to be like.
↓
Margaret: I really don’t know what to expect!
what to expect: 何が起こるのか、何があるのか
暗い通路を通っていくと、分かれ道が!選んだ部屋に入ると、床も壁も一面満開の花畑になっていました。
3.満開の花畑を散歩するのは気分がいい!
Ayano: I feel good when walking through a field of flowers in full bloom!
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Margaret: Walking through a field of flowers in full bloom feels fantastic!
時間によってヒマワリが満開になっていたり、秋の花、ヒガンバナが大きく壁に咲いたりと花の種類も変わるんですって。
人に反応して足元に花が咲き出して、離れると散ったり…。そのほか、壁を舞う蝶にも触れると異変が…?! 人の動きと一体化して光と映像が動きます。
4.光が動いて生きているみたい。
Ayano: The lights are moving around as if they were alive.
↓
Margaret: The lights are moving around as if they all had minds of their own.
have a mind of its own: 心を持っている
次に「Wander through the Crystal World」という部屋に入ると、そこは空から光が降ってくるような仕掛け。どこを見ても美しい幻想的な世界が広がっています。
5.全部キラキラで夢の中にいるみたい。
Ayano: The whole room is sparkling. It’s like being in a dream.
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Margaret: Everything around me is wonderfully sparkling and dreamlike.
dreamlike: 夢のような
面白かったのは・・・
6.スマホのアプリで光を操作できる!
Ayano: We can operate the light performances by using a smartphone app.
↓
Margaret: We can affect the light performances ourselves by using a smartphone app.
affect: ~に影響を与える
チームラボの携帯アプリを使って、「火」「虹」「雨」「月」などの光の演出を選択すると、それに対応する光が部屋に現れるんです。
自分で演出を選べるってすごすぎる!!
そして、ボーダレスで最も有名な部屋の1つである「ランプの森」へ。ランプが宙に浮いて、無限に広がっているように感じます。
一番広い部屋では、壁に滝が流れていました。
水の流れに入ると、センサーが反応して水が人を避けて流れたり、人に当たって弾けたり。ほかにもさまざま演出がありました。
7.人に反応して映像が変化するって面白い!
Ayano: It’s interesting how the artworks react to people’s movements.
↓
Margaret: The way the artworks interact with people’s movements is fascinating!
interact with ~: ~と交わる
8.見るだけじゃなくて、自分がアートの一部になれる!
Ayano: We can not only watch the art but be part of it!
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Margaret: As we immerse ourselves in the artwork, we become part of it!
immerse oneself in ~: ~没入する
大小のボールがいっぱいの部屋も面白かったです。なぜかというと・・・
9.触るとボールの色がどんどん変わる!
Ayano: Every time I touch one ball, the colors of the other balls change one after another.
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Margaret: When I touch a ball, the others start changing colors one by one!
人が触ったボールから色が変わっていって、ボールの列を両方向から叩くと、真ん中で色が混じったりもするんです!!すごすぎる!
最後にカフェに立ち寄りました。ここにもびっくりする仕掛けがありました。なんと・・・
10.お茶の表面に光の花が咲くよ!
Ayano: A digital flower is blooming on the surface of my tea.
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Margaret: Hey, there’s a flower blooming in my cup of tea!
そうなんです。
お茶の器をテーブルに置くと、お茶の上にぽっと花が咲くんです。そして器をずらすと花が散ります。
ずらした器に、また花が咲き始めます!
もう、飲み終わっちゃうのがもったいないくらい素敵でした。
お茶の種類によっては長く咲かせ続けるのにコツがいるとか…?!
11.見るものがたくさんあって、いつまでも楽しめた!
Ayano: Because there were so many things to see, I could stay and watch forever!
↓
Margaret: Because there were so many different experiences to be had, I felt like I could stay and watch forever!
12.今までにない体験ができて大興奮!
Ayano: I was really excited with all these new experiences!
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Margaret: Losing myself in this surreal experience was so enthralling.
lose onself in ~: ~に没入する surreal: 夢のような enthralling: 心を奪う
貴重な体験ができて本当に楽しかったです!
作品に圧倒され、あっという間に時間が過ぎてしまいました!知れば知るほど、見れば見るほど魅力的なアート展でした!
あやのの感想
自分が思ったことを英語で伝えるって難しい。あらためてそう思いました。
マーガレットさんに英語のアイデアを頂いて、「行ってみるってcheck it outって言えるんだ!」など、日常生活で使える表現が学べて、とても勉強になりました!
今回、訪問したスポット
MORI Building DIGITAL ART MUSEUM
EPSON teamLab★Borderless
森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス
「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless(森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス )」は、2018年6月に東京・台場にオープン。森ビルとチームラボが共同運営する世界初の「デジタルアートミュージアム」です。
アートは、部屋から出て移動し始め、ほかの作品とコミュニケーションし、ほかの作品と境界がなく、時には混ざり合う。そのような作品群による、境界のない1つの世界、『チームラボ ボーダレス』。
境界のないアートに自らの身体を没入させ、作品群からできた世界を自らの身体で探索し、他者と共に新しい体験を創り出していきます。
520台のコンピューター、470台のプロジェクター、10,000㎡の圧倒的なスケール感と、複雑で立体的な空間が特徴の世界に類を見ない全く新しい世界です。
(チームラボ ボーダレス 公式サイトより)
borderless.teamlab.art英文校正:Margaret Stalker(アルク)
構成・写真:山本高裕(アルク GOTCHA! 編集部)
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