映像翻訳者に必須の‟6つの資質”とは? リモート授業でも活気あふれる職業訓練校でプロを目指す ― 日本映像翻訳アカデミー

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日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は、映像翻訳者育成のための職業訓練校。映画やテレビ番組、ネット配信動画などの字幕・吹き替え翻訳を基礎から学び、修了後は併設の翻訳受発注部門メディア・トランスレーション・センター(MTC)が、プロデビュー、キャリアアップをサポートします。MTC所属の映像翻訳ディレクターとしても活躍する石井清猛先生と受講生の方に、スクールと講座の魅力を伺いました。

日本映像翻訳アカデミー
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町3-2-4共同ビル(日銀前)2F/3F
電話 03-3517-5002

https://www.jvtacademy.com/

この記事はこんな人におすすめ

    • 映画と英語が好きで、自分の興味を仕事に生かしたい人
    • 英語力を生かして新しいキャリアを築きたい人
    • 映像翻訳者としての活躍をサポートしてくれるスクールを探している人

 

日本映像翻訳アカデミーってどんなスクール?

映像翻訳者の育成と就業支援に特化した「職業訓練校」です。下の図のように、「プロの映像翻訳者に必要とされる6つの資質」を効果的に習得できる講座、カリキュラムを提供しています。

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日本映像翻訳アカデミーのカリキュラムは、独自に定めた「プロの映像翻訳者に必要な6つの資質」に基づいて構成されている

すべてのコースの授業・課外講座・オープンスクール・体験レッスン・個別相談を双方向型のリモートで実施する体制が整っていて、国内・海外を問わず、どこからでも受けることが可能です。

学習からプロデビューまで一貫してサポートする体制が整っているのが日本映像翻訳アカデミーの大きな特長。講師は翻訳受発注部門「メディア・トランスレーション・センター(MTC)」で実務に携わる映像翻訳ディレクターや、メディアの第一線で活躍するプロフェッショナルです。受講生は業界の傾向や最新情報に即した実践的な指導を受けることができます。

「当校は映像翻訳者としてキャリアを重ねていきたい皆さんを応援します。授業の全面リモート化だけではなく、プロデビュー後の仕事発注においても、修了生とMTCをスマートフォンでつなぎ、手掛けてみたい案件にいつでもアクセスできるシステムの運用を段階的に開始しています。リモート化する社会の中でも自分が目指すキャリアを創るために、ぜひ日本映像翻訳アカデミーの門戸を叩いてください」。(コーポレ―ト・コミュニケーション部/小笠原さん)

スクールの一押し講座 「英日映像翻訳科 総合コース・Ⅰ」

本講座の特徴

  1. 映画と英語が好きで、初めて映像翻訳を学ぶ人のための講座
  2. 英語力は不問。楽しみながら映像翻訳の基礎を学ぶ
  3. 最初の6回分だけ受けて、自分の適性を見極めてから残りの講義を申し込むことも可能

 

講師インタビュー 石井清猛先生

「英日映像翻訳科 総合コース・Ⅰ」は、どこがスゴイのでしょう?

石井清猛先生

当講座は、英語力不問。「映像翻訳って楽しそう、やってみたい」という気持ちでスタートすることができます。多くの人は映像翻訳について「映画の字幕を翻訳したり、吹き替えの原稿を作ったりするもの」というイメージを持っているかもしれません。ですが、映画以外にもネットの配信動画、企業のPR動画などさまざまな分野の字幕翻訳があります。吹き替え翻訳にも、元の音声に日本語をかぶせる「ボイスオーバー」と、元の音声を日本語で完全に置きかえる「リップシンク」とがあります。そういった手法の違いを説明しつつ、映像翻訳の世界を体験してもらうために、すぐに実際の翻訳に挑戦してもらいます。

「作品の深い理解」が映像翻訳のスタートライン

授業は毎回、プロとして第一線で活躍する、各分野の専門の講師が担当します。受講生たちは毎回事前に翻訳の課題を提出し、講師は授業の中で講評およびフィードバックを行います。一般的に翻訳に際して、多くの人は「読みやすい日本語で」「印象的な言葉使いを」といったことが何より重要と考えがちですが、映像翻訳の場合、まず作品の理解が大切です。その作品の意図することは何か、そのセリフは作品の中でどういう位置付けにあるのか、そういった言葉の背景にあるコンテクストや物語の構造までを正確に把握して初めて、適切な訳をつけることができるのです。

映像翻訳の需要が上昇中! 世界中のあらゆる世代が学び始めている

受講生のほとんどは社会人で、平日仕事が終わってから、または週末に休みを返上して参加しています。どの講座でも全面的にリモートで受講が可能なので、以前よりも地方や海外から参加されている方が大幅に増えました。世代的にも幅広く、中には会社を早期退職して映像翻訳の勉強を始め、50代後半になってプロとしてデビューした方もいらっしゃいます。

