週末のひとときに、のんびり英語クイズに挑戦する「週末英単語」。略して「マッタン」。今回のお題は「めんどくさい(面倒くさい)」です。前向きな姿勢をアピールするには避けたい表現ですが・・・。
面倒くさい?でも、連発するのは禁物です
やりたくないことが目の前にあると、つい言ってしまいますよね、「ああ、めんどくさい」と。ところでこれ、英語ではいろんな言い方をすることができます。一気に見てみましょう。
I don’t feel like it.
気分じゃない。
It’s such a bother.
面倒だなぁ。
It’s a drag.
かったるいなぁ。
I can’t be bothered.
やる気にならないや。
It’s too much hassle.
めんどくさすぎる。
Ah, I just don’t want to do it.
ああ、やりたくない。
What a nuisance!
参ったなぁ!
訳は全部「めんどくさい」でもいいのですが、少しニュアンスの違いを出す「努力」をしてみました。
ちなみに例文の bother、drag、hassle、nuisanceには、どれも「面倒くさいもの」という意味があるそうです。
そして、ネイティブが「品がないけどよく使われる」(Crude but often used)として紹介してくれたのが、次の英語。
It’s such a pain in the ass.
めんどくせぇなぁ。
映画やテレビドラマで使われているのを聞いたことがありますね。でも、英語初級者がいきなりこれを使ったら、聞いたネイティブの「尻に痛みが走る」かもしれません。注意が必要です(笑)。
面倒をかけるとき&請け負うときに使う表現
やりたくないことは「めんどくさい」ですが、そんなめんどくさいことをお願いするときに使う表現も紹介しておきます。
さらに、「いいですよ!」という表現も。
It’s not a bother.
問題ないですよ。
Not at all.
まったく構いません。
No problem at all.
まったく問題ありません。
ついでに、ネイティブに教えてもらったオーストラリア風の言い方。
No worries, mate!
大丈夫さ!
最後の mate は friend の意味ですが、そこはオーストラリア、やっぱり「マイト」と発音するんでしょうか。
ではみなさん、素敵な週末を!
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トップ画像:Delyth Williams(Pixabay)
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