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ネイティブみたいにサラッと言いたい!「24-7」ってどういう意味?【ドラマで英語】

映画・ドラマで英語

映画やドラマは生きた英語の宝庫。おすすめ映画・ドラマから、ちょっとおしゃれですぐに使える英語表現を毎回一つ紹介します!今回はドラマ「Younger/ライザのサバヨミ大作戦」から、「24-7」という表現を取り上げます。

今日のおすすめ表現

24-7

年がら年中」とか「毎日毎日」、「いつもいつも」などなど、とにかく「ノンストップ」であることを強調したいとき、1日の時間の24時間と1週間の日数の7日を使って、「24-7」と表現することができます。

今回はこの、「24-7」を取り上げます。

表現の出どころ

このフレーズは、コメディ・ドラマ「Younger/ライザのサバヨミ大作戦」(原題:Younger)に登場します。

かつて出版業界で働いていたライザ(サットン・フォスター)は、離婚をきっかけに、再び働こうと就職活動を開始します。結婚と同時に仕事を辞めたライザにとって、なんと15年ぶりのお仕事復帰。ところが、面接相手は若い人たちばかりで、キャリアに15年の空白がある40歳のライザは、なかなか雇ってもらえません。

一人娘の留学費用を賄うために仕事が必要なライザは、26歳だと年齢のサバ読みをして再就職を果たします!そして43歳の上司ダイアナ(ミリアム・ショア)と、26歳の同僚ケルシー(ヒラリー・ダフ)相手に、本当の年齢がバレないように奮闘する・・・というストーリーです。

最終回(シーズン7第12話)は、本国のアメリカで今年6月に放送されたばかり。日本では、Huluで現在シーズン4まで配信されています。

1回のエピソードが約20分と短いので、ちょっとした時間を見つけて、ドラマを通じての英語力アップに取り組めますよ!内容自体も、年齢ギャップにまつわる笑いあり、恋愛でホロリとする涙あり、とにかく飽きさせません。

表現の使い方

24-7」のフレーズが出てくるのは、ドラマが始まってすぐ。

面接中のライザが、面接相手である2人の若い女性に、自分の経歴を説明しています。

15年の空白期間を指摘されたライザは、子育てのために仕事を辞めたと話しますが、女性たちは困った表情を浮かべています。

ライザはそこで、こう熱弁をふるいます。

Look, I know I’ve been out of play for a while, but I am a much smarter, more capable person today than I was 15 years ago.

あの、仕事から長いこと離れていたのは分かっています。でも今の私は、15年前の私よりもずっと賢いし有能な人間です。

でも相手は、あまり気乗りしない様子で「Hmm, I’m sure.」(ええ、そうでしょうね)と生返事。

ライザはさらに畳み掛けます。

I’m ready to throw myself back into work 24-7.

1日24時間、1週間7日体制で仕事に復帰する覚悟はできています。

ライザの熱心なアピールも虚しく、この15年でSNSやiPhone、iPad、電子書籍、YouTubeなどさまざまなものが登場して大きく変わったと言われてしまいます。当然、この面接は落ちてしまいました。

まとめ

今回は、「いつも」や「年がら年中」という意味のフレーズ、「24-7」を取り上げました。

ちなみに24-7の読み方は、twenty-four sevenです。

ライザは面接で、文字通り「24時間週7日、仕事をします」と言ったわけではなく(そんなことはムリですよね!)、「そのくらいの長時間労働もいとわない」という比喩で言ったものと思われます。

一方で、文字通り24時間週7日という意味でも使えます。例えばお店などが「24-7」という場合、24時間年中無休で営業している、という意味になります。

松丸さとみ

松丸さとみフリーランス翻訳者・ライター。学生や日系企業駐在員としてイギリスで計6年強を過ごす。現在は、フリーランスにて時事ネタを中心に翻訳・ライティング(・ときどき通訳)を行っている。訳書に『LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる』(日経BP)、『限界を乗り超える最強の心身』(CCCメディアハウス)、『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』(サンマーク出版)などがある。
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