「責任をとる」を英語で言うと take responsibility ばかり使っていませんか? 英語には、シーンによってニュアンスが変わる “責任をとる” の自然な表現がいくつかあります。今回は face the music を中心に、こなれて聞こえる4つの英語表現を紹介します。
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1. face the music:避けられない結果に向き合う(カジュアル)
英語表現:face the music
ニュアンス:直訳は「音楽に向き合う」=“嫌だけど逃げられない結果を受け止める”。
使用シーン:友達・職場・学校など幅広く。少しカジュアル。
例文
I messed up the report.
レポートやっちゃった…
Well… time to face the music.
まあ…そろそろ責任をとるしかないね。
ひと言英語メモ
元は舞台用語で「失敗した役者が観客の非難(=音楽隊の前)に向き合う」説が有名。
2. take responsibility:最も標準的で丁寧
英語表現:take responsibility
ニュアンス:「責任をとる」の最も中立で丁寧な言い方。
使用シーン:ビジネス・公式な場・メール対応など。
例文
I will take responsibility for the mistake.
このミスについては私が責任をとります。
ひと言英語メモ
“take full responsibility”(全責任をとる)とするとさらにフォーマルに。
3. own up to ~:自分の非を認める(率直・カジュアル)
英語表現:own up to (something)
ニュアンス:自分の失敗・過ちを正直に認めるニュアンス。
使用シーン:友達同士・チーム内のやり取りなど、ややカジュアル。
例文
You should own up to your mistake.
自分のミスを認めるべきだよ。
ひと言英語メモ
“own”=「自分のものにする」→「自分の責任として認める」。
4. be held accountable:ビジネスで使える“説明責任を負う”
英語表現:be held accountable
ニュアンス:「説明責任を問われる/責任を負う」というビジネス寄りの固い表現。
使用シーン:会議・報告書・ニュース・ビジネス文脈。
例文
Managers are held accountable for team performance.
マネージャーはチームの成果に対して責任を負います。
ひと言英語メモ
“accountable” は “responsible” よりも「説明責任」のニュアンスが強い。
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