
「WT2」は、Shenzhen Timekettle Technologies Co., Ltd が開発し、WiFi環境がなくても、イヤホン2つ(1ペア)と1台のスマートフォンだけで使える翻訳機です。
今、種類が増えつつある自動翻訳機は、2020年の東京オリンピックに向けて、おもてなしツールとして注目を集めています。そんな翻訳機のラインナップに新しく加わったのが、イヤホンタイプのワイヤレス翻訳機「WT2」です。
イヤホンとスマホアプリでシームレスな会話が可能
WT2はイヤホンと専用アプリを使うことで、10カ国語の双方向翻訳が可能です(日本語、中国語、広東語、英語、フランス語、 スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、ドイツ語、アラビア語)。対応言語は 今後も 増える予定で、9月までに20カ国語対応になるとのこと。
また、この翻訳機はWiFi環境がないオフラインでも使用できるため、旅先でも 安心 して使うことができるほか、インイヤータイプのため使用中に手がふさがることもなく便利そうです。さらに、翻訳された音声がスピーカーから流れることもないため、周囲を気にすることなく使える 安心 感があります。
3種類の対話モードで自在に会話
オートとマニュアルモード
「オートモード」は、二人がWT2を1つずつ装着して会話をするだけ。あとはWT2が自動で音声を判別し、タイムリーに翻訳してくれます。
一方「マニュアルモード」は、周囲が騒がしいときに便利なモードです。耳に装着したWT2に指を当てると、そのときに話した音声だけを聞き取って翻訳してくれます。
「オート」と「マニュアル」で会話をしている様子を動画で見てみましょう。
日本語の翻訳の精度がまだ不安定な感じですが、 今後 、翻訳エンジンが改良されるにつれ、より自然になっていくでしょう。質問モード
「質問モード」は、海外旅行での買い物などに便利なモード。自分が話した内容をWT2が翻訳し、スマホから音声を流してくれます。相手の声はスマホのマイクが拾い、WTが翻訳してイヤホンから音声を流してくれます。
こちらも動画を見てみましょう。
実施 中">WT2はクラウドファンディングを 実施 中
中国で生まれたWT2は、すでに本国では Shenzhen Global Design Award 金賞を受賞するなど評価されていますが、日本では今、クラウドファンディングを 実施 中。
makuake というサイトで 実施 されているこのイベントは6月15日18時までですが、目標100万円に対して集まった金額はすでに800万円以上!資金集めは大成功のようです。
www.makuake.com<商品概要> 商品名:完全ワイヤレスイヤホン型 翻訳機「WT2」
※:Android™/iOS 10.2以上の端末対応。専用アプリのインストールが必要。
商品の特長:シチュエーションに合わせて3wayから翻訳スタイルを選べる。
対応言語:10か国語(日本語、中国語、広東語、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、ドイツ語、アラビア語) 英⇔中:Timekettle Natural Machine Translation Engine
日⇔中Baidu Natural Machine Translation Engine
その他言語Microsoft Natural Machine Translation Engine
※:今年9月に20カ国語に対応予定。随時、追加予定。 その他:収納ケースは、モバイルバッテリーとして充電が可能。イヤホンは、1回2~3時間の連続使用が可能。収納ケースを使用することで計約6時間使用可能。
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