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【英語の名言12選】恋愛中の気持ちを表現するフレーズ~「片思い」って英語でなんて言う?~

恋愛の名言

恋愛には、心おどる瞬間もあれば、片思いや失恋など心苦しい瞬間もあります。そんな山あり谷ありの恋愛は、“I love you.”のひとことではとても表現しきれません。そこで今回は、恋愛中のさまざまな気持ちを表現した名言をご紹介します。

「恋愛」や「お付き合い」って英語でなんて言う?

誰かと恋愛関係にあること(=付き合うこと)を、英語で“in a relationship”や“dating/seeing someone”、“going out with someone”などと言います。また、“They are together.”のようにシンプルに表現することも。恋愛関係を意味する表現はたくさんありますが、付き合いの長さや“付き合い方”によって使い分けられるとスマートです。

恋や恋愛に関する名言

ここでは、恋や恋愛に関する素敵で心温まる名言をご紹介します。

1.Dr.Seuss / ドクター・スース

“You know you’re in love when you don’t want to fall asleep because reality is finally better than your dreams.”*1

「恋に落ちると眠れなくなります。やっと夢よりも現実が素敵になったのですから。」

ドクター・スースは、『The Cat in The Hat』や『The Lorax』などの作品で知られるアメリカの絵本作家です。英語教材として、彼の絵本を読んだことがあるという方も多いのではないでしょうか。そんな彼が残したこの言葉は、恋に落ちた時の心情をとてもロマンチックに表現していますね。

2.Mark Twain / マーク・トウェイン

“Love seems the swiftest, but it is the slowest of all growths.”*2

「愛はすぐに育つように見えますが、もっとも育つのが遅いものなのです。」

マーク・トウェインは、『トム・ソーヤーの冒険』や『ハックルベリー・フィンの冒険』などの代表作を持つアメリカの小説家です。恋に落ちるのは一瞬でも、愛へと成長するには時間がかかるものだと教えてくれる名言です。大切な人への愛は時間をかけて育みたいものですし、多くの時間をかけて育んだ愛だからこそ大切に感じられるはずです。

3.William Shakespeare / ウィリアム・シェイクスピア

“Love sought is good, but given unsought, is better. ”*3 

「求めて得た愛もいいが、求めずして得た愛のほうが良いものです。」

『ロミオとジュリエット』や『ハムレット』などで知られる有名な劇作家、ウィリアム・シェイクスピアによる名言です。「求めて得た愛より、ふと自分の元へとやってくる愛の方が良いもの」または、「誰かに頼んで愛してもらうより、頼まずとも得た無償の愛の方が良いもの」と理解することができます。シンプルながら奥が深いこの言葉、あなたならどう捉えますか?

「片思い」や「憧れの人」って英語でなんて言う?

片思いは英語で、“one sided relationship”や“Unrequited love”などと言います。ただし、日常生活では“have a crush on someone(〜に片思いしている)”というフレーズの方がよく使われています。これにちなんで、恋心を抱いている相手のことを“crush”と呼ぶことも。 これらのフレーズを知らなければ、“I have feelings for him, but he doesn’t.(私は彼に気があるけど、彼はどうかわからない。)”のように表現してもいいですね。

片思いに関する名言

ここでは、片思いの恋を盛り上げてくれる英語の名言を見ていきましょう。

4.W. Somerset Maugham/サマセット・モーム

“The love that lasts the longest is the love that is never returned.”*4

「最も永く続く愛とは、決して報われない愛のことです。」

サマセット・モームは、『月と六ペンス』や『呪われた男』などの作品で知られるイギリスの小説家です。「報われる愛」をどのように捉えるかは自由ですが、片思いを含むことができるのは確かでしょう。叶わぬ恋にやるせなくなった時、この言葉を思い出せば今あるこの恋心を大切にできそうですね。

