SNSでも英語で発信してみよう!
皆さんこんにちは!書籍『Chat Diary 英語で3行日記』で英文作成を担当していた知夏七未です。このChat Dairyをもっとたくさんの人に楽しく!役に立つように!使っていただくための連載4回目。使い方のコツ、そしてChat Dairyの効果の1つである「SNSでも英語での発信を楽しめるようになる」ためにたくさん取り入れた、インスタ映えするSNS英語をご紹介していきたいと思います。
英語でカッコつけよう!
さて、前回までのおさらいです。日記で英語をうまく学習するコツは「気ままにゆる~く続けて取り組む」こと。 しかし今回のテーマは「カッコつけることの大切さ」です!今までとは少し逆行するように思われるかもしれませんが、実は、楽しくモチベーションを保つためにはカッコつけることってとても大切なんです。
1.恥ずかしがらずにカッコつけよう
「英語が使えるってカッコいい」と思っている方も多いのではないでしょうか。私もその一人でした。
日本で生まれ育ちましたが、知らない言葉を操り、色々な国の人と楽しそうに話す人たちにカッコいい!と強烈な憧れを覚えたことが「英語をやろう!」と思うきっかけになりました。憧れをモチベーションにカッコよくなろうとすることは、英語力を伸ばすのにとても役立ちます。
ところで、カッコよくなるためには何をすればいいか、考えたことはありますか?
私は子供のころからダンスをしていて、舞台の上で「カッコよく」みせるためのお稽古を積んできました。そのときに言われたのが「カッコつけなきゃカッコよくなれないよ」という言葉。
最初から何もしなくてもカッコいい人なんて、稀なんです。カッコよくなるためにはカッコよくなるための努力、つまり意識してカッコをつけてみることが必要で、そうしているうちにだんだん無理をしなくても格好がつき、様になってくるんですね。
そしてこの言葉、ダンスや舞台だけでなく、英語にも当てはまると私は思っています。
「英語を使わなくていいところで英語を使うなんてカッコつけてると思われそう」とか、「カッコつけたつもりが間違えてたら嫌だな」という方もいるでしょう。でも、カッコつけていいんです。そして間違えることもちっとも嫌なことではありません!
人目や文章の正確さを気にするよりも、英語を日常の中に取り入れて使っていることがまず何よりも大事。トレーニングの途中は、「カッコつけていることがカッコ悪い」こともあるかもしれません。
でも、やってみないと、その先でいつかカッコいい人になることもできないんですよね。 また、それでもやっぱり、いきなり公開するのは…というときにはChat Diaryのような日記からスタートするのがおすすめ。日記は自分だけの世界ですから、ここで思いっきりカッコをつけた文章を書いてみましょう。
2.カッコいい人の真似をしよう
憧れの人がいると、その人の真似をしたくなりますよね。英語でも是非、カッコいいなぁと思う人の言葉をコピーしてみましょう。素敵だな、自分の中にも取り入れたいなと思うことと出会ったら、どんどん真似してみること。真似し続けることでそれは自分の引き出しに入り、自分から発信できるものとなります。
「今日はカフェでのんびりしてたよ」「映画祭に招待されてレッドカーペットを歩いたわ」、なんていう投稿を見たら、その文章をそのままChat Diaryの回答として写して書いてもよし。もはや、妄想日記になっていたっていいんです!だって、憧れのあの人になりきって書く日記はきっと楽しくて、英語の「勉強」をしているときとは違うドキドキわくわく感があるはず。
さらに、人の言葉を真似してみると、自然とその人のよく使う言い回しが自分の中に蓄積されていきます。あの人と同じ口癖が身についちゃうなんて、なんだかちょっと嬉しいですね。
最近は名言のようなパワーフレーズと共にインスタグラムへ写真をアップする人も増えています。素敵!と思う投稿に出会ったらただポチッと保存するだけではなく、是非Chat Diaryの回答やメモ欄にも書き写してみてください。自分で書いてみると改めてその文章を味わうことができますよ!
ちなみに、さらにおすすめなのは、カッコいいと思った文章にぴったりな自分なりの写真を撮って、少しアレンジしたうえで自分の投稿としてSNSにアップすること。
元の投稿者に敬意を示したければ、inspired by @~などとしてその方を紹介しましょう。 憧れや、カッコいいと思える目標があるのはとっても素敵なこと。こんなふうになりたい!という憧れを見つけたら、恥ずかしさや照れくささは忘れて、憧れの人の真似をしながら思いっきりカッコつけてみましょう。気付かないうちに、カッコいい自分に近づけているはずです。
こなれてみえる!インスタ映えする略称英語
#omg
omg って何の略でしょう?これ、Oh my godの頭文字をとった省略形なんです。
ベタな言葉ですが、アメリカ人を中心にびっくりした時によく使われるこの言葉。驚き画像の写真と一緒に投稿すれば、他に細かい説明をしなくても、たった3文字で世界に向けて言いたいことが伝えられますね。
#lol
思わず笑ってしまうようなことと出会ったとき、日本語では(笑)やwなどで面白いでしょ、と示しますが、英語で(笑)と同じ役目をするのがlolです。
これはlaugh out loud の略で、大声で笑うという意味。文章の最後につけることはもちろん、こちらも見るだけで笑いが込み上げてくるような写真があれば説明不要、lolだけでもその面白さを世界とシェアすることができます。
これはもはや、日本でもかなり定着している感じがある省略語かもしれません。楽しいことがあったとき、とりあえず使ってみてはいかが?
#fav
fav、あるいはfaveとつづる人もいるようですが、元の形はfavorite。
つまり「大好きな、一番の」と言う意味ですね。お気に入りのものを写真に収めたら、My fav?なんてアップしてみてはいかがでしょうか。世界中からいいね!がもらえるかもしれません。
#congrats
少し長めのこちら、congratulations(おめでとう)の省略形です。誰かをお祝いする投稿をするときはもちろん、いいことがあった人に「おめでとう~!」とコメントしたり、メッセージを送ったりするときにもささっと使えますね。
Congrats my friend! やCongrats dear!のように相手への呼びかけも入れるとさらに親しみが増します。
まとめ
こなれた感じの省略語は、ビジネスやフォーマルな場で使うのは避けたほうがよいですが、それは必ずしも、「きっちりした英語を完璧にしてから使いなさい」という意味ではありません。
時と場所をちゃんと選べば、むしろ気楽に使える表現を活用して、日々の中に英語を取り入れていくのはいいことですよね。 Chat Diaryのような英語日記やSNSへの投稿は、別に点数がつくレポートではありません。自由に気軽に、楽しみながら英語をカッコよく使いこなせるようになりたいですね。
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proud story - プラウド ストーリー
編集:江頭茉里
SERIES連載
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