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英語も仕事も明日はどっちだ!?年末に英語の名言を味わおう【ブックレビュー】

英語で味わえる名言

今年もまもなくおしまい。あんなことや、こんなこと、いろいろあった今年を英語の名言でふり返りましょう。来年こそは頑張るぞー(予定は未定)。

気軽に読める英語名言集

こんにちは、ライターの尾野です。

今回紹介する本は、『英語で味わえるようになる名言366』。

新書サイズなので、通勤バッグに入れておいたり、枕元に置いて寝る前にペラペラめくったりと、ちょっとした空き時間に楽しめます。

あまり学習本らしくない表紙をめくると、偉人の名言が、1ページに1つずつ掲載されています。

誌面

見ての通り、英文とその和訳だけでなく、発信者のプロフィールも掲載されています。

さらに、その人物が書いた本も紹介されているので、ちょっとしたブックガイド代わりにもなりそう(本の紹介がないページもあります)。興味を持った人物がいたら、著作も読んでみると面白そうですね。

また、偉人の皆さんは頭がいいからか、昔の人だからか、「ちょっと何言ってるのか分からないんですけど」という英文もありますが、この本なら安心

下の段に、文法の解説や語注があるので、複雑な構造や見慣れない単語のある文でもしっかり意味を理解できます。

本に載っている日本語訳がどうもしっくりこないなと思ったら、自分で訳を考えてみても楽しいかもしれません。

仕事はコツコツやるしかない?

では、気になる英文をチェックしていきましょう。

まずは日常、切っても切れない仕事に関することから。

仕事といえば、私の場合はつい最近、昨年から続いていたリモートワークが終わりました・・・。対面で仕事をすることにももちろんメリットはあるのですが、明らかに「私、要らないですよね」という会議に呼ばれたりするのがめんどうです。

If you have too many meetings what happens at any time will happen. 

That is the worst measure is finally taken.

会議を重ねすぎるといつものことが起こる。

すなわち最悪の策が採られるということだ。

ナポレオン・ボナパルト

さすがナポレオン。いいこと言うなあ。

会議が白熱したときほど「・・・で、なんの話でしたっけ?」となるのはよくあること。もう、その場にいる人でさくっと決めたほうがいいんじゃないですかね。

There are two types of people who never achieve very much in their lifetimes.

One is the person who won’t do what he or she is told to do and the other is the person who does no more than he or she is told to do.

絶対に出世が出来ない人には二種類ある。

1つは言われたことが出来ない人。もう1つは言われたことしか出来ない人だ。

アンドリュー・カーネギー

こちらは、ミスター・アメリカンドリーム、実業家のアンドリュー・カーネギーのお言葉。

指示待ちや受け身な人ではなく、いわゆる「自律自走型人材」になれということですかね。転職サイトでよく目にするあれです。

確かにそういう人材がいたらエライ人たちは助かるでしょうけど、こちらが気をまわしてあれこれ進めておくと、「誰が許可出した!?」と怒り出す上司もいまだにいるからなあ。

そういう上司にも、なにか言ってやってほしいところです。

If there is any one secret of success it lies in the ability to get the other person's point of view and see things from that person's angle as well as from your own.

成功の秘訣があるとすれば、それは他人の立場を理解し、自分の立場と同時に他人の立場からも物事を見ることだ。

ヘンリー・フォード

ヘンリー・フォードは、自動車の量産体制を確立した、いわゆる自動車王。

上司や部下、同僚に対して、お互い配慮するようになれば、職場の変なもめごとも減るかもしれません。心にメモしておきます。

それにしても、年末に向けて仕事が雨後のたけのこのごとく湧いてきて、やってもやっても終わらないのですが・・・。

The shortest way to do many things is to do one thing at a time.

多くのことを手早く済ます方法は、1度に1つずつ片付けることだ。

サミュエル・スマイルズ

仕事も、年末調整も、大掃除も、1つずつやっていくしかありませんね。やれやれ。

来年こそは!目指せ、TOEICスコアアップ

今年の英語学習界(あるのか?)のビッグニュースといえば、やはりTOEIC受験料の値上げではないでしょうか。

英検の値上げに続いて、これは痛いです。特にTOEICの場合は、定期的に何度も受けることが多いですし。

コロナ対策で運営費が増加したからとのことなので、仕方がないとも思いますが、コロナが収まったら値下げしてくれるんでしょうかね?たぶん、しないだろうな・・・。

One that would have the fruit must climb the tree.

