
「ENGLISH JOURNAL ONLINE」の「プレミアムメンバーシップ」の会員になると、「会員限定」エリアの記事が読み放題、ほかにもイベント優待などの特典が受けられます。プランはBasicとMasterの2つ。Masterでは、月刊誌『ENGLISH JOURNAL』も購読できます。そのMasterをアルクのインターンが体験!どんな学習ができたのかを紹介します。
※プレミアムメンバーシップMasterプランの提供は終了しております。
初めまして。アルクでインターンをしているKENと申します。
今回はプレミアムメンバーシップのMasterプランを使ってみて、皆さんに お知らせ したい「使い方」と「魅力」を4つご紹介したいと思います。特に、Webメディア「ENGLISH JOURNAL ONLINE」(以下、EJO)と月刊誌『ENGLISH JOURNAL』(以下、EJ)を併用した学習法をお伝えします。
プレミアムメンバーシップMasterプランとは、EJO内の有料記事と月刊誌EJの両方を購読できるのに加えて、一部セミナー・イベントへの参加優待なども受けられるお得なプランです。
EJで気になるテーマを探し、EJOで深める!
早速、EJとEJOを組み合わせた私なりの「活用法」をお話しします。
まず、EJにざっと目を通し、特集記事や自分が興味のある記事を選び、それらを読みます。それだけでも面白いのですが、今度はEJOで同じテーマの内容を調べて、関連記事を読みます。そうすることで、テーマへの理解がより深まり、関連知識も身に付けることができます。
例えば、EJ11月号の特集記事「アメリカの『今』に迫る」を読んでアメリカ社会についてもっと知りたくなった私は、次にEJOで同じような記事がないか調べてみました。「アメリカ 社会」「アメリカ 政治」「アメリカ 文化」などさまざまなキーワードで検索してみると、面白そうな関連記事がいくつも出てきます。
出てきた関連記事の一つ、「日本社会に潜むあなたの『特権』とは?Black Lives Matter から学ぶ『制度的差別』」では、「Black Lives Matter 」(以下、BLM)の理解に必要な「制度的差別」(systemic racism)の解説や、日本にいる私たちとも絡めた内容が書かれています。ニュースでこの問題を見聞きすることがあると思いますが、自分ごとに落とし込んでこそ、本当の意味で「BLM」や「特権」という言葉を理解できるのです。そういった意味合いを提供してくれる魅力的な記事でした。
このように関連記事を読むことで、知識の幅が広がり、EJで取り上げられているテーマを深めて、いっそう楽しむことができます。
ej.alc.co.jpほかにも次のような記事に興味を持ち、読んでみました。
ej.alc.co.jp ej.alc.co.jp ej.alc.co.jp移動中はEJ音声とEJOで英語ライフを満喫
私は同じ場所で集中的に勉強することが苦手なので、家や大学、カフェ、移動中など、場所を変え、雰囲気を変え英語学習をしています。そんな中、意外と集中できるのが移動しているときです。
移動中はEJの音源を聞きながらシャドーイングやリプロダクションをしたり、EJOの記事を読んだりしています。
EJに収録されている音源は、ネイティブスピーカーが話すナチュラルな英語が多いので、「本物のリスニング力」を身に付けることができます。また、EJOにはEJに掲載されている記事もあるので、移動中はスマホで記事を読み、手軽に英語学習をすることができます。
外出時でも英語ライフを満喫できるのが、Masterプランの魅力です。
オンラインイベントでモチベーションを高める!
英語学習のモチベーションを保つのは大変ですよね。学習を続けることは難しいですし、習慣化できたとしても、一人で地道に続けていくことは大変だと思います。
モチベーションを保つのに大切なことは、「学習環境をつくること」でしょう。つまり、英語学習の仲間を見つけたり、自分より見識のある方を見つけたりして、一緒に学習し、学び合える環境をつくることがモチベーション維持につながります。
Masterプランではオンラインイベントに参加することができ、同じ英語学習者や講演してくださる有識者の方と出会うことができます。一人での勉強とは違い、そこのコミュニティに入るだけで自然とやる気が出たり、英語学習のモチベーションを高めたりすることができます。
オンラインイベント「英語でシェイクスピア演劇を楽しむ」 に参加した際、ほかの学習者の方と一緒にワークショップに 取り組む ことで、モチベーションアップにもつながりました。また、登壇者の北村紗衣さんの講義は有益な情報が多く、うれしいことに英語とシェイクスピアのさらなる魅力にも気付かされました。さらにQ&Aセッションを通して、実際に北村さんとコミュニケーションを取ることもできたので、本当に貴重な体験でした。
オンラインイベントは自分の英語レベルに関係なく参加できるので、ぜひ皆さんもご参加ください!
自分だけの「セレンディピティ( serendipity)」に出合える
最後にEJ・EJOのいちばんの魅力についてお伝えします。
EJ・EJOの最大の魅力は自分だけの「セレンディピティ」に出合えることです。セレンディピティとは「素敵な偶然に出会ったり、 予想 外のものを発見すること。 また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること」 *1 です。私は、英語学習をする中でこのセレンディピティという価値観をとても大事にしています。
自分が興味のあるテーマ以外にも、少し目を向けることでこれまで出合ったことがないような価値観や考え方、また新しい語彙に触れることができ、自分の教養力、人間力の底上げになると思っています。EJとEJOには魅力的でさまざまなテーマの記事がたくさんあり、このセレンディピティを提供してくれるので、日々新しい発見ができるのです。
例えば、私は洋楽を普段はあまり聞かないのですが、EJの記事「EJ’s Playlist」がふと目に入り、読んでみると、「あれ、洋楽からこれだけ深いことが学べるんだ!」と感じました。自分がこれまで知らなかったこと、気付かなかったことを発見できたのです。
さらにEJOで「洋楽」というキーワードで検索すると、音楽が伝えるメッセージや音楽の社会的・文化的な役割など、今まで自分が考えたことのないような深い知識を提供する記事に出合うことができました。そこから、記事内で紹介されている歌手などに興味を持ち始め、その歌手について調べるようになりました。
ej.alc.co.jp一つの記事内で偶然、別の情報に出合い、それらに興味を持ち始め、自分が 予想 していなかった情報に偶然出合う。まさにセレンディピティが起こるのです。これこそ、英語学習のいちばんの醍醐味(だいごみ)であり、EJ・EJOが提供してくる最大の魅力なのです。
おわりに
さて、今回は私なりのEJ・EJOの「使い方」と「魅力」についてお話ししました。皆さんも、自分だけの活用法や魅力を見つけて、楽しんでほしいと思います!
EJ・EJOでは「まだ見ぬ世界」があなたを待っています。
『ENGLISH JOURNAL』最新号

- 作者: アルク ENGLISH JOURNAL 編集部
- 発売日: 2020/11/06
- メディア: Kindle版
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