共同創業者が学生にエール!Airbnbのオンラインイベント「バーチャル卒業旅行2021」【レポート】

共同創業者が学生にエール!Airbnbのオンラインイベント「バーチャル卒業旅行2021」【レポート】

「今年の卒業旅行は諦めよう・・・」。そんな思いを抱えている卒業生に向けたAirbnbのオンラインイベント、「バーチャル卒業旅行2021」に参加した様子をレポートします!

Airbnbって?

Airbnb(日本語名:エアビーアンドビー)は、2008年にアメリカで設立された会社で、世界各国の空き部屋を貸したい人(ホスト)と部屋を借りたい観光客(ゲスト)とをつなぐ旅行コミュニティプラットフォームを運営する会社です。

新型コロナウイルスの感染拡大により海外旅行が困難になる中で、オンライン体験も提供しています。

Airbnbの共同創業者が、今年の卒業生にエール

2021年3月17日午前9時から、今年高校や大学などを卒業する学生を対象としたAirbnbのオンライン体験イベント、「Airbnb バーチャル卒業旅行2021」が実施されました。

Airbnbの共同創業者のネイサン・ブレチャージクさんが、ホスト役としてこれまでの仕事の経験や人生における教訓をシェアするという内容で、MC役には国内外で広くアーティストとして活躍し、東京芸術大学デザイン科准教授であるスプツニ子!さんが務めました。

ネイサン・ブレチャージクさんプロフィール

ブレチャージクさん

Airbnbの共同創業者兼CSO(最高戦略責任者)、Airbnb Chinaの会長。Airbnbの主要な戦略的取り組み推進するリーダーとして会社設立以来活躍中。短期宿泊に関する都市のニーズに対応する業界初のソフトウエアソリューション、「Airbnb City Portal」の立ち上げを監督。ハーバード大学でコンピューターサイエンスの学士号を取得

スプツニ子!さんプロフィール

スプツニ子!さん

現代アーティスト、東京藝術大学デザイン科准教授。インペリアル・カレッジ・ロンドン数学科および情報工学科を卒業後、英国王立芸術学院(RCA)デザイン・インタラクションズ専攻修士課程を修了。RCA在学中より、テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた映像インスタレーション作品を制作。「VOGUE JAPAN ウーマンオブザイヤー2013」受賞。2014年Forbes JAPAN「未来を創る日本の女性10人」選出。

自分と違う考えの人とも一緒にいることで、多くの学びが得られる

イベント中の様子

イベント中の様子

イベントは3つのパートに分かれており、パート1では参加学生がそれぞれ簡単な自己紹介を行いました。

続くパート2では、スプツニ子!さんからの質問に答える形で、ブレチャージクさんがこれまでの仕事での経験や、起業までの道のり、今日までに得た人生の学びや教訓など、学生へのメッセージとして語りました。

10代の頃の話から、ハーバード大学卒業後に所属した最初の会社での経験や失敗、Airbnbの共同創業者であるブライアン・チェスキーさんやジョー・ゲビアさんとの偶然の出会い、Airbnb創業当時の苦労や14年目の今に至るさまざまな困難まで、多種多様な話題が出ました。

「時間を無駄にせず、常にベストを尽くすこと」「高め合えるよい友達を持つこと」「自分と違う考えの人とも一緒にいることで、多くの学びが得られる」など、示唆あふれるメッセージに、参加者は熱心に聞き入っていました。

特に印象的だったのは、ユーザー視点の経験を大切にする姿勢。

創業直後に宿泊先を提供するホストの意見を聞いて回ったほか、ゲストとしてAirbnbの宿泊先に数多く滞在して自身のサービスをリアルに体験したり、サンフランシスコの自宅でホストとして700人ものゲストを迎え、プロダクトの改良のために貴重な意見として常に耳を傾けたりしているそうです。こうした経験からインスピレーションを得て、サービスの改善につなげているとのこと。

また、大学卒業後に入社した会社では当初思い描いていた仕事に携われず退屈な思いをしたり、創業当時にはなかなか投資をしてくれる人に出会えず苦労したりといったマイナスの経験も、「就職に失敗しても、悲観せず変わっていけばよい」「拒絶されても諦めない。成功した人に共通するのは『諦めなかったこと』だ」などと常にプラスに捉えて学び続けるブレチャージクさんの姿勢は、これから自らの人生を切り開いていく学生に勇気を与えていました。

