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EJをもっと活用したい!そんな人におすすめの4ステップEJ活用術【EJ特派員】

EJをもっと活用したい!そんな人におすすめの4ステップEJ活用術【EJ特派員】

アルクの英語学習誌『ENGLISH JOURNAL(EJ)』の読者が、EJを使った感想や自らの英語力を生かした取材など、編集部とは違った独自の視点で「おもしろ&お役立ち」英語情報をレポートする「EJ特派員」の活動。今回はEJ特派員のKAZUさんが実践しているEJを使った学習方法を、4ステップに分けてご紹介します。

こんにちは、「EJ特派員」のKAZUです。

突然ですが、皆さんは洋書を読んでいますか?ボクは英字雑誌をここ数カ月、コツコツと読んでいます。国際情勢について英語で書いてあるものを読んで、国連英検特A級に合格できる知識を身に付けたい、仕事に役立てたい、というのが目的です。

さて、ENGLISH JOURNAL10月号の特集は「英語で読書!」です。本特集では、洋書に精通している方々によるおすすめの洋書紹介、英語学習コーチの谷口恵子さんによる速読術が紹介されています。そして、今回の特集で最もボクの目を引いたのは、「ロンドンの独立系書店に聞いた洋書の今」と題した、書店オーナーさんへのインタビューです。

イギリス好きのボクは、「イギリス」「ロンドン」「イギリス英語」とくればそれだけで興味津々、真っ先にそのコンテンツに直行します(笑)。もちろん本屋も大好きで、旅行をする際はその地域の書店に立ち寄ります。

EJ特派員として2年ほど記事を書いてきましたが、EJを楽しみながらうまく活用するコツは、「興味がある内容を繰り返し学習すること」だと感じています。好きな俳優やミュージシャンのインタビューなど、もともと興味を持っていることの他に、気になる映画の制作秘話や、経済・健康・医療に関する学者さんたちの話など、「面白そう!」と興味を持てそうなことも選びます。わくわくするコンテンツに触れている時間はとても楽しくあっという間に時間がたち、繰り返し学習しても飽きることはありません。また、何度も聞いたり、音読したり、書いたりすることで、英語力が向上します。

今回は、特集「英語で読書!」の書店オーナーさんへのインタビューを利用した、ボクのリアルな学習方法をご紹介したいと思います。

4ステップのEJ学習法

ロンドンで独立系書店「Phlox Books」を経営しているエメー・マディルさんへのインタビューです。ご出身は北アイルランドのベルファストです。

www.phloxbooks.com

↓この記事でインタビューの一部を見ることができます。

ej.alc.co.jp

ここからはボクが実際に行った学習ステップを順番にご紹介します。

ボクのEJ学習、ステップ1「リスニング」

今回、誌面で紹介されている音源は六つのパートに分かれているので(特集の一部なのにレギュラーコンテンツ並みの分量!)、聞き取りにくいところ、内容がいまいち把握できなかったパートのトラックだけを、ある程度分かるようになるまでリピートします。

内容が全く分からない場合はEJ本誌を開き、聞き取れないパートの見出しや語彙リストをチェックしておくと、どんな内容が話されているかが少しイメージできるので聞きやすくなります。インタビューを聞くときは背景知識を知るために、必ずEJに書いてある周辺情報をインプットしておきます。

ボクのEJ学習、ステップ2「スクリプトチェック」

EJを開いて、スクリプトをチェックします。聞いた内容の答え合わせをして、どの部分が聞き取れているか、聞き取れていないかをざっとチェックします。聞き取れない部分に注目しがちですが、聞き取れた箇所もしっかりと確認し、過去の自分と比べてどれくらい成長しているかを実感するようにしています。英語学習と長く付き合っていくために大切なことなので、聞き取れた自分を褒めてあげることも忘れないようにしましょう。

ボクのEJ学習、ステップ3「精読」

掴み切れなかった文法の意味、知らなかった英語表現を深く頭の中に落とし込みます。ステップ4で音読をするときに、ただ音を発しているだけの「音読」ではほとんど意味を成さないので、理解して頭の中で内容をイメージできて、話者になりきって話せるくらいになるところまで、心の奥深くに内容を浸透させるくらいの気持ちで行います。

ボクのEJ学習、ステップ4「音読」

興味がある内容を、意味を十分に理解した上で音読します。インタビュー音声を使ってオーバーラッピング、シャドーイングもしますが、最初からそれをこなすのは難しいので、まずは何度か自分のペースで音読してから挑みます。シャドーイングができるようになると、移動中に音源を聞きながら「声に出さないシャドーイング」あるいは「脳内でシャドーイング」ができるので、学習の幅が広がります。

以上をEJ学習のサイクルにしています。時間に余裕があれば、お気に入りのフレーズや文章を書き出して自分のノートを作るということもしています。ご自身の英語学習スタイルに合わせて、アレンジしてみると良いと思います!

ポイントとなる英文をチェック!

上記で紹介したステップ2で、「覚えたい英語表現」と「話のポイントになる英文」をチェックしています。今回は、ボクがピックアップした「Phlox Books」の特徴について語っている英文をご紹介します。

What makes us very different is we have a couple of unique points.

私たちの店の特徴として、いくつかのユニークな点が挙げられます。

「私たちの店の特徴」を日本語どおりの英語で考えるとour bookshop’s featureとなりがちですが、関係代名詞whatとmakeを使うことで、単語力に頼らず表現することができます。さらっと使いこなしたいですね。

Each book is handpicked.

どの本も厳選されています。

handpickは動詞で「~を厳選する」という意味です。Phlox Booksのユニークな特徴の一つですね。

We want to create a completely integrated places that allows readers and nonreaders to use the bookshops.

私たちが望んでいるのは、本を読む人も読まない人も本屋を利用できるような、完全に統合された場所を作ることです。

Phlox Booksのもう一つのユニークな点です。本を読まない人が、おいしいコーヒーとおしゃべりを目的に何度か来店するうちに、自然と本に触れるようになるんですね。

And by the fourth visit, there will be a book that just catches their eye and they just go and have a look and they pick it up for the first time in 30 years.

そして4度目に訪れる頃には、たまたま目に留まる本があって、ちょっと見に行って、30年ぶりに本を手に取るんです。

この後、エメーさんは本屋のあるべき姿を語っています。インタビューは他にも、「よく売れている本とおすすめの本」「子供が本に興味を持つための工夫」「大型書店との違い」「エメーさんの将来の夢」など、とてもinspiringな内容なので、ぜひ手に取って聞いてみてくださいね。

イギリスに思い焦がれて

エメーさんおすすめの本、「The Troubles With Us」のKindle版を試し読みで最初の数ページ読んでみました。スマホやタブレットでKindleアプリをダウンロードして読めるので便利ですよね。エメーさんのインタビューを聞いて、日本にも気軽におすすめの洋書を紹介してくれる書店員さんがいる書店があればいいなあと思いました。

あれこれ考えているうちに、ロンドンに行ってPhlox Booksに寄ってエメーさんと話してみよう!と思いました。いつになるかは分かりませんが、「エメーさんにインタビューしてきました」という記事が書けたらいいなあと妄想しています(これぞ、文字通りのEJ特派員?!)。そのときのために、これからも英語力を向上させていきたいと思います!

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KAZU

KAZU約9カ月のイギリス語学留学を経て2007年4月から英語を使う仕事に就き現在に至る。仕事の幅を広げるため試行錯誤しながら英語学習中。やりたいことが多過ぎるのが悩みであるが、イギリス愛を貫き突き進んでいこうと決心している。
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Twitter https://twitter.com/kazu_ctd/