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「フェルメール」って英語でなんて発音する?世界のキーパーソンについて学べる聞き取りクイズ付き!

英語で学ぶ!世界のキーパーソン

「アリストテレス」「プラトン」「サルトル」は日本語読みで、英語圏では通じないことを知っていましたか?この連載「英語で学ぶ!世界のキーパーソン」(全3回)では、『英語で知りたい!世界のキーパーソン人名事典』(アルク)から、人名に潜む意外な日英ギャップにスポットを当てて紹介します。また、プロフィールやその人物に関するキーワードも英語で読んで教養を深めましょう!この記事で音声も聞けますので、ディクテーションにもぜひ挑戦してみてください。

「フェルメール」って英語でなんて言う?

クイズ

17世紀のオランダ黄金時代を代表する画家「ヨハネス・フェルメール」。英語圏ではなんと言うでしょう?

ヨハネス・フェルメール『牛乳を注ぐ女』

ヨハネス・フェルメール『牛乳を注ぐ女』(画像提供:Rijksstudio

知っていましたか?正解はこちら!

正解

Johannes Vermeer[jouhɑ́ːnis vərmíər][ヨウーニS ヴァーアー*1

フェルメールはオランダの画家ですが、オランダ語で語頭のVはしばしば[f]と発音されます。英語読みでは[v]から始まるというのは意外ですね。アクセントもしっかり押さえて、英語でのアート談義にぜひ花を咲かせてください。

それでは、フェルメールが一般的にはどのような人物と位置付けられているのかについても英語で触れておきましょう。

ディクテーションで教養を深める!

フェルメールのプロフィールの英語音声を聞いて、内容を書き取ってみましょう。

▼音声はこちら

・自信がある人はヒントなしでディクテーションにチャレンジ!
・ヒントが欲しい方は下の英文の空欄を埋めてみましょう。

▼空欄に入る語句を聞き取ってみましょう

Johannes Vermeer is today one of the most 1.(     ) 17th-century Dutch masters, although he was only moderately appreciated during his lifetime.

The relatively few works that he created mainly 2.(     ) scenes at his home in Delft.

He worked slowly and with great care, producing paintings with a masterful sense of lighting and color as well as near-photographic realism.

Perhaps one of his best-known works is Girl with a Pearl Earring, which 3.(     ) (     ) (     ) the “Mona Lisa of the North.”

ヨハネス・フェルメールは、存命中にはつつましい評価しか得なかったが、今では最も高名な17世紀オランダの巨匠の一人である。

生涯に制作したさほど多くない作品では、主にデルフトにある自宅での場面を描いた。

フェルメールはこつこつと、細心の注意を払って作業し、光や色についての見事な感覚と、ほとんど写真のような写実性を生かして絵画を制作した。

彼のおそらく最も有名な作品の一つは『真珠の耳飾りの少女』で、「北のモナ・リザ」の愛称で親しまれている。

空欄に入る語句

1. celebrated 高名な、著名な

2. depicted ~を描いた

3. has been nicknamed ~という愛称で呼ばれている 

より深く知る&語るためのキーワード

「フェルメールについてもっと深く知りたい、語りたい」という方のために、フェルメールに関連するキーワードを紹介します。

realism 写実性、写実主義

Delft デルフト(地名)

Girl with a Pearl Earring 『真珠の耳飾りの少女』(作品名)

The Milkmaid 『牛乳を注ぐ女』(作品名)

古今東西の重要人物を知って、教養も話題も広げよう

この連載は、『英語で知りたい!世界のキーパーソン人名事典』(アルク)の一部の内容を再構成したものです。

本書では、「文化・芸術」「歴史」などのジャンル別に、古代~現代に至るまで、365人もの人物を紹介しています。

毎日1人ずつ、気になった人物について学ぶのも楽しいですね。

【紹介している人物の例】

・マックス・ウェーバー:「経済学・社会学・経営学」

・アルバート・アインシュタイン:「サイエンス」

・アンディ・ウォーホル:「美術」

・エマ・ワトソン:「映画」

・エカチェリーナ2世:「歴史」

・チェ・ゲバラ:「現代」

好きな人物やニュースの主役たちについて話せるようになれば、話題が広がり、英語でのコミュニケーションも盛り上がりますよね。

本書の中でさまざまな人物との出会いを楽しみながら、新しい語彙や知識を増やしてみませんか?

*1:書籍『英語で知りたい!世界のキーパーソン人名事典』とこの記事では、一般的に用いられる発音記号のほか、同志社女子大学教授の髙橋玲氏によって考案された発音・アクセントの新しい表記法Dr. Rei's Phonetic Symbolsを使用しています。

ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部

ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部「英語を学び、英語で学ぶ」学習情報誌『ENGLISH JOURNAL』が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう!