家でできる「ひとりインタビュー」で英語の発信力が上がる?【EJ特派員】

家でできる「ひとりインタビュー」で英語の発信力が上がる?【EJ特派員】

アルクの英語学習誌『ENGLISH JOURNAL(EJ)』の読者が、EJを使った感想や自らの英語力を生かした取材、「〇〇してみた」など、編集部とは違った独自の視点で「おもしろ&お役立ち」英語情報をレポートする「EJ特派員」の活動。今月はEJ特派員のKAZUさんがEJを使って英語での発信力を高める学習法をご紹介します。

「聞く力」だけじゃなく「発信力」を高めたい

こんにちは、「EJ特派員」のKAZUです。

前回の記事では、ボクがENGLISH JOURNALをリスニングするときに工夫している取り組み方法についてご紹介しました。

ej.alc.co.jp

何度も同じ音源をリスニングして音に慣れてから、スクリプトを読んで内容を確認し、音読をして内容をしっかり理解して、最後にまたリスニングをする、というのがボクのEJを使ったリスニング学習法です。EJ5月号では、特に興味があったベネディクト・カンバーバッチさんのインタビューと、映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』の特別インタビューを中心に学習しました。

今までは主に「英語を聞き取る力」「聞き取って内容を把握する力」を付けたいと考えて学習してきましたが、最近では「発信力を伸ばしたい」という思いもあり、EJを使って発信力を伸ばす方法を模索してみました。

今回は、発信力を伸ばすためにボクが5月号を使って実践した方法をご紹介したいと思います。ご参考になればうれしいです。

ひとりインタビューで発信力アップ!

初めに、 EJの「LET’S TALK ABOUT YOU あなたに10の質問」というコーナーを使って、ひとりで手軽にできる発信力アップのための学習法をご紹介します。このコーナーは毎月テーマが設定されていて、そのテーマに関する10個の質問が掲載されています。

まずボクは、自分がインタビューされている場面を想像して、質問を自分に向けて読んでみます。ダウンロード音源に質問が収録されているので、それを利用するのもよいかと思います。ボクは一つの質問に対して最低でも2文くらいは話すように心がけています。

EJ5月号のテーマは「動物」でした。誌面に掲載されている質問の中から、一部をご紹介します。

What is your favorite memory involving an animal?
動物に関わる好きな思い出は何?

Why do you like or dislike animals?
どうしてあなたは動物が好き? もしくは嫌い?

Without naming it, describe your favorite animal.
名前を挙げずに、好きな動物を説明してみて。

ボクは生まれてから犬がいる家庭で育ってきたので話しやすかったです。

ひとりインタビューに取り組む上で、個人の目標やレベルに合わせてマイルールを設定するのがよいと感じました。ボクは、スマホなどで録音をすると身構えてしまいリラックスして話すことができないので、録音も時間を計ることもせずに、思いついたことを自由に話すようにしています。

また、言えなかったこと、言いたかったことが後からクリアになるので、話した後に話した内容を思い出しながら英作文をしてみるのもよいと思いました。

ひとりインタビューでいきなり話すことが難しいという方や、テーマによっては考えがすぐに思い浮かばないという方は、まずは3行日記を書くぐらいのつもりで書いてから、それをもとに話してみるのがよいかもしれませんね。

日本に関する共通の話題で発信力アップ!

続いて、「Remarkable Japan! 日本人の知らない意外なニホン」のコーナーを活用した学習法についてお話しします。 このコーナーには『Tokyo Weekender』という情報誌・ウェブマガジンの過去の記事を再編集したものが掲載されています。日本のことについて季節に合わせた記事が毎号載っており、5月号のトピックは「ゴールデンウィーク」でした。

最初はほかのインタビュー記事などと同様にリスニングをして、何度か繰り返したところでスクリプトをチェックして内容を確認します。その後、書いてある内容に対して自由に話してみます。5月号は最初に、

Should you travel during the string of public holidays or stay put?
大型連休に旅行に出かけますか、それとも家でじっとしていますか?

という問いかけがあるのでこれに答えてもよいですし、過去の経験を語ってもよいと思いました。

ボクは記事中に使ってみたい表現があったら、それを使うことを意識して話してみます。こうすることで、記事を聞いて読んで学んだことが、さらに頭の中に定着しやすくなりますし、実際に話す機会ができたときにスッと口から出てくる可能性が上がります。今回の記事の中で見つけた実際に使ってみたい表現をひとつご紹介します。

All across Japan, everyone’s in a holiday mood, and the country exudes an infectious camaraderie.
日本全国みんな休日気分で、日本中が同じ意識を醸し出すのです。

最近ではネガティブなイメージしかないinfectious(伝染性の、伝染病の)がポジティブな意味で使われているのが面白いと思いました。 日本人にはなじみのあるトピックなので、学習した内容がアウトプットに最も活かせるコーナーだと思いました。

EJの発信力養成コースで発信力アップ!

最後に紹介するのは、EJが提唱する学習コース4つの内の「発信力養成コース」です。EJではこのほかに「リスニングシンプルコース」「リスニングしっかりコース」「スピーキング強化コース」を設定しており、それぞれ学習コーナーの取り組み方が異なります。「発信力養成コース」は、クイズからディクテーション、シャドーイング、意見を考えることまですべてに取り組むコースになっています。

インタビューやニュースの素材を中心とした学習コーナーには「What are your thoughts? 考えてみよう」というパートがあり、聞いた内容に関連したトピックについて、自分の意見を考えて発信する質問が掲載されています。例えば、5月号の「Quick Chat」のトピックは「性格をよく知る」で、下記の質問が掲載されています。

What aspect of your personality do you think is the best?
あなたは自分の性格のどのようなところが最も好きですか?

最初に紹介したひとりインタビューのように自由に語るもよし、コーナーで習った気に入った表現を使ってみるもよし、話すのが難しければ作文してもよし、という感じですね。 

友達とインタビューし合うのも!

今回ご紹介したEJを使って発信力を向上させる方法は、もちろんひとりでもできますが、同じ学習仲間や英語が話せる人たちが集まって、お互いにインタビューし合うのも面白いかと思います。新型コロナウイルスが収束したらトライしてみようと考えています。それまでは、ひとりで発信力をアップするための英語学習を、試行錯誤を重ねながら継続していきたいと思います。

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KAZU

構成・文:KAZU
約9カ月のイギリス語学留学を経て2007年4月から英語を使う仕事に就き現在に至る。仕事の幅を広げるため試行錯誤しながら英語学習中。やりたいことが多過ぎるのが悩みであるが、イギリス愛を貫き突き進んでいこうと決心した令和のはじまり。

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Twitter(KAZU@🇬🇧英語学習)https://twitter.com/kazu_ctd/