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【レベル別】EJ特派員が2つのディクテーションステップに挑戦してみた!

【レベル別】EJ特派員が2つのディクテーションステップに挑戦してみた!

アルクの英語学習誌『ENGLISH JOURNAL(EJ)』の読者が、EJを使った感想や自らの英語力を生かした取材など、編集部とは違った独自の視点で「おもしろ&お役立ち」英語情報をレポートする「EJ特派員」の活動。今回はEJ特派員のKazuさんが、EJを使って二つのディクテーションステップに挑戦した様子をご紹介します。

こんにちは、「EJ特派員」のKazuです。

ENGLISH JOURNAL12月号と言えば、毎年恒例のイギリス特集号です!!ボクはイギリス英語とイギリス文化が大好きで、EJの中でも一番楽しみにしている特集です。

前回は、イギリス英語好きでアメリカ英語よりも多めに触れているボクが、一体どれくらいベネディクト・カンバーバッチさんの英語が聞き取れるのか?ということで、インタビュー冒頭部分のディクテーションにトライしました。

ej.alc.co.jp

今月も引き続き、ディクテーションにトライしました!ディクテーションのやり方によってどのような効果が生まれるかを知るために、二つの異なったステップで挑戦してみました。

EJ12月号は、イギリス人俳優のゲイリー・オールドマンさんや日本人初のBBCリポーターとしてご活躍されている大井真理子さんのインタビュー、そしてQuick Chatのコーナーではイギリス出身のマイケル・リースさんがゲストを迎えて「変わりゆくイギリス」をテーマに話しているなど、特集以外でもイギリス英語盛りだくさんの内容です!

その中でも、ディクテーションは特集「あなたの知らない英国ガイド」の四つのインタビューから、イングランド出身の方とスコットランド出身の方のインタビューを使って挑戦してみることにしました。

それぞれの取り組み方法からディクテーション後の考察まで含めてお伝えしたいと思います。

【初心者向け】ディクテーションステップ

「長いインタビューのディクテーションはハードルが高い・・・」という方には、下の順番でディクテーションを行うのをおすすめします。

  1. 内容を理解する
  2. 音を聞きながら音読を繰り返す
  3. ディクテーション

 

「スクリプトをチェックしてから何回も聞いた音をディクテーションしてもな・・・」と思われるかもしれませんが、ある程度理解した後でディクテーションをすることで、どの音が聞き取れていないのかが明確になります。「正解を知っているはずなのに、まだ理解できていない(聞き取れていない)箇所があって間違えてしまう」。同じ問題集を解いているのにまた間違えてしまう、あの感覚と同じですね。聞き取れていると思っても、それが実は聞き取れていない箇所だったということが分かります。

特集記事から、マンチェスター出身のドッグスタイリスト、Berniさんのインタビューで実際に取り組んでみました。その一部をご紹介します。

ディクテーション1

一度しっかりとスクリプトに目を通してから音読を数回したのですが、いざディクテーションをしてみると機能語以外にも聞き取れていない単語があることが分かりました。

スクリプトチェックと音読を何度かしている分、「音」より「記憶」を頼りに再現できてしまうというデメリットがあるステップではありますが、いきなりディクテーションするよりも気楽に取り組めるので、ディクテーションに慣れていない方におすすめのやり方です。

【少しハードルを上げた】ディクテーションステップ

次は一つハードルを上げて、次の順番で取り組んでみました。

  1. 音源を2、3回ほど聞く
  2. スクリプトを見ずにディクテーション

 

使用したのは、同じく特集記事のスコットランド、グリーノック出身のAlexさんのインタビューです。2,3回聞いた時点で、「Scottish Englishはやはり難しいなあ」と感じたのですが、集中度を高めて短く切りながらディクテーションすることで、より聞き取れるのではないかと期待してディクテーションしてみました!

結果は以下の通りです。

ディクテーション2

あ、やはり、聞き取れていないところが多く出てきました。先月のカンバーバッチさんのインタビューよりも聞き取れていないですね。

こちらのインタビューの方が最初にやったディクテーションの素材よりも難易度が高めだったので、こちらを「スクリプトチェックしてから音読」というステップを踏んでディクテーションすれば良かったかな、とも思いました。けどシンプルなステップな分、普段映画やドラマを見たりラジオを聞いたりする状況と似ているので、その際にも聞き逃している部分であろうことが分かり、それはそれで良かったです。

具体的には、冠詞や代名詞、be動詞以外に、チャンクでまとまった語句が聞き取れていないので、普段からもっとリダクション(音の脱落)やリンキング(音の連結、リエゾン)に気を付けて音読練習をしないといけないなと思いました。

ちなみに特集のインタビューでは、イギリスを構成する「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」「北アイルランド」の方々が、それぞれの国と言語の特徴について語っています。近年またウェールズ語が学ばれるようになってきているのを初めて知りました!どれも興味深いインタビューでした。

イギリス英語でイギリス文化を楽しむ!

特集の最後にイギリス英語の学習におすすめな、エンタメ作品7選が紹介されています。

そこで紹介されているエド・シーランさんのアルバムを最近では毎日のように聞いています。

他に、「伝説のライブ」と言われたOasisのライブ(1996年)のドキュメンタリー映画のBlu–ray版(DVD版)とCDが、11月19日にリリースされました。

また、以前お伝えしたことがある個人的におすすめのイギリスドラマ、「After Life」の続編のトレイラーが公開されました。

さらに、イギリスファンのみならず、世界中で多くの注目を集めている『ダウントン・アビー』映画版の続編も2022年3月に全米で公開される予定です。

さらにさらに!EJ2022年1月号は、イギリス俳優のフェリシティ・ジョーンズさんのインタビューが掲載される予定とのことです。年末年始もイギリス文化を英語で楽しみ、英語力をブラッシュアップさせていきましょう!

KAZU

Kazu東京生まれ。首都圏で英語を教えています。外国語(英語)科教員免許保有、英検1級、TOEIC L&R980、国連英検A級取得。約9カ月のイギリス語学留学の経験から、イギリス英語とイギリス文化が好きになり、イギリス愛を貫き突き進んでいこうと決心しています。
ブログ: https://eigo-note-edu.com
Twitter: https://twitter.com/eigo_note_edu