電車の中でもシャドーイング?多忙な方におすすめのEJ活用法【EJ特派員】

電車の中でもシャドーイング?多忙な方におすすめのEJ活用法【EJ特派員】

アルクの英語学習誌『ENGLISH JOURNAL(EJ)』の読者が、EJを使った感想や自らの英語力を生かした取材、「〇〇してみた」など、編集部とは違った独自の視点で「おもしろ&お役立ち」英語情報をレポートする「EJ特派員」の活動。今月はEJ特派員のKAZUさんが、時間のないときに実践しているEJの活用法をご紹介します。

ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2020年3月号

ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2020年3月号

  • メーカー: アルク
  • 発売日: 2020/02/06
  • メディア: 雑誌
 

時間がないときにおすすめのEJ活用法

こんにちは、「EJ特派員」のKAZUです。 ENGLISH JOURNALを定期購読して1年が過ぎました。これまでボクは、EJの豊富なコンテンツ量に対してどのように1ヵ月間学習を進めていくかを試行錯誤してきました。 皆さんの中にも、「今月は仕事が忙しくて英語を勉強する時間がない、少ない時間の中でEJをどのように活用したらよいかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回はEJ3月号を例に、ボクが普段実践している「短時間でも効率的に取り組めるEJの活用方法」をご紹介したいと思います。

取り組む題材を絞る

EJが手元に届いたら、まずボクは全体をざっと一通りリスニングするか、その時間もない場合は雑誌をパラパラとめくり目を通してみます。 短時間ですべてのコンテンツを学習するのは困難なので、取り組む題材を絞って学習することを実践しています。その上で大切にしていることは「自分が興味ありそうなものを選ぶ」ということ。興味がある内容だと何度聞いても飽きないですし、「聞き取れるようになりたい、こんなふうに話したい」という気持ちが湧きます。

EJ3月号でボクがいちばん引かれた題材は、Interview2のウィリアム・F・オコーナーさんの「ワイン造りの秘密」でした。 オコーナーさんは亜細亜大学の教授であり、利酒師でもあります。本誌では、世界的に変化しつつある飲酒文化や、ワイン醸造の問題点、気候変動がワイン造りに与える影響などについて話しています。この題材に引かれた理由はいくつかありますが、一つ目はボクが人並みにお酒が好きなこと、二つ目はお酒は会話の中で話題にしやすく、北海道の気候変動ワインは話のタネとして持っておくと面白いと思ったことです。

取り組む題材の絞り方にはほかにも、自分に合った難易度のものを選ぶという方法があります。EJはそれぞれの素材に難易度が掲載されているので、簡単に選ぶことができます。

学習サイクルを作る

題材が決まったら、スクリプトを見ずにリスニングします。一つの題材は長くて10分程なので、隙間時間を使って聞くことができます。一週間程毎日聞き続けてからスクリプトをチェックし、聞き取れなかったところと、全体の日本語の意味を確認します。

音と文字を照らし合わせて確認したところで、音読を繰り返します。余裕があれば音声に自分の声を被せて音読する「オーバーラッピング」なども取り入れます。すべて音読するのが難しい場合は、覚えたいフレーズや表現があるトラックのみ集中して音読し、口に馴染ませます。

ボクはオコーナーさんのインタビュー前半にでてきた比較表現や、「乗り物」以外の意味で使われているvehicle(手段、媒体)のセンテンスを覚えたいと思ったので、そこを集中して音読しました。昔はひたすら書いて頭に叩き込んだ単語や表現の意味が、音読をすると不思議なことに自然と入ってくるように感じています。

そして、音読とオーバーラッピングをある程度重ねてから、シャドーイングに挑戦しています。シャドーイング(shadowing)とは、聞こえてきた音声に対して影(shadow)のように遅れてまねして口に出す練習方法です。聞こえてきた音声を頼りに、英語らしい発音やイントネーションを身に付けることを狙いとしています。それまでに英文を何度か音読して口に馴染ませているので、取り組みやすくなります。 さらに、同じ題材をずっと使って学習を深めていくので、暗記しようと思わなくても自然と頭の中に、よりしっかりと内容が定着していきます。ここまで続けると、毎回、大きな効果を感じることができます。

隙間時間は「声に出さない」シャドーイング

ところで、皆さんの中にも、職場や学校への移動中にリスニングをしている方は多いのではないでしょうか。ボクも移動中によく英語を聞いていますが、移動中は目に映るものやその日のあれこれを自然と考えてしまって、聞いているものが耳に入ってこず、実際は聞き流しと同じ状態になってしまうことがあります。

そこでボクは移動時間を、上記した学習方法で学んだ内容を復習する時間としています。 具体的には、音声をイヤホンで聞きながら「声に出さない」シャドーイングをしています。やり方は通常のシャドーイングと同じですが、移動中で声は出せないので音を発さず、音声の後に続いて聞こえた音声を、口を微妙に動かしながら脳内で再生します。 この方法だと実際に発音できているかは確認できないものの、慣れ親しんだ英文の音声を脳内で確認することができます。

ただリスニングをするよりも集中力が上がり、耳がしっかりと音声に傾きます。移動中の隙間時間を有効に使えますし、学んだ英語が脳に定着するので一石二鳥だと思います。 一般的なシャドーイングや音読は、声を発する必要があるため公共の場ではやりにくいですが、「声に出さない」シャドーイングは口元を少し動かすだけで誰にも迷惑をかけないですし、音声を聞くことができればどこでもできるので、ボクは主に出勤途中と帰宅途中で実践しています。 スマホに音声をダウンロードしたりアルクのアプリをインストールしたりすればいつでもできる学習方法なので、気になった方はご参考にしていただけると嬉しいです。

ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2020年3月号

ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2020年3月号

  • メーカー: アルク
  • 発売日: 2020/02/06
  • メディア: 雑誌
 

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KAZU

構成・文:KAZU
約9ヶ月のイギリス語学留学を経て2007年4月から英語を使う仕事に就き現在に至る。仕事の幅を広げるため試行錯誤しながら英語学習中。やりたいことが多すぎるのが悩みであるが、イギリス愛を貫き突き進んでいこうと決心した令和のはじまり。

ブログ https://kazu-blogger.com

Twitter(KAZU@🇬🇧英語学習)https://twitter.com/kazu_ctd/