モデルとして活躍中の現役女子大学生、伊藤奈月さんは、新たなチャレンジとして英語日記を始めました。Q&A形式で日記が書ける『Chat Diary 英語で3行日記』には366の質問が載っています。今回、奈月さんは挑戦する質問は…?
奈月さんが使っている本
「毎日1つの質問に、たった3行の英語で答える」。日記と英語学習を組み合わせることで、日常的に英語に触れる時間を作り、気がつけばいつの間にか勉強が続いている。シンプルだけれど楽しい、アイデアいっぱいの日記帳です。
英語にスケート!「上達したい」がいっぱい
こんにちは!
なーちゃんの英語で3行日記、
第2回目です😊😊 ワクワク😊😊
初回は見てくれましたか?
どうだったでしょうか?!
わたしと一緒に
「Chat Diary 英語で3行日記」
やりたくなった方も
いるんじゃないですか?💓
一緒に英語上達 大歓迎ですよ💓
なーんつって!笑
雑談はこの辺で、、、
今回のQuestionは、、、
Q.056
Is there anything that you would like to learn to do?(できるようになりたいことはありますか?)
うんうん、
実はあるんですよ〜笑
先日、初めてアイススケートをやったんです!
浅田真央ちゃんのような滑りを
イメージしてたのですが、
実際は氷上に立ってるだけで精一杯でした〜笑
今シーズン、またリンクに行って
滑れるようになりたいですね!😊
Photo by なーちゃん
よーし!
さっそく、英語にしてみるぞ!!!
I skated for the first time the other day!
I imagined slipping like Mao Asada.
But I had trouble standing the on ice.
I go to a rink again this season,
and I’d like to be able to skate!
ん〜〜
もうすでに英語にしながら
違和感のある部分が、、、
the other day は前回で習ったので
さっそく使ってみました😊
最後の文の
I’d like to be able to の言い回しは
「Chat Diary 英語で3行日記」に
書いてあったのですが、
わたしの使い方はあってるのでしょうか?
なんて心配点は
GOTCHA!編集部さんに
アドバイスしてもらおっと!!
うん!まぁ、スケートにしろ何にしろ
新しいことを初めてやるって
なんだか楽しいですよね!!
英語日記アドバイス
I skated と I went skating の違い
スケート初体験、楽しそうですね。筋肉痛にはなりませんでしたか?
さて、がんばって書いた英語日記を見ていきましょう。まずは1行目から。
(なつき)I skated for the first time the other day!
(先日、初めてアイススケートをやったんです!)
早速、前回覚えた the other day を使いましたね。ナイスです!
「スケートした」は I skated でも通じます。でも、もう一つ、I went skating という言い方があります。
この2つの意味は微妙に異なります。
I skated と言うと「スイスイ滑ったよ!」ニュアンスが強くなるんです。一方、I went skating と言うと、うまく滑れたかどうかは関係なく、「スケートしに行ったよ!」という感じです。
奈月さんの場合は…ええと…どっちでしたっけ?こっちかな?
「滑る」の英語はslip?
続く部分を見てみましょう。
(なつき)I imagined slipping like Mao Asada.
(浅田真央ちゃんのような滑りをイメージしてたのですが、)
ここのポイントは「滑る」の英語ですね。
奈月さんは slip を使いました。意味はもちろん「滑る」です。でも、実はこれ、「おっとっと」と転びそうになる感じです。
「うまく滑る」には、skate をそのまま使うのがいいでしょう。
I imagined skating like Mao Asada. とすればオーケーです。
編集部からはもう一つ、I thought を使う例を提案します。「浅田真央ちゃんのように滑れると思ってた」という感じです。
「精一杯」ってなんて言う?
「実際は氷上に立ってるだけで精一杯でした〜笑」は、次のように書いていますね。
(なつき)But I had trouble standing on the ice.
(実際は氷上に立ってるだけで精一杯でした〜笑)
「~するのが大変だ」という意味の have trouble -ingを使っていますね。このままでもいいですが、さらに日本語にある「~だけで」という強調を加えて、I even had trouble standing on the ice. としてもいいでしょう。
では、編集部からの提案です。
But the reality was that I even had trouble keep standing on the ice. LOL
日本語の日記にある「実際には(=現実は)~」を The reality was that ~ として最初に付け足し、さらに最後の(笑)もアクセントとして加えてみました。
「立つ」の部分は、リンクでフラフラしている奈月さんを想像して keep standing。「(がんばって)立っている状態を保つ」と意味にしてみました。
ちなみに LOL は 「大声で笑う(Laughing Out Loud)」です。「あははは~」と気持ちを伝えるとき使います。lol と小文字で書いても大丈夫です。
この(笑)が「苦笑い」だとしたら、アメリカの若者風に So uncool!(かっこわる~い!)なんて言うのもありです。
がんばって「~できるようになりたい」
さて、最後の部分です。
(なつき)I go to a rink again this season, and I’d like to be able to skate.
(今シーズン、またリンクに行って滑れるようになりたいですね!)
「~できるようになりたい」という意味で、I’d like to be able to ~ を使ったのは正解です!
でも、「またリンクに行きたい」「滑れるようになりたい」と2つのことを同時に言っているので、I’d like to be able to ~ は最初に入れるのがいいでしょう。
I’d like to go to a rink again this season and (I'd like to) be able to skate!
かっこで示したように、前半と後半に I’d like to ~ があるイメージです(実際は後半を省略します)。
さて、編集部からはこんな文も提案してみます。
I am really hoping to go back to the rink again this season and actually be able to skate!
I'm really hoping to ~ を使って、I'd like to ~ よりも「さらに強く願っている感じ」を出してみました。さらに後半には actually を入れて、「ちゃんと(滑れるようになりたい!)」という気持ちを出してみました。
奈月さん、もうすぐ暖かくなってきますが、もう一度スケートに行けるといいですね!
奈月さんの感想
今回も 仰天BeforeAfterですね、笑笑
リアルな表現とか使い回しって
なかなか 英語に馴染みのなかった自分だと
やっぱり難しい!
lolってよく見かけるけど、
「大声で笑う(Laughing Out Loud)」の略だったなんて!!!
こういう表現も使えるようになると
かっこいいですよねん💓
それでは!
また次回もお楽しみに〜💓
ばーいばーい👋
伊藤奈月の 英語でSweet Chat Diary
構成・写真:山本高裕