5. Henry David Thoreau / ヘンリー・デイヴィッド・ソロー

“There is no remedy for love but to love more. ”*5

「もっと愛することの他に、愛の治療法はありません。」

アメリカの思想家および詩人、ヘンリー・デイヴィッド・ソローによる愛の名言です。誰かを好きになっても思いが届かないなど、恋愛には悩みがつきないもの。「もう恋なんてしたくない!」と目をそらしたくなりますが、恋の悩みは「もっと愛すること」や「相手に対して抱いた愛の感情を認めること」でしか解決できないものなのかもしれません。

6. J. M. Barrie / ジェームス・マシュー・バリー

“Let no one who loves be called unhappy. Even love unreturned has its rainbow. ”*6

「(誰かを)愛する人のことを不幸だとは呼ばせません。片想いだって虹が架かっていますから。」

ジェームス・マシュー・バリーは、『ピーター・パン』の作者として知られるイギリスの劇作家、童話作家です。この名言は、「誰かを愛することができる人」はたとえ片想いだとしても不幸じゃないと教えてくれます。恋がなかなか実らなくて自分の幸せを見失いそうになった時には、ぜひこの言葉を思い出してみてください。

7.Wayne Gretzky / ウェイン・グレツキー

"You miss 100 percent of the shots you don’t take".*7

「シュートを打たなければ、得点が入ることは100%ありません。」

カナダ出身の元プロアイスホッケー選手、ウェイン・グレツキーによる有名な名言です。彼のこの言葉は、スポーツだけでなく、恋愛や仕事など幅広いシーンでよく使われています。恋愛においても、「思いを伝えなければ、届くことはない」と同じことが言えますね。思いを伝えずに100%叶わない道を選ぶくらいなら、勇気を出して1%でも可能性のある道を選んでみるのもいいかもしれません。

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「失恋」や「フラれる」って英語でなんて言う?

失恋のことを英語では、“heartbreak/heartbroken”や“my heart is broken”などと表現します。また、誰かにフラれることを“He/She dumped me.”や、“He/She broke up with me.”などと言います。詳細には触れず「別れた」と言いたい時は、シンプルに“We broke up.”とするのが無難です。

失恋に関する名言

ここでは、失恋による心のダメージを負った時、一歩踏み出して成長するきっかけをくれる名言をご紹介します。

8.Drew Barrymore / ドリュー・バリモア

“Love is the hardest habit to break, and the most difficult to satisfy.”*8

「愛は最もやめるのが難しい習慣であって、そして満足するのも最も難しいものです。」

ドリュー・バリモアは、『スクリーム』や『50回目のファースト・キス』などの代表作で知られるアメリカの人気女優。最近では俳優としてだけでなく、監督としても活躍しています。失恋しても、別れた恋人のことをすぐに忘れられないのは、愛が最もやめるのが難しい習慣だからでしょう。失恋した時は、ラブコメの女王とも言われる彼女のこの言葉を思い出してみてください。

9.Alferd Tennyson / アルフレッド・テニソン

“It is better to have loved and lost, than never to have loved at all.”*9

「愛して失う方が、まったく愛したことがないより良いものです。」

アルフレッド・テニソンは、ビクトリア朝のイギリスを代表する詩人です。美しい韻律と叙情性が豊かな作風で知られています。そんな彼が残したこの言葉は、恋愛および人生の名言として今のなお多くの人の共感を得ています。恋愛に限らず、何事もいつか必ず終わりが来るものだからこそ、大切に心に留めておきたい言葉なのではないでしょうか。

10. George Eliot / ジョージ・エリオット

“Only in the agony of parting do we look into the depths of love. ”*10

「別れの苦痛を味わうことで、ようやく私たちは愛の深さを知ることができます。」

ジョージ・エリオットは、ヴィクトリア朝を代表するイギリスの小説家です。一度でも失恋をしたことがある人なら、痛いほど心に響く言葉です。「心から愛する人の大切さは、皮肉にも失って初めて気づくもの」というのは、時代や国を超える普遍的なテーマでしょう。失恋直後はショックが大きくてそれどころではないかもしれませんが、失恋で感じたことは忘れずに心に留めておきたいものです。

「新婦」や「新郎」って英語でなんて言う?

