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経済英語を分かりやすく解説。英語で経済ニュースを読めるようになろう!

2017年2月に発売した書籍 『2カ月完成! 英語で学べる経済ニュース』 (アルク刊)からエッセンスを一足 先に ご紹介。第1回は経済ニュースを英語で理解するために必要な「専門用語の攻略法」です。

経済分野の英単語って難しい……

海外のニュース番組や英字新聞の経済欄をスラスラ読めるようになりたいけど、なかなか「経済英語」って敷居が高いと思いませんか? 英字新聞を買ってみたものの、TOEICテストの長文問題を解いているような気分になってしまい、うつらうつらしてしまうことも・・・。

「よし、経済英語を集中的に学ぼう!」と決意しても、どこから学習したらいいのか迷っちゃうし、学習のモチベーションを保つのもなかなか大変ですよね。

書籍『2カ月完成!英語で学べる経済ニュース』には、「経済英語」とどうやって向き合ったらいいのか「攻略法」が紹介されています。

日本語の「経済」は、英語でいろいろな言葉に置き換えられる。「経済英語」という日本語は、商業(commerce)や産業(industry)、金融(finance)などビジネスに関連する言葉、あるいは経済学に関連する言葉を総称しているのだ。

経済関連分野だけでもこのようにさまざまな英単語がある。 ある特定の分野の英語に精通したいならば、その分野の用語(vocabulary)を身に付けることが肝心 である。

それと 同時に 大事なのは普通の英語を十分に理解できる能力である。この基礎さえしっかりしていれば経済英語のような特定分野の英語もそれほど難しくない。

とあります。なるほど、その分野の用語、つまり専門用語さえ押さえていれば「経済英語」も恐るるに足らず! 英語ニュースが今よりも読みやすくなるかもしれませんね。
「景気がいい」「景気が悪い」を英語で言うと?

ニュースによく出てくるトピックといえば「景気」。英語ではどんな表現をするのでしょうか?

「景気」は 経済の状態ということで the state of the economy  である。「日本の景気はどうか」ならHow is the state of the economy in Japan? となる。ここでいう state は国家のことではなく、「状況、現状」である。(中略)the state of the economy では堅苦しいと感じる場合は condition  や business を使えばよい。
ふむふむ。 state というと思わずアメリカ?と思ってしまいますが、「状況、現状」という意味もあるのですね!

では、「景気はどう?」「なかなかいいよ/悪いよ」 という、よくありがちなやり取りを英語にするとどうなるの?

景気はどう?

How are business conditions?

Are they good or bad / strong or weak?

景気は良いよ。

They’re booming. / They’re moving upward.

景気は悪いよ。

They’re slumping. / They’re declining ( in decline ). / They’re slowing.

思ったよりも易しい表現で伝えられそうですね。上記のように、やり取りをセットで覚えてしまうことがおすすめですよ。
経済英語は元の意味を考えると難しくない

経済ニュースに出てくる単語を効率よく覚えるには、コツがあるそうです。

単語の元の意味を考えると理解しやすい。例えば demand は「需要」だが、元の意味は「要求(する)」 である。a demanding teacher / a demanding wife は「要求のきつい、 厳しい 教師/ 妻」である。slump、 recession は「不況」だが、もともとは落ち込むこと、ひっこむことである。 inflation はinflate(膨らむ)の名詞形、deflationはdeflate(しぼむ)の名詞形だ。 employmentは「雇用」と訳されるのが普通だが、元の概念は employ すなわち 雇うことであ る。ここからemployer(雇用者)、employee(被雇用者)という言葉が派生してくる。
「需要」「不況」などというと難しく感じますが、元の意味もセットで覚えると、すんなりと理解できそうですね。経済用語で「消費量」といった意味で使われる consumption も動詞の consume が元になっていて、そこから consumer 「消費者」という言葉が派生しているそうです。
辞書によれば consume は消費( to utilize as a customer=顧客として使用する)と理解されることよりも、eat and drink「食べる、飲む」などの意味が 先に 立つ言葉である。 consumer goods and services は日本語では「消費財とサービス」といわれる。財というといかめしいが、goods はモノのことだ。スポーツ、エンターテイナーあるいは観光地などにちなむ記念品やお土産などを最近ではグッズと称するようになった。財でもモノでも響きが良くないからだろう。
消費財が consumer goods とは! 財はgoodsでいいんですね。知らないと勘違いしていたかも。
実は多い和製の経済英語

そのほか、経済英語には「和製英語」が多いという事実も。すでに知っていると思っている単語も、もしかしたらカタカナ英語かもしれませんよ。

restructuring をリストラ、deflation をデフレというようにカタカナ略語にする場合も多い。smartphone(スマホ)、 personal computer(パソコン)などはカタカナ略語の傑作といえよう。 restructure は「 structure し直すこと」、つまり経営の再構築のことだが、日本ではもっぱら雇用削減の代名詞で、「リストラされた」などと面白い使い方をされている。
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グレードアップはうっかり間違えてしまいそう。上記の表に書かれたことは押さえておきたいですね。

覚えておいて損なし、現在注目の経済英語は?

最後に、最近よく使われる注目の経済英語をご紹介します。

  • 「グローバル化」globalizationglobe (円球、地球からきた言葉)
  • 「不平等」inequality (必ずしも経済的な事柄に限らない)
  • 「所得格差」income gap
  • 「金持ち」rich、affluent、wealthy、moneyed
  • 「人口減少」depopulation
  • 「高齢化」aging
どうでしょう? 少しは「経済英語」が身近なものに感じられましたか?
まとめポイント♪

  • 英語の基礎力があれば、経済英語は難しくない。徹底的に「読もう」「聞こう」!
  • 経済英語には和製英語や、本来の英語が変形した日本語が多い。
  • 専門用語も、成り立ちに注意すれば、恐るるに足らず!
  • 経済英語は社会・政治に関連することが多い。幅広い知識と教養を身に付けよう!
以上のポイントを押さえれば、今まで無理・・・と思っていた「経済英語」と仲良くなれるかもしれませんよ。チャレンジしてみてくださいね。

「経済英語」と仲良くなれる本が発売になったよ! この本は4冊セットでボックスに入っているの。カフェで勉強できるようカッコいいデザインになってるんだって。英文ニュースを読みこなすためのワークブックも2冊入ってて、とってもお得なので手に取ってほしいな。

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2カ月完成!英語で学べる経済ニュース

ビジネスで必ず役立つ「ニュースを読める英語力」と「経済の基礎知識」を2カ月間で養成する4冊セット。 Book 1 で、英文ニュースを読む・聞くためのポイントや英語学習法を学び、Book 2、3で、日本経済新聞社Nikkei Asian Review を素材に、英語力と経済の基礎知識を習得。Book 4 には英語力を生かして世界を舞台に活躍する先輩たちへのインタビューを掲載。

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編集:GOTCHA! 編集部

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