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「apple」は数えられるけど「cabbage」は数えられない?名詞の「ネイティブ感覚」は謎だらけ【ENGLISH JOURNAL 2月号】

「apple」は数えられるけど「cabbage」は数えられない?名詞の「ネイティブ感覚」は謎だらけ【ENGLISH JOURNAL 2月号】

『ENGLISH JOURNAL』2月号の特集は「名詞にまつわる15のミステリー」。日本の大学で勤務するアン・クレシーニさんとピーター・バナードさんのお二人が、英語における「名詞」の謎や、普段ネイティブが英語を話すときの「名詞の感覚」などについて語り合います。本記事では、その討論会の一部を、テキストと音声でご紹介します。

リンゴは数えられるけど、キャベツはどうして数えられない?

Anne: I was thinking about this topic the other day, “Why do we say, ‘I like apples,’ but we don’t say, ‘I like cabbages’?” Because you can count a cabbage just as easy as you can count an apple. But we don’t say, “I like cabbages,” right? Then I thought, “Maybe it’s fruits and vegetables that are divided.” But then I thought, “No, that’s not it. Because we say, ‘I like apples,’ but we don’t say, ‘I like watermelons,’ right?” And I think maybe it’s the fact that, people don’t think you’re gonna actually eat an entire watermelon at one sitting. And so, I think when the noun is maybe too big or the amount is too large or it’s kind of vague, then “s” is taken off, where you can easily sit down and imagine yourself eating an apple or a banana or an orange. And so then, in that case, you would put an “s” on it, right?

アン:先日、この話題について考えていて、「I like apples.(リンゴが好きです)」と言うのに、「I like cabbages.(キャベツが好きです)」とは言わないのはなぜだろう、と思いました。リンゴを数えるのと同様に、キャベツも簡単に数えられますから。それでも、「I like cabbages.」とは言わないですよね?それで、「果物と野菜で分類されるのかもしれない」と思いました。でも、思ったんです、「いや、そうじゃない。だって、『I like apples.』と言っても、『I like watermelons.(スイカが好きです)』とは言わないですよね?」と。それで、人はスイカ丸々1個を一度に実際に食べるとは思わないということなんだろう、と考えています。ですから、その名詞(の指す物)がすごく大きかったり、量がすごく多かったり、多少曖昧だったりする場合は「s」が付かないのだと思います、(丸々)1個のリンゴやバナナやオレンジを食べることは、たやすく落ち着いて想像できます。それでそういう(名詞の)場合は、「s」を付けますよね? 

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食べるのは「鶏肉」?それとも「ニワトリ一羽」?

Peter: For example, if you said, “Eat the chicken on your plate.” There’s[There’re] potentially two meanings to that. It could either be kind of the cooked chicken dish that’s on your plate and you want them to finish their meal, or there’s a whole chicken fully embodied on their plate. So, I think a lot of it does kind of come down to context and understanding context clues with these sort of noun issues. So, there’s no easy trick to
kind of understand, “When is it countable, when is noncount(able)”? I think paying attention to the context is, can be key in many instances.

ピーター:例えば、「Eat the chicken on your plate.」と言った場合。それには可能性として二つの意味があります。「皿に鶏肉の料理があって、それを食べて食事を終えてほしい」場合と、「ニワトリが丸ごと一羽の形で皿の上にある」場合です。ですから、その多くは文脈に行き着くんだと思います、文脈上の手掛かりをこの種の名詞の問題と共に理解することに。従って、「どの場合で可算名詞となり、どの場合で不可算名詞となるのか」を理解するような簡単でうまい方法はありません。文脈に注意を払うことが、多くの場合で鍵になるだろうと思います。

2月号の特集は「名詞にまつわる15のミステリー」

「名詞」について皆さんはどこまでご存じですか?他の複雑な文法と違って、「名詞については大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、実はよく理解できていないことや、モヤモヤした疑問がそのままになっている内容もあるのでは?

今回は「名詞」にまつわる皆さんのさまざまな疑問を解消するためのポイントを紹介し、ネイティブ2人に「名詞のネイティブ感覚」について討論してもらいます。最後には学習のまとめとして、「名詞の確認テスト」30問に挑戦しましょう!

2月号特集コンテンツ

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翻訳:片桐恵里

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