英語で新婦は“bride”、新郎は“groom”です。“bride and groom”で、新郎新婦という意味になります。日本語とは反対に英語では「新婦」を先に置くのが自然なので憶えておくといいでしょう。ちなみに、夫婦のことは“married couple”と言います。

11.William Faulkner / ウィリアム・フォークナー

“The saddest thing about love is that not only that it cannot last forever, but that heartbreak is soon forgotten.”*11

「愛について最も悲しいのは、ただ一生続かないということだけでなく、失恋がすぐに忘れらることです。」

ヘミングウェイと並ぶ20世紀を代表するアメリカの小説家、ウィリアム・フォークナーが残した失恋に関する名言です。どんな愛も最後には何らかの理由で終わりを迎えるもの。これだけでも十分に悲しいことなのに、遅かれ早かれ失恋の辛さを乗り越えられてしまうことはもっと悲しいという思いが表現されています。失恋をすると「次に進まなくては……」と思いがちですが、「ただ“忘れること”が最善なの?」と考えさせらる名言です。

結婚に関する名言

ここでは、結婚に関する名言をご紹介します。

12.Zig Ziglar / ジグ・ジグラー

“Many marriages would be better if the husband and the wife clearly understood that they are on the same side.”*12

「お互いが味方同士であることを夫と妻が理解できていたのなら、多くの結婚生活は良くなるでしょう。」

ジグ・ジグラーは、全米トップセールスパーソンとなった後、モチベーションスピーカーや作家として活躍した人物です。結婚生活は、ぶつかり合うこともしばしば。だからこそ、二人が完璧に敵対してしまうことがないように、パートナーとは味方同士でいたいものです。円満な結婚生活を送るために、ぜひとも心に留めておきたい言葉ですね。

外国の方との恋愛では、言葉の壁がもたらす悩みがつきものです。英語力に自信がないと、「自分の気持ちは本当に伝わっているのだろうか?」とモヤモヤしてしまうこともあります。ここで挙げた恋愛に関する名言をきっかけに、恋愛中の気持ちを表すフレーズを覚えて、表現力を豊かにしていきましょう。

おすすめ参考書3選はこちら!

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*1:Peter Archer、The Quotable Intellectual、F+W Media、2010

*2:Mark Twain, The Complete Works of Mark Twain, General Press, 2016

*3:William Shakespeare, The Complete Works of William Shakespeare, Wordsworth Editions, 1996

*4:Mark Vernon 、Love: All That Matters、John Murray Press、2013

*5:Edward F. Mooney, Excursions with Thoreau Philosophy, Poetry, Religion, Bloomsbury Academic, 2015

*6:J. M. Barrie, The Complete Novels of J. M. Barrie,  e-artnow, 2017

*7:Charles Clay Doyle、Fred R. Shapiro、Wolfgang Mieder、The Dictionary of Modern Proverbs、Yale University Press、2012

*8:Joseph Demakis、the Ultimate Book of Quotations、Lulu.com、2012

*9:Jennifer Speake、Oxford Dictionary of Proverbs、OUP Oxford、1982

*10:George Eliot, The Complete Novels of George Eliot, e-artnow, 2017

*11:William Faulkner, Soldiers pay, Wildside Press LLC, 2021

*12:Dannah Gresh、The 20 Hardest Questions Every Mom Faces、Harvest House Publishers、2016

黒須千咲フリーランスのwebライター。大学卒業後、オーストラリアでワーキングホリデーを経験。「好きを仕事にしたい」という一心でフリーランスデビューを果たす。現在は日本でギリシャ人の彼と同棲しながら執筆活動中。Instagramはこちら。→culturetalk.stories