「英日映像翻訳科 総合コース・I」は基本的に6カ月(1日に2コマの授業を受ける「日曜集中クラス」だと3カ月)、その後「総合コース・II」「実践コース」を経て、9カ月から1年半程度で日本映像翻訳アカデミーの映像翻訳受発注部門のテスト「トライアル」が受けられ、合格者はOJT後に実際に仕事を必ず受注することができます。

動画配信サービス大手は、今後、マーケットのニーズに応えて、字幕・吹き替えの両方で視聴できる作品をますます増やしてくるでしょう。優秀な映像翻訳者の需要は、増える一方です。これからも、私たちが持てる力をすべて出して、受講生の皆さんの力を伸ばしていきます。

 

受講生インタビュー 髙橋郷子さん

「英日映像翻訳科 総合コース・Ⅰ」を受講してみていかがでした?

髙橋郷子様

4月から「英日映像翻訳科 総合コース・Ⅰ」の受講を始めました。中学生の頃、戸田奈津子さんなど映画の字幕翻訳者への漠然とした憧れがあったんです。イベント会社や出版社勤務を経て、留学と夫の駐在でイギリスに10年ほど暮らし、帰国後は事務の仕事をしていたのですが、たまたま吹き替え翻訳をしている知人の仕事を手伝う機会があり、昔の夢がよみがえりました。「きちんと勉強して、できるものならプロになりたい」と思うようになりました。

リモートでもクラスの活気が変わらない日本映像翻訳アカデミーに入学

いくつかのスクールで授業を体験しましたが、受講生が活発に意見を交わしているところに引かれ、日本映像翻訳アカデミーを選びました。2020年7月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため全面リモート授業となった今でもそれは変わりません。トライアル、OJT、仕事の受注と、プロになるまでの流れが明確であることにも、安心感を覚えました。

週1回土曜日の午前に、約2時間半の授業を受けています。授業の内容は、とても濃いですね。数カ月の間に、英日字幕、吹き替え、日英字幕と、さまざまな翻訳手法を体験しました。クラスメートは20人ほどです。皆さん意識が高く、疑問に思ったことをどんどん質問していて、刺激を受けることが多いです。「こういう表現もあるのか」「自分の言い回しで合っていた」と、他のクラスメートの訳を見て、自分には無い発想も得ながら学んでいます。

毎回課題が出され、次の授業までに提出しておかないといけないのですが、「もっと違う言い方があるのでは」と、じっくり考えて楽しみながらこなしています。

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「セリフに込められたメッセージ」に気付けるように

普段から映画やドラマをよく見ているのですが、授業を受けているうちに、作品の見方が変わってきました。一つ一つのセリフには制作者のメッセージが込められていて、翻訳するには、それをどう解釈するかが大切なんですね。これまでなんとなく見ていた映画やドラマも、意識して見ていると、「ああ、だからこういうセリフなのか」と、気付くことがあります。

最初は吹き替え翻訳を専門とすることを目指していたのですが、授業を受けるうちに、「仕事の幅を広げるために、字幕翻訳もできるようになりたい」と思うようになりました。英文の解釈力、日本語の表現力など、まだまだ学びたいことがたくさんあります。「総合コース・II」「実践コース」と進み、いずれトライアルに挑戦したいと思っています。

知識とスキルを高め続けたい人に! おすすめ講座リスト

日本映像翻訳アカデミーには以下のような講座があります。自分の学習環境に合った学び方を選べるほか、全ての講座でリモート受講することができます。

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日英映像翻訳科(総合コース、実践コース)

受講の目安:TOEIC 730点以上

「日本の作品が好きで、海外の視聴者にその魅力を伝えたい」という人に向いているコース。日本の文化やビジネスを海外に発信する日英翻訳のニーズに応える講座として、国内はもちろん、リモートで海外から受講する人も急増しています。

ロジカルリーディング力 強化コース

受講の目安:TOEIC 730点以上

英文読解を高度な知的活動と捉え、英文を「何となく読める」レベルから脱却し、確実な根拠に基づいて理解した内容を、自分の言葉で説明できるようになるまで考え抜くトレーニングを行います。

日本語表現力強化コース

受講の目安:初級者から可能

出版物の編集・ライティングを手がける講師陣が、日本語の表現力を鍛えます。翻訳者を志す人だけでなく、社内文書のライティング力を鍛えたい人、プロのライター・編集者を目指す人にもおすすめです。

日本映像翻訳アカデミー ロサンゼルス校

受講の目安:初級者から可能

映像制作の本場であるアメリカ・ロサンゼルスにスクールを設置、現地で映像翻訳のプロとして活動する講師が指導に当たっています。映像翻訳および通訳・実務翻訳のクラスがあり、初級者も基礎から学ぶことが可能です。M-1ビザ申請対象SEVIS認可校/カリフォルニア州教育局認可校。

 

 

取材・文・編集:株式会社REGION