何度聞いても聞き取れない!そんな悩みをお持ちの方におすすめのリスニング練習法【EJ特派員】

何度聞いても聞き取れない!そんな悩みをお持ちの方におすすめのリスニング練習法【EJ特派員】

アルクの英語学習誌『ENGLISH JOURNAL(EJ)』の読者が、EJを使った感想や自らの英語力を生かした取材、「〇〇してみた」など、編集部とは違った独自の視点で「おもしろ&お役立ち」英語情報をレポートする「EJ特派員」の活動。今月はEJ特派員のKAZUさんが普段行っている、何度聞いても聞き取れないリスニング教材に取り組む際の工夫をご紹介します。

聞き取れないリスニング教材に取り組む方法

こんにちは、「EJ特派員」のKAZUです。前回の記事では、短時間でも効率的に『ENGLISH JOURNAL』に取り組める方法について書きました。

EJが届いてからボクがいつも最初に行うことは、「数ある題材の中から興味のあるものを選び、リスニングをすること」と、お伝えしました。最新号(4月号)を開いてみると、ボクが大好きなイギリス人俳優のエディ・レッドメインさんとフェリシティ・ジョーンズさんのインタビューと、さらにはすでに映画館で鑑賞した映画『スキャンダル』主演のシャーリーズ・セロンさんとニコール・キッドマンさんのインタビューが掲載されていたので、ウキウキした気分でリスニングを始めることができました!

ところが実際に聞いてみると、どちらのインタビューも話すスピードが速くて、何度聞いても聞き取れない箇所がありました。レッドメインさんとジョーンズさんのインタビューについては、インタビュアーの発話でさえも聞き取りにくく、ほとんど内容をつかむことができませんでした。

英語学習は好きなものに取り組むことで学習がはかどると思うのですが、わからないものに同じように何度触れてもわからないままで、勉強を続けるのが嫌になってしまうことがあります。今回のように何度聞いても聞き取れない場合は、ただ漫然とリスニングを続けるのではなく、少しでも「わかった!」「聞き取れた!」と実感できるようになる工夫をしています。

今回は、ボクがEJ4月号で実践した方法を基に、リスニングをする際の工夫をご紹介したいと思います。

背景知識と登場する英語表現、インタビューの流れを知る

英語を聞き取るのが難しい原因の一つに、そもそも「その題材の背景知識を知らない」ことがあります。映画の俳優・監督のインタビューであれば、作品名や俳優名、登場人物名、関連知識などが出てくるので、それを押さえておくと聞き取りがしやすくなるように思います。

EJでは巻頭やインタビューの最初のページに、インタビュー内容や聞きどころなどが日本語で書かれているので、リスニングをする前によく読んでおくことで、どんな話が展開されるかをつかむことができます。例えば4月号では、冒頭ページで各映画の簡単な紹介や、俳優陣のこれまでの活動などが紹介されています。

次に、インタビューの中に出てくる英語表現をチェックします。英語のスクリプト下の語注欄には、単語の意味だけでなく固有名詞についての解説もありますし、熟語・専門用語についてもリストアップされているので、先に目を通しておくとグッと聞き取りやすくなります。

日本語で背景知識を得てもインタビューでどのような話をしているのか検討がつかない場合は、インタビューページを開き、インタビュアーの質問だけを読みます。 質問を読めば話の流れがわかるので、インタビュイーが何について話しているのかを想像しながら聞くことができ、内容がつかみやすくなります。

一度に聞く分量を絞る

EJの音声コンテンツは、長いものでも10分程度です。しかし、リスニングをしていてまったく聞き取れずに内容をつかめないと、この10分という長さは苦痛になってきます。最初の部分が聞き取れないと、その後ずっとわからないままになることもあり得ます。

そこで、全体を何度か聞いても話の流れをつかむのが難しい場合には、ボクは1回に聞き取る分量を減らしています。 インタビューの音源は質問項目に応じて3~5パートに分かれていて、各パートがだいたい2分程度です。まずは聞き取れないパートだけを何回も繰り返して聞きます。音声の時間が短くなるので、その分集中しやすくなりますし、隙間時間でもリスニングをすることが可能になります。

リスニングの音声スピードを下げる

ここまで述べてきたことを実践しても4月号の両インタビューは難しかったので、次の方法として、音声スピードを下げてリスニングをしてみました。ボクは普段、アルクの「ALCO」というスマートフォン向け英語学習アプリで音源をダウンロードして聞いています。 4月号の6、7ページに「ALCOの使い方」が書かれているので、まだALCOを使ったことがない人は、そちらを参考にダウンロードしてみてください。

ALCOでは、0.5倍、0.7倍、0.8倍という区切りで音声のスピードを下げることができます。ボクは、0.5倍だと間延びしている感覚がしたので、0.7倍や0.8倍にしてリスニングに挑戦してみました。スピードを下げることによって、よりクリアに聞き取ることができると思います。 スピードを下げた状態で繰り返しリスニングをして、少し聞き取れるようになったところで、EJを開いてスクリプトをチェック、意味の確認、音読、シャドーイングというふうに学習していきました。

憧れの俳優さんのインタビューを聞いてみたいけど、ハードルが高そうだと感じている方がいたら、ぜひ今回の方法を試してリスニングに挑戦してみてもらえたらうれしいです。リスニングをしてからスクリプトをチェックし、音読をして再度リスニングをしてみると、最初に聞き始めたときよりもずっと聞き取れるようになると思います。

これからもEJで生の英語にたくさん触れて、リスニング力を上げていきたいと思います。

年間購読なら1冊分お得!

KAZU

構成・文:KAZU
約9カ月のイギリス語学留学を経て2007年4月から英語を使う仕事に就き現在に至る。仕事の幅を広げるため試行錯誤しながら英語学習中。やりたいことが多過ぎるのが悩みであるが、イギリス愛を貫き突き進んでいこうと決心した令和のはじまり。

ブログ https://kazu-blogger.com

Twitter(KAZU@🇬🇧英語学習)https://twitter.com/kazu_ctd/