モデルとして活躍中の現役女子大学生、伊藤奈月さんが、Q&A形式で日記が書ける『Chat Diary 英語で3行日記』に挑戦。今回、奈月さんが選んだ質問は…?
奈月さんが使っている本
毎日1つの質問に、たった3行の英語で答える。日記と英語学習を組み合わせることで、日常的に英語に触れる時間を作り、気がつけばいつの間にか勉強が続いている。シンプルだけれど楽しい、アイデアいっぱいの日記帳です。
週末の話をしたくて、うずうずしてました!
こんにちは!
なーちゃんの英語で3行日記、
第4回目でございます👍👍
第4回目ということは、
とうとう
折り返し地点に突入です、、、!
こんなわたしでも
わかりやす〜い説明のおかげで、
いろんな表現を覚えてきました〜
ほいっ!
ということで!
今回のQuestionは、、
Q. 283 Is there anything that you've left undone today?
(今日やり残したことはありますか?)
ふむふむ、
やり残したこと、といえば!!!
東京ディズニーランドに行ってきました!
実はディズニーには子どものころから
何度も行っているので、とても詳しいんですよー。
そんなわたしは、
いつも必ず絶叫系の乗り物に乗るのですが、、
なんと今回は混んでて、
絶叫系には乗ることができませんでした😭
という、まさに
やり残したエピソードでした!笑
Photo by なーちゃん
よーし!
さっそく今回も英語にしてみるぞ!
I went to Tokyo Disneyland!
I’m familiar Disney because I often go to Disney.
The park was very crowded.
I always ride the roller coaster, but I didn’t ride that.
んー、、
なんか今までで一番
幼稚な英語になってしまったような、、
わかる英文を使うと
このようにしかならなかった〜
『混んでたせいで乗れなかった』
という感じにしたかったんですけどねぇ、
なんだか違う方向に、笑
添削で綺麗な英語になることを祈ります🙏笑
英語日記アドバイス
前回のアドバイスを生かしたところが◎
「今までで一番幼稚な英語になってしまった」なんて言ってますが、「訳すことにとらわれず、気持ちをストレートに表現しよう」というアドバイスをしっかり生かしているところが◎ですよ!
それでは最初の文から見ていきましょう!
(なつき)I went to Tokyo Disneyland!
(東京ディズニーランドに行ってきました!)
最初から突っ込む気満々で目を通し始めましたが、突っ込むところがありません。このままでよいと思います。
「とても詳しいんです」の言い方は…
2文目に行きます。
(なつき)I’m familiar Tokyo Disneyland because I often go to Disneyland.
(実はディズニーには子どものころから何度も行っているので、とても詳しいんですよー)
「とても詳しいんです」に familiar を使っています。いいですね。
でも、その後ろには前置詞が必要なんです。with を入れて I’m familiar with Disneyland. としましょう。
それから奈月さんは、「子どものころから何度も行っているので」を省いていますが、そのとおりで、わざわざ言う必要はないでしょう。「何度も行ったことがあるから」とだけ言えば、聞いた人は「ああ、子どものころから行ってたのかも」と考えるはずですから。
I’m really familiar with Disneyland because I go there often.
「とても詳しい」の「とても」を really で加えてみました。あと、ディズニーランドという固有名詞を繰り返す必要はないので、go there としています。
もし、どうしても「子どものころから何度も行っている」を英語で書きたければ、次のように表現できます。
~ because I've been there so many times since I was a child.
でも、長くて面倒くさいですよね。シンプル・イズ・ザ・ベストで行きましょう!
「絶叫系の乗り物」なんて英語はあるの??
さて、次の内容を見てみましょう。
(なつき)The park was very crowded. I always ride the roller coaster, but I couldn't.
(そんなわたしは、いつもかならず絶叫系の乗り物に乗るのですが、、なんと今回は混んでて、絶叫系には乗ることができませんでした😭)
シンプル・イズ・ザ・ベスト…とはいえ、かなりシンプルな英語にまとまっているので(笑)、日本語を順番に見ていきましょう。
まずは、「いつもかならず絶叫系の乗り物に乗るのですが」の部分から…。
絶叫系…。
ぜっきょうけい…。
また、英語にしづらいことばをチョイスしましたね…(苦笑)。
「絶叫系」をそのまま英語にしようとすると、きっと頭がこんがらがるので、「どんな乗り物か」を説明してみましょう。
直訳すれば「私に悲鳴を上げさせる乗り物」。つまり、「(怖くて)悲鳴を上げちゃう乗り物」ということです。
もっと「絶叫系」という日本語に近い表現がよければ、「怖い乗り物(the scarier rides)」と言ってもいいでしょう。
I always go on the scarier rides,
scarier は scary の比較級です。この場合は、「ほかよりもっと怖い」=「絶叫しちゃいそう」という感じになります。
「混んでいる」を表す2通りの言い方
次は「なんと今回は混んでて」の部分です。ここは、次のような英語でどうでしょう。
(I always love going on the scarier rides,)
but I couldn't today because the lines were too long.
なつきさんが書いたように The park was very crowded.(とっても混んでたの)でもオーケーです。でも、遊園地などの場合は The lines were too long.(行列がほんと長かったの)と言うと、混んでいる遊園地の情景をより的確に表現していると思いませんか?
そんなわけで、ここでは「雰囲気重視」の英語を提案してみました。
驚きと悲しみを伝えてみよう
そして最後に「😭」がありますね。絶叫できなくて残念だったんですね。
英語文化には、感情を表す顔文字として「:(」があります(Facebookなどでは自動で絵文字に変換されます)。この「:(」を使ってもいいですが、ここは文を使って、アメリカン気分で絶叫してみましょう(身ぶりを入れるとさらによいです)。
I'm soooo disappointed!
さあ、奈月さんも一緒に、せーの!あー、もー、がっかりー!
がっかりは disappointed。悲しければ sad。うれしければ happy。最後のことばを置き換えれば、いつもアメリカンな気分で感情を表現できますよ :)
最後に提案の英語を、まとめて書いておきますね。
I went to Tokyo Disneyland.
I’m really familiar with Disneyland because I go there often.
I always love going on the scarier rides,
but I couldn't today because the lines were too long.
I'm soooo disappointed!
いかがでしたか?Are you happy now?
なーちゃんの感想
前回のアドバイスを参考に
気持ちをストレートに伝えたところを
褒めてもらえて、よかった~
“絶叫系”なんて英単語、
やっぱり表すの難しいんですね、、笑
すっきりした英文に添削してもらえて、
I’m soooo happy!!!!💗
次回もお楽しみに!
構成・写真:山本高裕