チアリーディングを通して楽しく英語のレッスンができる、「英語キッズチアスクール」。この、サッカー日本代表GKの川島永嗣選手がアンバサダーを務める「英語サッカースクール」の姉妹校として誕生したスクールを、編集部員が見学してきました!
何か英語も学べて、子どもが楽しくレッスンできるサービスはないかなと思っていた矢先、私が紹介した こちら の記事の「英語サッカースクール」を運営する、グローバルアスリートプロジェクトのPR担当者の方から、
うちには英語キッズチアもあるんですよ。ぜひ見学にいらしてください!
というありがたいお話をいただきました。
というわけで、早速2018年6月に自由が丘にオープンした「英語キッズチアスクール」を取材してきました!
「英語キッズチアスクール」って?
このスクールのコンセプトは「スポーツを通して、英語を学ぶ」
英語キッズチアスクールは幼児・小学生が対象で、チアリーディングやチアダンスを通じて、楽しく英語が学べます。
指導にあたっては次の3点を尊重しているそうです。
1.怒りません、諭します。
けなしません、褒めます。
2.初心者、男の子も大歓迎!
年齢・体格・体力に合わせたカリキュラムを用意。
3.さまざまな年代の子と一緒にチアをすることで社会性を身に付ける。
これらを基本 方針 として、レッスンを行っているそうです。
ここで疑問なのが、英語とチアリーディング、どちらに比重を置いているの?という点。
担当者の説明によると、音楽に合わせてチアのダンスを楽しむことはもちろんですが、チアダンスやチアリーディングは英語を楽しく学ぶためのツールにもしており、踊りながら英語のレッスンを取り入れたカリキュラムを組んでいるそうです。
英語指導には以下の4つの特長があります。
1.チアリーディングやチアダンスを通して 体を動かしながら英語を学ぶ 。
2.練習中のコーチの 指示 は 全て英語 。
3.英語が話せなくても 楽しく参加 できるよう工夫。
4.チアリーディングに関連する表現だけでなく、 日常的に使う英語 を学べます。
実際のレッスンの様子を見学した印象
最初にレッスンを見た時の、私の受けた印象を述べます。
「子どもも先生もめちゃめちゃ楽しそう!私も参加したい!」
今回参加していたのは、年長の女の子4人と先生3人。保護者の方はレッスンを見守ります。
定員は1クラス8名とのことでしたが、夏休みシーズンということもあり、この日の生徒は少なめでした。
それにしても印象的なのは、まぶしすぎる先生たちの笑顔!楽しくてたまならいという表情で教えている姿は、見ている人も笑顔にさせてくれます。
この日のレッスンの流れは?
当日はこのような流れでレッスンをしていました。
1.アイスブレイク
2.ウォームアップダンス
3.ゲーム
4.イングリッシュタイム
5.ファイナルダンス
レッスンの前半の内容は、まずは座って英語で談笑しながら、 アイスブレイク 。次に皆でストレッチをしながら、 ウォームアップ 。場の雰囲気が楽しくなるように心がけ、子どもたちが反応しやすいように、簡単な英語のフレーズで会話をします。
ストレッチに続けて軽くダンスを行ったのち、チアリーディングの応援にはかかせない ponpon(ポンポン)を使った ゲーム を行います。
ゲームというよりハードな動きです。ジャンプして走って…、子どもたちは思い切り体を動かしつつ、先生の英語を聞いたり、答えたりします。
先生たちはレッスン中、途切れることなくシャワーのように英語で声かけをしていました。
Get your ponpon!(ポンポンを持ってきて!)Are you ready?(準備はいい?)Good job!(よくできたね!)OK! Do you have any ideas?(よし、何かいいアイディアある?)Jump!(ジャンプして!)こんな、やる気の出るフレーズを浴びせてくれます。
先生は基本的に英語が話せるバイリンガルで、チア経験者の日本人とネイティブの外国人がペアで行います。子どもたちが話す英語は単語や短いフレーズだけですが、先生たちの英語の発音をたくさん聞いて、自然とネイティブのような音で話している様子が印象的でした。
キッズチアで英語を初めて習う子もいるとのことで、先生は子どもが理解しやすいよう工夫して英語を話しているそうです。
先生は皆、子どもたちが英語が嫌いにならないように配慮し、子どもが日本語で答えても怒りませんが、先生からは必ず英語で答えます。
ポジティブな言葉を大量に聞かせることにより、子どもたちもポジティブな性格になってくるそうです。
保護者の方々は、このスクールについてどう考えているのでしょう。
このスクールに通わせてみた感想は?
