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英語の発音を美しくするにはどうすれば?発音トレーニングアドバイス

イラスト:市村譲

イラスト:市村譲

『ENGLISH JOURNAL』2022年4月号の特集は「極めろ!摩擦音マニア」。fやv、sやzなどに代表される「摩擦音」を取り上げた、毎日繰り返せるトレーニングの「保存版」となっています。この記事ではその一部をご紹介。英語研修やTOEIC講座の講師として著書を多数お持ちの早川幸治さんによる、発音トレーニングへのアドバイスをお届けします。

発音トレーニングはカラオケと同じ

私が英語学習の楽しさを知ったきっかけは「発音」でした。学生時代、3択のリスニング問題を15問解いたものの、全く分からずに適当にマークして、平均3 問正解という時期が2カ月続きました(3択なのに3分の1も当たらない勘の精度の低さ・・・)。「ああ、自分には英語の才能がないんだなあ」と諦めかけたそのとき、英語の音が好きだったことを思い出して取り組んでみたのが発音でした。

言い訳は良くないけれど、「言い分け」は効果的です。聞き分けのない人にはなりたくないけれど、「聞き分けられる人」になるトレーニングは効果的です。

私にとっての発音トレーニングは、カラオケと全く同じでした。何度も聞く&何度も読むことで文字と音をつなげ、さらに見本に近づけるために声を出す練習をすることで、徐々に見本に近づいていく成長を感じられ、反復が苦にならず、逆にどんどん楽しくなりました。

しかも、やり方は簡単。まねるだけ! 発音トレーニングでやることは、見本を忠実にまねる「再現」の精度を上げていくこと。そんな発音トレーニングをする際に、大事にしていたのが「録音」です。お手本どおりにしているつもりでも、実際に客観視してみると異なっていることが少なくありません。

見本の発音と比べながら、「もっとうまくなりたい」という思いが発音トレーニングへといざない、練習することで上達を感じて楽しくなります。そして、楽しくなれば、さらに取り組む。さらに取り組むから、さらに上達する、という正のスパイラルへと入ります。このような発音トレーニングは、発声・分析修正というPDCA(「Plan」「Do」「Check」「Action」)を素早く回せるため、上達するのが早いという特徴があります。

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発音学習で伸びる4つの力

英語の発音を美しくするにはどうすれば?発音トレーニングアドバイス

発音学習から伸ばすことができるスキルは多くあります。

  • スピーキングの正確性アップ
  • リスニングの精度アップ
  • リーディングのスピードアップ
  • 単語&文法力アップ

この4つの説明と、具体的なトレーニングについては、『ENGLISH JOURNAL』4月号の特集をご覧ください!

早川幸治さんの本

Image by egodi1 from Pixabay

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早川幸治

早川幸治(はやかわ こうじ)ニックネームはJay。株式会社ラーニングコネクションズ代表取締役。企業研修講師として、これまで英語公用語の企業をはじめ、全国の200社以上で研修を担当してきたほか、大学や高校でも教えている。「苦手は憧れの裏返し」という信念から、脳や心の働きを生かす動機付け&学習法セミナーや、TOEIC講座を提供している。著書50冊以上。