「Tシャツ1枚で十分だね」って英語でなんて言う?旅先で言ってみたい!お役立ち英語フレーズ70【自然編】

バーチャル世界旅行 Vol. 6

旅行英会話フレーズの本を携えていざ海外へ行ってみたはいいものの、「○○って言いたいのに英語が出てこない……」と思った経験のある人は多いのではないでしょうか。「自然」「街」「ホテル」「夜」という4 つのシーンで言いたくなるフレーズを集めました。本記事では「自然」に関連するお役立ちフレーズをお届けします。ぜひ旅先で使ってみてください。

Scene 1 Nature 自然

大自然の絶景を前にしてこの感動を伝えたいとき、絶景とともに写真を撮ってもらいたいとき、どんなフレーズが思い浮かびますか?とっさに出てこないという人はぜひこれらの表現を覚えておいてください。

この森を背景に写真を撮っていただけますか?
Could you take a photo of us with these woods in the background?

見知らぬ人に写真撮影をお願いする際は、丁寧に頼みたいもの。Could you ~?(~していただけますか)がおすすめです。カジュアルに頼むならCan you ~?(~してくれますか?)でもOK。全員が写真に収まらない場合は、Everyone, squeeze into the center.(皆さん、中央に寄ってください)などと言われるかもしれません。

森の中はひんやりして気持ちいい。
It feels nice and cool in the woods.

nice and+形容詞は「~で気持ちいい」という意味。nice and warm(暖かくて気持ちいい)、nice and soft(柔らかくて気持ちいい)などと応用します。「森の中は本当に空気がおいしい」は、The air is really fresh in the woods.と言います。

頂上からの眺めは最高!
The view from the top is spectacular!

spectacular は「壮観な、素晴らしい」という意味で、breathtaking(息をのむような)、fantastic(素晴らしい)などと入れ替えてもOKです。Wow, I can see a sea of clouds beneath us!(わあ、下に雲海が見える!)も覚えておきましょう。

The view from the top is spectacular!

蚊にたくさん刺されて、すごくかゆい。
I got a lot of mosquito bites, and they’re so itchy.

「蚊に刺される」はbite(かみつくこと)を使ってget a mosquito bite と表します。「ハチに刺される」場合はsting(針などで刺す)を使ってgetstung by a beeとします。森や山へ行くときは、anti-itch gel(かゆみ止め)やinsect repellent spray(虫よけスプレー)をお忘れなく。

(ハイキングツアーなどに参加して)運動不足の体には、このコースはけっこうしんどい……
This course is pretty tough for someone like me who hasn’t been exercising.

someone like me who hasn’ t been exercising は「私みたいに運動不足の人」という意味。I’m sure I’ll have sore muscles tomorrow.(明日は筋肉痛になること間違いなし)などと続けてもいいですね。This course isn’t as hard as I thought it would be.(このコース、思っていたよりもキツくない)も覚えておきましょう。

ここの海の透明度はすごい!
This ocean is amazingly transparent!

transparent は「透明な、透き通る」という意味。The ocean is so transparent that the boat looks like it’s floating above the water.(この海は透明度がすごいから、船が水面から浮いているように見えるね)という珍しい光景が、イタリアのランペトゥーザ島で見られることがあるそうです。ぜひチェックしてみてください。

SUP で水上をお散歩してみよう。
I’ll try the SUP and “walk on water.”

SUP(サップ)はStand Up Paddleboard (スタンドアップパドルボード)の略で、サーフボードのような板の上に立ってパドルをこぎながら行う、今人気のアクティビティーです。「水上をお散歩する」は、実際に水上を歩くわけではなくイメージによる表現なので、“walk on water” と引用符を付けてあります。

イルカをこんなに近くで見るのは初めて!
This is my first time to see a dolphin so up close!

「~するのはこれが初めて」はthis is my first time to doと表します。I’ve always wanted to swim with a dolphin since I was a child.(イルカと泳ぐのが子どもの頃からの夢だった)なども覚えておくとよい表現です。

This is my first time to see a dolphin so up close!

海で泳ぐのなんて何年ぶりだろう?
How long has it been since I last swam in the ocean?

ほかにも、When was the last time I swam in the ocean?(最後に海で泳いだのはいつだっけ?)という言い方もできます。実際に海で泳ぐときに使える、It feels great!(気持ちいい!)、This is my first time to go snorkeling!( 初シュノーケリング!)などの表現も覚えておきましょう。

滝からマイナスイオンが出てる気がする~。
I could feel negative ions from the waterfall.

