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プロレス&映画界の大スター、ドウェイン・ジョンソン 若き日の苦悩と挫折【ENGLISH JOURNAL インタビュー】

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写真:ロイター

現在、アクション俳優として大成功しているドウェイン・ジョンソンさんは、かつて「ザ・ロック」としてプロレスのリングでも大人気を博していました。『ENGLISH JOURNAL』8月号のインタビューでは、彼の波乱に満ちた少年時代や、彼のヒーローだった祖父のことなどを語っています。

ロック様の妙技を味わえ!

「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソンを、日本のプロレスファンは「ロック様」と呼ぶ。もともとは試合中継の字幕から生まれたといわれる愛称だが、リスペクトだけでなく親しみが込められている。彼は世界最大のプロレス団体 WWE(World Wrestling Entertainment)のトップ選手として活躍し、何度となくチャンピオンベルトを巻いてきた。 

といってただ「強い」「カッコいい」というだけではない。「ロック様の妙技を味わえ!」(If you smell what the Rock is cookin’!)といったオリジナリティーあふれるマイクパフォーマンスなど、どこかコミカルなムードも彼の魅力だ。

得意技の一つ「ピープルズ・エルボー」は、倒れた相手の上でポーズを決め、ダッシュで1往復してから放つエルボードロップ。ポーズを決めると威力が上がるのかどうかはわからない。しかし目がくぎ付けになることは確実だ。ちなみにこの技は「スポーツ
エンターテインメント界一、シビれる技」と呼ばれる。

カッコよくてコミカルで親しみやすい。これは映画スターとしてのドウェイン・ジョンソンの魅力でもある。映画のキャスティングに多様性が求められる時代にもマッチしていた。

プロレス界でも映画界でも通用する、すべての要素を兼ね備えた存在。しかも彼には「血筋」まであった。父は実力派黒人レスラーとして活躍したロッキー・ジョンソン。その義父(妻の父)、つまりロック様の祖父はサモア系の大物ピーター・メイビアで、2人とも WWE の殿堂入りを果たしている。

しかしドウェイン・ジョンソンは、決してエリートではなかった。その人生も順風満帆には程遠い。アメリカ各地を転々とする貧しい生活、アメリカンフットボールでの挫折。次ページから始まる、自身の若き日を描いたドラマについてのインタビューは、プロレスファンも映画ファンも必読。苦闘の日々を知ることで、彼に対して今まで以上に親しみが湧くのではないか。

橋本宗洋(フリーライター)

インタビュー音声を聞いてみませんか?

ドウェイン・ジョンソンさんのインタビューは『ENGLISH JOURNAL』2021年8月号に掲載中。英語音声、スクリプト、和訳、語注があり、英語学習に最適です。

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I lived in 13 different states by the time I was 13 years old.
(私は 13 歳になるまでに 13 のさまざまな州に住みました)

That was a tough time, too, because then I was cut from the CFL. And then that’s when
I had the infamous seven bucks in my pocket.
(その頃もつらい時期でした、CFL をクビになってしまったので。それが、よく知られた、ポケットに 7ドルしか入っていなかったときです)

※ この記事は『ENGLISH JOURNAL』2021年8月号に掲載した内容を再構成したものです。

ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部

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