白熱!Airbnb共同創業者と学生のQ&A

最後は質疑応答パート。事前に募集した質問やその場であがった学生からの質問に、ブレチャージクさんが丁寧に答えました。

学生たちからは、「生きている間に達成したいゴールは?」「最初に入社した会社はどうやって決めた?」など、時間内に答えきれないほど多くの質問が出ました。

「なぜ高い意識を持ち続けられる?」という質問に対しては、両親、特にエンジニアでなんでも自分で解決しようとする父親の影響を明かしました。

また、「両親などから、『若い今考えていることを、成長しても忘れるな』と言われるが、大人になっていく中で、どの部分を変えて、どの部分を変えずにいるべきかわからない」という質問に対しては、「若いうちに、自分が将来どんな人になるべきか理解するのは難しいし、わかっていなくてもいい。いろいろな道があるけど、自分がどれを選んでも、それは正しい道。今起きていることすべてを理解する必要はない」と激励しました。

「2021年の今、20代で、1年間なんでもできるとしたら何をする?」という質問には、「今の時点ではなかなか難しいのはわかっているが、近い将来、旅行がしたい。 そして学び直せるなら、AI(人工知能)の研究がしたい」と回答。また、新年にはその年の目標や取り組みたいことなどの計画を立てていることも明かしました。

イベントの最後は、スクリーンショットという、今の状況ならではのスタイルで参加者全員との記念撮影。参加者の皆さんの笑顔には希望があふれていました。

参加した学生からは、「こういった状況下でも、オンラインなら海外の人とも話すことができ、今回Airbnbの共同創業者に直接質問もできて、本当に有益で濃い時間となり、とてもインスパイアされた」「新型コロナウイルスにより進路に迷いが生じる中、今回のイベントを経て自分が進みたい道を改めて確認することができた」といった声が聞かれました。

イベント中に感じたのは、ブレチャージクさんはこれまで多くの人と積極的に出会い、異なる意見を受け入れて、常に学び、挑戦し続けてきたのだということ。ニューノーマルな社会に飛び立つ卒業生は、きっといろいろな不安を抱えているだろうと思いますが、直接質問をしながらブレチャージクさんのお話を聞くことができ、とても貴重な経験となったようです。

イベントの冒頭で、ブレチャージクさんとスプツニ子!さんが話した、「以前と同じように旅行ができなくても、別の形でより簡単に世界中とつながることができる」という言葉を強く実感するイベントでした。

Airbnbの「バーチャル卒業旅行」へ出掛けよう!

「Airbnb バーチャル卒業旅行 2021」と題した特設サイトでは、学生による人気の卒業旅行先である韓国、タイ、アメリカ、フランス、イギリスといった国々*1のオンライン体験を特集し、最後の思い出作りの場となる世界各国のオンライン体験が紹介されています。

「古くから伝わる韓国の民話を読もう」「地元をよく知るホストと一緒にタイ北部料理をマスターしよう」「ドラァグクイーンと一緒にビンゴを楽しもう」「パリジャンと過ごすパリの素敵な1日」「ハリー・ポッターと魔法がテーマのロンドン・バーチャルツアー」などなど、世界中の地元のホストが主催する体験を通じて、異なる文化、人種、背景、考え方などに触れることができます。

また、人気がある各国のユニークな宿泊先も取り上げられているので、「海外旅行ができるようになったらどこに行こう?」と計画を立てるのも楽しいですね!

▼「Airbnb バーチャル卒業旅行 2021」特設サイトはこちらから

www.airbnb.jp

「オンライン体験って実際どんな感じ?」という方にはこちらの記事もおすすめ!

ej.alc.co.jp

*1:2018及び2019年Airbnbプラットフォーム上での18〜22歳の日本人学生による検索データによる。

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KanaENGLISH JOURNAL ONLINEエディター。茶道、禅、落語、講談などの日本文化、アート、音楽に接している時間が幸せ。