難しく考えないで!「医療崩壊」も「ウイルスが変異する」も簡単な英語で表現できる【EJ特派員】

難しく考えないで!「医療崩壊」も「ウイルスが変異する」も簡単な英語で表現できる【EJ特派員】

アルクの英語学習誌『ENGLISH JOURNAL(EJ)』の読者が、EJを使った感想や自らの英語力を生かした取材、「〇〇してみた」など、編集部とは違った独自の視点で「おもしろ&お役立ち」英語情報をレポートする「EJ特派員」の活動。今月はEJ特派員のKAZUさんがEJ8月号の中から見つけた最近よく耳にする英語をご紹介します。

こんにちは、「EJ特派員」のKAZUです。

『ENGLISH JOURNAL』8月号は、ボクの好きなイギリス英語がたくさん聞ける号でした。 新型コロナウイルス感染症から回復したイギリスのボリス・ジョンソン首相のスピーチから始まり、スコットランド生まれのガイ・ペリマンさんをゲストに迎え「ラジオ」について語るQuick Chat、さらにWorld Newsではイギリス人アンカーが話すオリンピック延期のニュースを聞くことができました。

一方で、8月号のコンテンツのもう一つの共通点に気が付きました。それは、新型コロナウイルス関連の話題が多いということです。

新型コロナウイルスの話は日常生活の中で嫌というほど耳にしますが、英語で会話したり英語でニュースを聞いたりする上でも、欠かせない話題になっています。 そこで今回は、新型コロナウイルスに関連するEJ8月号に出てきた表現を3つご紹介しようと思います。

英語で「ソーシャルディスタンス」は?

初めに、ボリス・ジョンソン首相のスピーチの中からソーシャルディスタンスについて語った部分をご紹介します。

I can only imagine how tough it has been to follow the rules on social distancing.
ソーシャルディスタンスのルールを守るのがいかに大変であったか、私には想像することしかできません。

日本でもカタカナの「ソーシャルディスタンス」という言葉がすっかりと定着し、生活の一部となりました。引用した文にある通り、英語ではsocial distancingとなります。social distanceという表現は英語にも存在しますが、社会学用語で「心理的な距離」を示す言葉なので、使うときは気を付けましょう。

follow the rules(ルールを守る)というフレーズを含めて、覚えて使えるようにしたいですね。

「医療崩壊」をどう表現する?

同じくボリス・ジョンソン首相のスピーチから、

We understood, and we decided that if together we could keep our NHS safe, if we could stop our NHS from being overwhelmed, then we could not be beaten.
私たちは理解し、決断しました、もし一丸となってNHSを守ることができるなら、NHSの医療崩壊を防ぐことができるなら、私たちは負けるはずがないと。

stop A from doingは「Aが~するのを妨ぐ」という意味です。be overwhelmedは「圧倒される」という意味なので、stop our NHS from being overwhelmedは「NHS(The National Health Service、国民保健サービス)が圧倒されることを防ぐ」、つまり「医療崩壊を防ぐ」という意味になります。 つい「医療崩壊」という日本語に対応する英語を探してしまいそうですが、このような語句の組み合わせで表現することができるんですね。

「ウイルスが変異する」ってなんて言う?

今月のインタビューは、生理学者で地理学者のジャレド・ダイアモンドさんです。 国際ジャーナリストの大野和基さんが2020年3月末に電話でインタビューをした音声で、当時の新型コロナウイルスに対する世界の対応と、今後の行く末について話しています。

But if, as is the case with flu, the virus can change and come back in another wave, then the virus will never disappear, but will keep coming back.
ですがもし、インフルエンザと同様に、ウイルスが変異して、新たな波として戻ってくる力があるなら、ウイルスが消滅することはなく、繰り返し戻ってくることになります。

「ウイルスが変異する」の「変異する」はchangeで表現することができます。難しく考えなくても、「変異する」というのは単純に元の形から「変わる」ことですから、changeだけで十分表現できるということがわかりました。

表現の宝探しと音読で、自然と口から出るように

新型コロナウイルスが世の中に与えた影響は大きく、EJ8月号のWorld Newsのコーナーは3つのニュースすべてで扱われています。ハッピーな話ではないですが、日本語でのニュースや日常会話もこの話題が多くを占めていると思います。英語で会話する際にも、同様に触れることが多いでしょう。

その時にしっかりと発言できるように、使えるようになりたい表現をEJのコンテンツの中から探して覚えておこうと考えています。さらにそれを何度も音読することによって、頭の中にインストールされ、自然と口からも出てくるようになると思います。

ボクが以前ご紹介した自分だけの「表現の宝探し」をして、その宝を自分の物にするためにどんどん音読してインストールしていきましょう!

ej.alc.co.jp

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KAZU

構成・文:KAZU
約9カ月のイギリス語学留学を経て2007年4月から英語を使う仕事に就き現在に至る。仕事の幅を広げるため試行錯誤しながら英語学習中。やりたいことが多過ぎるのが悩みであるが、イギリス愛を貫き突き進んでいこうと決心した令和のはじまり。

ブログ https://kazu-blogger.com

Twitter(KAZU@🇬🇧英語学習)https://twitter.com/kazu_ctd/

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