「雑」という言葉は、何かが不整然としていたり、手抜きが見られたりする状態を指します。では、この概念を英語でどう表現するのでしょうか。
目次
「雑」を英語で言うと?
「雑」という状態を英語で表現する際、特に覚えておくべき2つの表現を見てみましょう。
sloppy
sloppy(だらしない、いい加減な)は、不注意や無秩序さを示すときに使われます。
The report was so sloppy that it was hard to follow.
そのレポートはすごく雑(いい加減)で、理解するのが難しかった。
disorganized
disorganized(無秩序な、整理されていない)は、物事が整理されておらず、秩序がない状態を示します。
The meeting was disorganized and unproductive.
その会議は無秩序で非生産的だった。
その他、「雑」を意味する英語表現
他にも「雑」のニュアンスを持つ英語表現があります
careless
careless(不注意な、乱雑な)は、注意が足りずに物事を行う様子を指します。
His careless work resulted in many errors.
彼の乱雑な作業で多くの誤りが生じた。
haphazard
haphazard(でたらめな、無計画な)は、計画や順序がなく行われることを示します。
The arrangement of files was quite haphazard.
ファイルの整理はかなりでたらめだった。
untidy
untidy(乱雑な、整理されていない)は、物が整理されていない状態を表します。
His desk was always untidy, with papers scattered everywhere.
彼の机はいつも乱雑で、至る所に散乱した紙があった。
slapdash
slapdash(手早く雑に)は、急いで不注意に行うことを指し、品質が低い結果をもたらすことを示します。
The paint job was slapdash and uneven and there were spots of paint all over the floor.
ペンキ塗りは大雑把でムラがあり、床一面にペンキの斑点があった。
half-baked
half-baked(未熟な、考えが浅い)は、十分に考えられていないか、未完成な状態を指します。
His plan was half-baked and lacked detail.
彼の計画は未熟で、詳細が欠けていた。
shoddy
shoddy(粗悪な、質の低い)は、製品や作業が低品質であることを示します。
The construction work was shoddy and some parts needed to be done again.
工事は手抜きで、何カ所かはやり直す必要があった。
slack
slack(怠惰な、緩慢な)は、努力や注意が不足していることを指します。
His slack performance at work was noticed by everyone.
彼の仕事における怠惰なパフォーマンスは誰もが気付いていた。
messy
messy(乱雑な、散らかった)は、秩序や整理整頓が不足している状態を指します。
The room was completely messy after the party.
パーティーの後、部屋はすっかり散らかっていた。
まとめ
「雑」という概念を英語で伝える際には、さまざまな表現を使い分けることが重要です。特に、sloppyとdisorganizedは、この概念を広く伝えるのに役立つ表現として挙げられます。それぞれが異なる状況や文脈における「雑」の特定の側面を捉えています。
また、その他の表現も、状況に応じて効果的に使用することで、メッセージの明確性と精度を高めることができます。これらの単語を適切に使いこなし、「雑」というニュアンスを持つさまざまな状況を英語で表現してみましょう。
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