‐ どうして英語チアリーディングを習わせようと思ったのですか?
Aさん:もともとチアリーディングをやらせたいなと思って教室を見学していました。チアリーディングはアメリカが発祥ですよね。できればチアリーディングを英語で習いたいと思っていたので、このスクールを発見した時にはやった!と思いました。
‐ ここでのレッスンについて、お子さんはなんとおっしゃっていますか?
Aさん:レッスンの日は、家に帰った後も、まだやりたかった!と言っています。行くのを嫌だと言ったことは一度もないです。毎回楽しみにしているようです。
Sさん:楽しかったと言いますね。学校の友達だけでなく、ここのお友達も増えて良かったと喜んでいます。毎回楽しみにしているみたいで、家でもユニフォームを着ているぐらいです。
‐ ここに通ってお子さんはどう変わりましたか?
Mさん:うちの子は少し引っ込み思案なのですが、ここに来るとまったく性格が逆になって、自分から積極的に参加しています。楽しく英語が学べるここの環境が合っているのかもしれません。このスクールを見つけることができて、本当にラッキーでした。
まだまだある!子どもが夢中になる秘密!
飽きっぽく、一つのことがなかなか長続きしない子どもでも、体を動かしながら集中して英語が学べるキッズチア。
子どもが楽しく英語を学べる理由は、レッスンに、当スクールを運営するグローバルアスリートプロジェクトの代表の田中隆祐さんと、アンバサダーの川島永嗣さんの思いが込められているからかもしれません。お二方のメッセージをご紹介しましょう。
代表の私自身、子どもの頃は5分と机に向かって勉強できない子どもでしたが、好きなスポーツであれば2時間でも3時間でも続けられました。子どもたちも、大好きなダンスやサッカーやスポーツであれば時間関係なく集中して続けられ、そこに英語を加えてしまえば、勉強という意識がなく自然と英語に慣れ親しむことができます。
さらには身体を動かしながら勉強するほうが、脳への定着率は高くなると実証されています。
体を使って楽しく自然に英語を身に付けたお子さんたちが、将来グローバルな社会で活躍できる きっかけ を作るお手伝いができればと思っています。
グローバルアスリートプロジェクト 代表
田中 隆祐
僕自身、外国語を習得したことでサッカー選手としてだけではなく人として大きく世界を広げることができました。引用元: 「グローバルアスリート英語キッズチアスクール」このスクールを通して自分たちの好きなスポーツをしながら楽しく英語を学び、未来ある子どもたちの 可能性 を広げる機会を作っていきたいと思っています。
将来的にここで学んだ子どもたちが世界を舞台にさまざまな分野で活躍していけることを願っています。
グローバルアスリートプロジェクト アンバサダー
川島 永嗣
次回は後半の英語レッスンの様子や、先生たちのインタビューをご紹介します。
どのようにすれば子どもも大人も楽しくレッスンできるのか、どのような点に注意しながらレッスンをしているのかをリポートします。
今回紹介したスクールはこちら
globalathlete.jp3校目が吉祥寺にも新規開校!
吉祥寺校
場所:吉すた(東京都武蔵野市吉祥寺南町2-20-8)
通常レッスン:毎週木曜日
文:NAO(GOTCHA!編集部)
子どもに何か習い事をさせたいと思い、この3年間、試してみたことは数知れず。英語教室、子ども向けのオンライン英会話、英語アプリ、バレエ、スイミング、ピアノ、学習塾、通信教材、プログラミングロボット・・・など、すてきな習い事はないかと、模索中です。
【トーキングマラソン】話したいなら、話すトレーニング。
語学一筋55年 アルクのキクタン英会話をベースに開発
- スマホ相手に恥ずかしさゼロの英会話
- 制限時間は6秒!瞬間発話力が鍛えられる!
- 英会話教室の【20倍】の発話量で学べる!
SERIES連載
思わず笑っちゃうような英会話フレーズを、気取らず、ぬるく楽しくお届けする連載。講師は藤代あゆみさん。国際唎酒師として日本酒の魅力を広めたり、日本の漫画の海外への翻訳出版に携わったり。シンガポールでの勤務経験もある国際派の藤代さんと学びましょう!
現役の高校英語教師で、書籍『子どもに聞かれて困らない 英文法のキソ』の著者、大竹保幹さんが、「英文法が苦手!」という方を、英語が楽しくてしょうがなくなるパラダイスに案内します。
英語学習を1000時間も続けるのは大変!でも工夫をすれば無理だと思っていたことも楽しみに変わります。そのための秘訣を、「1000時間ヒアリングマラソン」の主任コーチ、松岡昇さんに教えていただきます。