「マイナスイオン」はnegative ions と表し、ionは「イオン」ではなく[áiən] と発音します。ラッキーなことに滝の傍などで虹が見られたときは、Look, there’s a rainbow over the waterfalls.(ほら、滝に虹が懸かっているよ)などと言います。

日差しが暑くて体が溶けちゃいそう。
The sun is blazing down and my body is going to melt.

blaze down は「( 太陽などが)照り付ける」という意味。「今日は焼けそうに暑い」はscorching ([日光で]焼けるような)を使ってIt’s scorching hot today.、「日焼けでヒリヒリしそう」はI’m going to get sunburned.、「日焼け止め塗った?」はDid you put on some sunscreen?と言います。

ジップラインで叫び過ぎて声がかれちゃったよ。
I got hoarse from screaming too much on the zip line.

「ジップライン」は、森の中に張ったワイヤーを滑車で滑り降りていく、スリル満点のアクティビティー。「声がかれる」はget hoarse のほかにlose my voiceとしてもOK。「このジップラインは全長900メートル、高さ60メートルだって」は、This zip line is 900 meters long and 60 meters high.などと言います。

これがまさに、『トゥーム・レイダー』って映画のワンシーンに出てきた景色だよ。
This is the very scene that was in the movie Tomb Raider.

this is the very ~は「これがまさに~」と同一性を強調した表現です。撮影した場所に視点を置いて、This is exactly where they shot the movie Tomb Raider.(ここはま
さに、映画『トゥーム・レイダー』が撮影された場所だよ)と表してもいいですね。

まるで異世界にいるみたいだ。
It’s like I’m in another world.

「異世界」はanother world のほか、ifferent worldとしてもいいでしょう。絶景を描写する形容詞として、fantastic(幻想的な)、mystical (神秘的な)、sacred(神聖な)、breathtaking(息をのむような)なども併せて覚えておくと便利です。

ここから見下ろすと、人や家がまるでミニチュアみたい!
Those look like miniature people and houses when we look down from here!

ほかには、Those people and houses down there look so tiny when we look from here!(ここから見下ろすと、人や家がすごく小さく見えるね!)などと言うこともできます。tiny は「とても小さい」という意味です。

サファリバスから野生のトラを見られるといいな。
I hope we are lucky enough to see a wild tiger from our safari bus.

be lucky enough to do は「運よく~できる」という意味。動物園で使うフレーズとしては、I wonder what time we can feed the giraffes.(キリンの餌やり体験は何時からか
な?) や、I wonder what time we can see the penguin walk.(ペンギンのお散歩は何時からかな?)などもお役立ち表現です。

I hope we are lucky enough to see a wild tiger from our safari bus.

悪天候の場合、ツアーはどうなりますか?それでも開催するのでしょうか?
What if the weather is bad? Are we still going on the tour?

What if . . . ?は「もし……だったらどうなるだろう?」と言うときの表現で、「……の場合はどうなりますか?」と尋ねるときにも使えます。Are we still going on the tour?は「それ(悪天候の場合)でもツアーは開催しますか?」という意味です。

(観光ツアーの自由時間などで)何時までにここに戻ってくればいいですか?
By what time do we need to get back here?

文頭のby はなくてもOKです。Where are we meeting for the tour?(ツアーの集合はどこですか?)、How long can we stay in this park?(この公園での滞在時間はどのくらいですか?)など、ツアーの決まり事を尋ねる表現も覚えておくといいですね。

湖に、まるで鏡のように山が映っていて、すごくきれい!
The lake is reflecting the mountain like a mirror. It’s so beautiful!

reflect は「~を映す」という意味。水面に映る「逆さ~」はupside-down ~と表現できます。「逆さマッターホルン」ならupsidedown Matterhorn、「逆さ富士」ならupside-down Mount Fujiという具合です。

日本より暖かいし、Tシャツ1 枚で十分だね。
It’s warmer than Japan. A T-shirt will be just fine.

「~で十分」は ~ will be just fineと表します。「今の日本は冬だけど、ここは南半球
だから暖かくて気持ちいい。最高!」と言うなら、It’s winter in Japan now, but here
in the Southern Hemisphere, it’s nice and warm. I love it!などと表すことができます。

 

※ 本記事は『ENGLISH JOURNAL』2020年10月号に掲載した記事を再構成したものです。

行きたいところにどこでも行ける! おうちで絶景英語ツアー

世界のきれいな景色を見たい――皆さんが海外旅行に行くときの大きな目的の一つではないでしょうか。本特集では、絶景プロデューサーの詩歩さんと一緒に旅する気分で、旅行にまつわる英会話フレーズを学んでいきます。

石原真弓(いしはら まゆみ)英語学習スタイリスト。高校卒業後アメリカに留学。コミュニティ・カレッジ卒業後、通訳に従事。帰国後は英会話を教える傍ら、執筆やメディア出演、スピーチコンテスト審査員、講演など幅広く活躍。英語日記や英語手帳、英語ツイッターなど、身の回りのことを英語で発信する学習法を提案し続けている。主な著書に、『英語日記ドリル[Complete]』『英語日記ドリル[Plus]』(いずれもアルク)、「ディズニーの英語」シリーズ(KADOKAWA) など。