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地震大国に住むなら知っておきたい、不慣れな外国人を安心させる英語表現

東京・根津エリアを歩くデイビッド・セインさん

地震がほとんどない国からやってきた方々にとっては、私たちが普通にやり過ごす小さな地震であっても心臓がひっくり返るほどの体験のようです。今回はそんな方々を 安心 させる表現を学びましょう。

地震に不慣れな外国人

今年の夏は台風やその 影響 による川の氾濫など、自然災害がとても多い年でしたね。被災地が早く復興することを願います。

自然災害といえば、日本にきて驚いたのが地震の多さでした。地震多発国は seismically active nations といい、Japan is one of the world's most seismically active nations.(日本は地震多発国のひとつです)のように使います。

私自身、話に聞いてはいたものの、日常のなかでこう頻繁に起きるとは思っていませんでした。

最初のうちは、揺れるたびにひとりでパニックに陥り、気にせず平然と仕事や買い物を続ける日本人に対して、不気味な印象すら抱くことがありましたが、在日30年を超えた今、ちょっとやそっとの揺れではまったく動じなくなってしまいました。

アメリカでは地震がまったくない、というわけではないのですが、体感するような地震を感じることはまれです。そのため、初めて体験する外国人にとっては、震度2くらいの揺れであっても大変な恐怖を感じます。

ですから、地震で電車などが止まるという経験もないため、理由も分からずにずっと電車が動かないととても不安な気持ちになります。

もし、外国人旅行者らしき人が同乗していたら、The trains have stopped because of the earthquake.(地震の 影響 で電車が止まっています)などと教えてあげると 安心 します。ぜひ声をかけてあげてください。

覚えておこう

They should start running again soon.

まもなく運転再開するようですよ。

It doesn’t look like they’ll resume operation anytime soon.

運転再開の目途は立っていないようです。

It’s dangerous to go outside.

外に出るのは危険ですよ。

アメリカでの自然災害ナンバーワン

アメリカでの自然災害としては、まず「台風」「竜巻」があげられます。映画やニュース映像などで、そのすさまじさをご存じの方も多いでしょう。

日本語では「台風」とひとくくりに表しますが、英語では typhoon (台風)、 hurricane (ハリケーン)、cyclone(サイクロン)と発生場所により違いがあります。

typhoon は北太平洋、 hurricane は北大西洋や西経180度より東の北太平洋など、cyclone はインド洋で発生した熱帯性低気圧のこと。

なお、tornado(トルネード)は、いわゆる陸で巻き起こる竜巻を指します。広大な土地ゆえ、積乱雲による上昇気流が発達しやすく、大きな渦となり、あたかも生き物のように、あらゆるものを飲み込みながら進む恐ろしいものです。

アメリカでは、竜巻が発生すると tornado warning(竜巻警報)がラジオや市内放送で発せられ、emergency shelter と呼ばれるシェルターなどに避難するようになっています。シェルターがない建物などでは、地下もしくは窓のない部屋へと移動します。

竜巻が発生するシーズンにアメリカに滞在される際は、シェルターの場所を示す看板なども日ごろからチェックしておくと、慌てないですみます。

最近ではこの「竜巻観戦ツアー」なるものもあるようですが、滞在期間に巨大竜巻が見られる確率はそれほど高くないようです。

覚えておこう

There’s a tornado warning.

竜巻警報が出ました。

Let’s go underground.

地下へ移動しましょう。

Is there a shelter nearby?

ここらへんにシェルターはありますか?

災害時の英語

自然災害は natural disaster と言います。disaster とは突然起こる災害や大惨事という意味で、fire disaster(火災)や flood disaster(水難)のほか、 economic disaster(経済的大惨事)のように自然災害でない場合にも使います。新聞やニュースなどで頻出する単語ですので押さえておきましょう。

また、仕事などがうまくいかなかったときや、大失敗してしまったときなどに、What a disaster!(最悪だ!)、It’s a disaster.(ついてないな)のように、オフィスでも日常的に使ったりします。

2011年の東日本大震災後は、disaster prevention (防災)や disaster mitigation(減災)への意識が高まり、各地で避難訓練などが行われているようですね。 今後 オリンピックに向けて、地震に不慣れな外国人観光客やビジネスマンが増えていくなかで、英語での災害に関する知識、避難を誘導するときのフレーズなどを知っておくと、いざというときに役立つでしょう。

覚えておこう

Don’t go outside until the shaking stops.

揺れが収まるまで外に出ないように。

There will be aftershocks, so let’s stay inside.

まだ余震があるので中にいましょう。

Transportation is probably shut down.

交通機関は動いてないと思います。

The earthquake was a magnitude three.

震度3だそうです。

There’s a chance of a tsunami, so let's evacuate.

津波の恐れがあるので、避難しましょう。

災害に関する単語

disaster area :被災地

disaster drill:防災訓練

disaster relief:災害救助

secondary disaster:二次災害

human-made disaster:人災

volcanic disaster:火山災害

デイビッド・セインさんの本

英語を勉強していて、いまいち例文が頭に入ってこない…。そう思う人は少なくないのでは?本書は、思わず覚えたくなるような、個性的な例文を取り上げています。

また、おもしろフレーズをただ英語にしただけでなく、その英語から、英語を勉強するうえで知っておきたい数々の言い回しなども、併せて紹介しています。 

英会話 ウケる例文練習帳
  • 著者: デイビッド・セイン、近藤祐次
  • 出版社: アスコム
  • 発売日: 2018/05/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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文京区根津にオフィスがあるセインさんは、通称「谷根千」エリアを熟知。セインさんにご案内いただき、近所を散策しました。

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David Thayne(デイビッド・セイン)

米国生まれ。証券会社勤務後に来日。日本での30年にわたる英語指導の実績を生かし、AtoZ GUILDと共同で英語学習書、教材、ウェブコンテンツの制作を手掛ける。これまでに累計400万部を超える著書を刊行し、多くがベストセラーとなっている。NHKテレビのレギュラーとしても登場。ほか日経・朝日・毎日新聞等に連載。企業・学校等でビジネス英語、TOEIC、おもてなし英語、日本文化を英語で紹介する講演会やセミナーも開催する。「 AtoZ English 」を主宰するほか、「日本文化を紹介するのは最高のおもてなし!」をテーマに、オンラインで英語を学習するサイト「 和カルチャーEnglish 」を運営している。

写真(1、4枚目):山本高裕

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