果実を手に入れたいならば、木に登らなければならない。

トーマス・フラー

TOEICを受けたいならば、受験料を払わなければならない。何をするにもお金はかかりますからね。

受験料が無駄にならないように、しっかり勉強するしかありません。

The more we do the more we can do.

もっとやれば、もっとできるようになる。

ウィリアム・ヘイズリット

分かってはいるんですけど・・・。ねえ?

A goal without a plan is just a wish.

計画のない目標は願い事にすぎない。

アントワーヌ・ド・サン=テグジュベリ

いちいち、ごもっとも。

「いつかは900点突破したいな」と思っているだけでは、単なる願い事。「宇宙旅行したいな」というのと同じです。

目標スコアに到達したいなら、ちゃんと計画を立てないといけませんね。

とはいえ、忙しい毎日の中では、学習時間を確保するのもなかなか難しいのですが・・・。

It is not because things are difficult that we do not dare.

It is because we do not dare that they are difficult.

難しいからやろうとしないのではない。

やろうとしないから、難しいのだ。

セネカ

御託を並べる前に、英単語の1つも覚えるとしましょうか。

高い受験料を払うのですから、思い通りの結果が出せるよう、今日から頑張ります!

ほかにもいろいろ、2021年

2021年の大きな出来事といえば、やはりオリンピックでしょうか。

1年遅れで晴れ舞台に立ったアスリートの姿には、やはり胸を打つものがあります。

メダリストやいい成績を残した人のことは素直に尊敬しますが、私などは敗れた人に感情移入してしまうんですよね。

There are some defeats more triumphant than victories.

勝利よりも誇るべき敗北がある。

ミシェル・ド・モンテーニュ

A winner is just a loser who tried one more time.

勝者とは、あと1歩をあきらめなかった敗者のことだ。

ジョージ・ムーア

アスリートにとって、1年予定が狂うというのは大変な負担だったはず。勇姿を見せてくれた人たちにともかく感謝したいです。皆さん、本当にお疲れ様でした。

もう1つ、日本国にとって大きな出来事といえば、プリンセスのご結婚がありましたね。いろいろな意見がありましたが・・・。

If you press me to say why I loved him I can say no more than because he was he, and I was I.

なぜ彼を愛したのかを聞かれたら、「彼が彼であり、私が私だったから」としか答えようがない。

ミシェル・ド・モンテーニュ

困難を乗り越えた二人だからこそ、お互いを労りあって、温かい関係を築いていけるかもしれません。

Love does not consist in gazing at each other but in looking together in the same direction.

愛とはお互いを見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることだ。

アントワーヌ・ド・サン=テグジュベリ

どうぞ、末永くお幸せに。

そして、この文脈で思い出すのもどうかと思いますが、今年は衆議院選挙もありましたね。投票には行かれましたか?

不肖、私も清き1票を投じてきました。

The ballot is stronger than the bullet.

投票は銃弾より強い。

エイブラハム・リンカーン

自分が手にしているものの威力をよく自覚して、大事に使いたいものです。

まとめ

大人になると時間が経つのが早いといいますが、この1~2年はコロナによる生活の変化のせいか、ことに早いように感じます。

「年を取るのってイヤだな」と思ってしまいますが、こんな言葉もありました。

We turn not older with years but newer every day.

私たちは年々老いていくのではない。日々新しくなっていくのだ。

エミリー・ディキンソン

我々、ライター業にとっては身にしみるこんな名言も。

Write drunk; edit sober.

酔っぱらって書き、しらふで編集せよ。

アーネスト・ヘミングウェイ

さすがは、パパ・ヘミングウェイ!

グラスを傾ける姿が、あんなにさまになる作家もいないですよね。

ちなみにこの原稿、私はしらふで執筆しております。できがイマイチだとしたら、そのせいかも・・・。あとは、担当編集者がしらふで編集してくれることを期待したいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

※ネットでの読みやすさを考慮し、日本語訳の一部に読点を付加しました。

 

ENGLISH JOURNAL ONLINE 編集部

尾野七青子都内某所で働く初老のOL兼ライター。