海外で英語力を伸ばすには?青年海外協力隊の派遣先で実践した3つのこと

青年海外協力隊への道

青年海外協力隊の派遣や海外生活に役立つ英語学習法やメンタル力を、協力隊OBであるわかさんが紹介します。最終回は英語力が劇的に伸びる「海外で実践すべき英語学習法」です。

こんにちは!わかです!

前回は私が青年海外協力隊に派遣される前の話をしましたが、最終回となる今回は、派遣先での「英語学習法」について解説します。

私は英語圏に派遣されているにもかかわらず、派遣当初は英語が全く話せませんでした。しかし、任務期間が終了し帰国する頃には、私の英会話スキルはかなり上達していました。

そんな私の経験をもとにお話ししたいと思います。青年海外協力隊を目指している方だけでなく、留学や海外移住に興味がある方にも参考になると思います!

留学失敗はどうして起こる?海外で英語力を伸ばす3つのコツ

  • 外国人に話しかけても、毎回「?」みたいな顔をされてへこむ
  • 相手の話が聞き取れなくて会話に入れないし、内容がわからないので面白くない

 

これらは私の経験ですが、こうした経験が積み重なると、人と関わろうとする前向きな気持ちがそがれてきます。次第に外国人との交流を避けて、日本人同士で固まるようになり、「留学したのに英語力が伸びない」という状況が生まれるのです。

もちろん、すぐに英語力は高まりませんが、行動を変えることで「英語力が伸びない」状況を変えていくことができます。

具体的に、私が「現地で行動したこと」を3つ紹介します。

自分から話す機会をつくる!

どんなに恥をかいたとしても、自分から積極的に話すことを意識しなければ、基本的に「英語力が伸びない」という状況は打開できません。

幸い、海外に行けば英語を話す機会はたくさんあります。英語は苦手だけど、そんな自分にも興味を持ってくれる人が何人か見つかるはずです。私の場合は、近所のおばちゃんや大家さんの子どもなど、優しくしてくれる人が周りにいたので、その人たちと積極的に話すようにしていました。

こういう親切な方は、例え下手な英語であっても気にせず、一人の人間として接してくれるため、気兼ねなく会話ができるので積極的に話すようにしましょう。

わからない表現はどんどん調べる!常に学ぶ姿勢が大事

現地では、ただ英語で話すだけではダメで、日々、会話の中で言葉に詰まった表現などを自分で復習することが大切です。近年ではインターネットで「〇〇 英語」などググれば、すぐに適切な英語表現を調べることができます。

日常会話の中で出現する表現は、自分の口癖だったり、普段よく使う表現だったりするので、きちんと調べて学んでおくと、後々、使う場面になったときに安心です。

学習ツールを積極的に使う!日常生活と自主学習の相乗効果

英語圏に住んでいれば、もちろん日常生活で英語を使いますが、それに加えて、オンラインでの英語学習など、使える学習手段はどんどん使った方がいいです。

私も現地では、日本の「オンライン英会話」サービスを利用して毎日レッスンを受けていました。毎日のレッスンで習ったことを日常生活で実践することで、相乗効果が生まれ、英語力アップにつながります。

「家に帰ってもまだ勉強?」と思うかもしれませんが、やらない人は現地で英語が伸びにくいと思います。

私が青年海外協力隊で身に付けた3つのスキル

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海外に住むと、英語力に限らず自分の価値観や考え方など、いろんな面で成長できます。

次に、私が青年海外協力隊として現地で生活する中で「身に付けたスキル」を3つ紹介したいと思います!

英語力(リスニング、スピーキング)

現地でもコツコツと勉強していれば、日常生活と自宅学習の相乗効果で、英語力は劇的に伸びます。

私も協力隊に派遣される前はTOEIC 705点でしたが、帰国後は875点に一気に上がりました。派遣前はスピーキングも全然ダメでしたが、帰国後は自分の言いたいことは問題なくスラスラと言えるレベルになりました。

英語でのコミュニケーションスキル

「英語」と「日本語」は言葉の違いだけでなく、コミュニケーションの仕方がかなり違います。ジェスチャーや表情など目に見えるものだけでなく、価値観や物事の捉え方など、コミュニケーションにつながるあらゆるものが「日本語」とは異なります。

海外では英語力を上達させるだけでなく、英語でのコミュニケーション自体に慣れ、外国人と自然に会話ができるようになりました。

異文化理解力

海外で「異なる文化」や「価値観」、「習慣」を持つ外国人と一緒に過ごすことで、多様なものを受け入れる「寛容性」が身に付きます。

現地に行けば、日本人である自分自身こそ現地の人にとっては「異文化人」であり、「マイノリティー」です。自分がマイノリティーになることで、マイノリティーのつらさがわかり、そんな自分に対して親切にしてくれる人の大切さに気付きます。

私自身も日本に帰ってきて、外国に住むことの大変さを理解したので、日本にいる外国人には必ず親切にするようにしています。

日常生活の中でアウトプットできる環境を最大限活用しよう

海外で英語を学ぶ最大のメリットは、毎日大量の「インプット」と「アウトプット」ができることです。

毎日がアウトプットの連続ですし、目に入る情報や耳に入る音、すべてがインプットになります。自宅でもその日に出合った新しい表現や、自分が言えなかった(英語が出てこなかった)表現を復習することで、次の日からアウトプットしていけます。

こうして現地に少しずつ慣れていくことで、異文化の中に溶け込んでいき、そこでさまざまな経験をし、日本では得られなかった成長を感じることができるのです。

これで全3回の連載が終わりますが、これから「日本を出て海外で頑張ってみたい!」という方の参考になれば幸いです。

ぜひ頑張ってくださいね!

わか

文:わか

公務員を退職し、青年海外協力隊に参加。帰国後はメーカーの貿易部門で海外調達・営業を経験。現在はフリーランスでブログを運営しながら英会話講師や通訳などもこなす。ブログでは、主に社会人を対象に、自身の経験もとにした英会話学習法やTOEIC勉強法などを発信している。

ブログ:Give up Perfect English!